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【PASH! PLUS独占!】『ダンストリップス』柿原徹也インタビュー

2016.08.16 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

津田健次郎さんとオトメイトがタッグを組んで贈るスマホアプリ、いよいよ始動! 主題歌収録直後の柿原さんを直撃♪

©IDEA FACTORY/DESIGN FACTORY

 2016年秋、配信開始予定の『ダンストリップス』。人気声優の津田健次郎さんとオトメイトが強力タッグを組むというだけでなく、MAGES.も制作に携わるスマホアプリとして、現在注目が集まっています。

 今回PASH! PLUSでは、メインキャラクターの1人、壁井 柚(かべい・ゆず)役を演じる柿原徹也さんに単独直撃インタビュー! 主題歌の収録を終えたばかりの柿原さんに、作品やキャラクターの魅力などについて伺いました♪

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“生”っぽいセリフ回しに、役者として大きな魅力を感じています

――まず初めに、『ダンストリップス』の壁井 柚役を演じることになった経緯について教えていただけますか?
 オファーをいただいたのがきっかけです。本作は津田さんが発案されているということで、「ぜひ一緒に」と声をかけていただきました。津田さんとはニコ生番組『ノーパンラジオ』(『津田健次郎と柿原徹也の魅惑のノーパンラジオ』)を一緒にやっているご縁もあったので、僕のほうも「ぜひ、やらせてください」とお答えしたんです。

――本作のシナリオを読まれた際の感想はいかがでしたか?
 実は僕、シナリオを担当しているほっきー(保木本真也)とは、個人的にすごく仲良くさせてもらっているんですよ。ほっきーは舞台やドラマ、映画などの台本を手掛ける演出家でもあり、自分自身が役者でもある、非常にセンスを持った人間なんです。だからこの作品の世界観も、僕が説明するよりかはプレイしてもらえればすぐその魅力が分かってもらえると思います! 津田さんとも作品について特別なやりとりはしていませんが、恐らく津田さんもシナリオに対して「読んでもらえれば分かる」という絶対の自信があるんだろうなと感じました。

――柿原さんが特に本作で惹かれたところはどこでしょう?
 世界観はもちろんなんですけど、キャラクターのセリフ回しかな。この作品はセリフ回しが舞台っぽいというか、“生”っぽいんですよ。いわゆる声優らしい作った声で芝居をするんじゃなくて、今こうやって喋っているような地声のまま話しているんです。なので演じていて、お芝居をちゃんとしているな、自分が作品のなかで生きてるな、と感じました。自分のアイデンティティーがそのまま作品に投影されて、しかもそれを求めてもらえるということが、僕は一番大好物な人間なんです! 本作ではそういう生っぽい芝居をやらせてもらえるところに、役者として一番魅力を感じてます。「カッキーのままでやってね」、「オッケィ!」って感じです。

――普段柿原さんが演じられているキャラクターとは違った声色が聴けそうですね。そんな柿原さんが演じられる柚について教えてください。
 柚は非常にとっつきやすいキャラクターで、明るくてキラキラ輝いている、周りからするとムードメーカーのような子です。しかも人との距離の詰め方がうまいので、ウザくない王子様タイプの男の子なんですよ。だ~け~ど! こんなキャラが普通にただただイイ子なわけないでしょ?(笑) 彼は彼なりに背負っているものがあって、この明るさはそれをひた隠すためのものなのか、どうなのか…!? それはもうプレイをしていただければ分かります!

――さすが、お上手です(笑)。
 もうね、柚をまず最初にプレイしてみてほしいですね。初めてキャラクタービジュアルを見たときは、かわいらしい見た目なので、この3人のなかでは一番キャピキャピしてるのかなと思ってたんですよ。でも演じてみたら、意外に芯のある男らしいところを持った子で…。

――ご自身と似ているなと感じるところはありますか?
 う~ん…、これは僕が柚と似ているって決めることではないかなと。というのも、ほっきーが僕を思いながら柚を書いたって言っていたんです。なのでほっきーが、柚を僕として見ているのか、それとも僕がこういう世界にいたらこんな感じだろうと思ったのか…、そこのところはよく分かりませんが、とにかくこのシナリオを読んで、彼が「カッキーだったらどう演じるだろうか?」と考えて書いてくれたのではないかと思います。その結果、柚が僕のほうにちょっとシフトしてくれたのかなーと。多分ほっきーたち制作陣の間では、何か僕と柚に似ているところを感じてくれてるんでしょうね。だからプレイしてくれたみなさんが、「あー、わかるわー。柚、カッキーに似てるところあるわー!」って探してもらえればと思います。

浪川さん、羽多野くんと3人で歌うのは初めてなので、完成が楽しみです

――本作主題歌となる『Naked Moon Light』の仮歌を聴いたときの印象を教えてください。
 かっこいい曲だなあと思いました。その反面、難しい曲だなあとも思いましたね。リズムの取り方が非常に独特ですし、メロディーラインが複雑だったり、特殊な符割りだったりしていて。「ソロだったらまだしも、これを3人で歌うのか! 3人のキーチェックも大変だな」という印象でした。キャラソンなのでキャラクターに合わせて歌わなきゃいけないですし、どうやったらかっこよくできるかな?っていうことを一番最初に考えました。

――特にこだわったパートはどこでしょう?
 全部こだわってはいるんですが、強いて言うならサビですかね。Aメロ、Bメロのキーが意外に低いんですよ。曲全体で結構キーの高低差があるんですよね。1番で言うと、Aメロの頭「もう少し近づいて」の「もう」は一番低いドの音なのに対して、サビ後半の「花のように~」の部分はバーッと高くなる。キーの幅がすごく広いので、サビは一番気合が入りました。その結果、いいものができたと思っています。

――レコーディングはどのように進みましたか?
 歌ってみて、思ったとおり切り返しや、地声からミックス、ミックスからファルセット…といった切り替えが難しかったですね。歌い慣れるという意味でも収録には1時間ちょっとかけました。

――一緒に歌われる樹(いつき)役の浪川大輔さんと柊(しゅう)役の羽多野 渉さんの歌声は聴かれていますか?
 まだ聴いていないんです。この3人で歌うのは初めてなので、どんな歌声になるのか楽しみですね。キャラクターボイスのほうは、ゲームの収録時に聴かせてもらっています。浪川さんの樹は、素の浪川さんが時折出て来るなかにもかっこよさがありますし、羽多野くんの柊は、低い声音を存分に操りこなしていて、羽多野くん自身の落ち着いた性格が出ているお芝居でした。2人が選ばれた理由がそこにあるなと感じました。そのなかで僕も、すーっごく自由にやらせてもらっています!(笑)

>>柿原さんが最近遭遇した“非日常的”なこととは…? 次ページも必読です!!

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