interview

蒼井翔太インタビュー!最新シングル『イノセント』を語る

2016.08.14 <PASH!9月号>

イメージを裏切るロックを あえて選んでみました

放送中のアニメ『初恋モンスター』に出演、同作のオープニングとエンディング主題歌を担当している蒼井翔太さんに意気込みを伺います。

──初めにオープニング主題歌『イノセント』のテーマを教えていただけますか?  

 タイトルどおり「無垢、純粋」という意味です。候補曲がいくつかあってそのなかから作品のイメージに合う曲を選ばせていただきました。今回の曲は小学生と高校生の恋愛を描くアニメ『初恋モンスター』のオープニング主題歌ということもあり、かわいい感じの曲にしようかという案もあったのですが、あえてハードロックを選んでいます。というのも、主人公の奏くんは背も高いし顔はモデルみたいにカッコいい、なのに中身は小学生。そのギャップが魅力の作品でもあるので、曲も作品同様に意外性があったほうが面白いんじゃないかなって。

──その時点で歌詞は付いていたのでしょうか?  

 いえ、メロディだけです。それでも「この曲を歌いたい!」と思わせてくれる吸引力を感じました。 ──歌詞についてはどう思いますか?  小学生らしいなと感じました。子供って覚えたての言葉や難しい言葉を使いたがりますよね。『イノセント』にも英語や「永久永劫」という難しい単語が入っているんですが、そういう言葉って、背伸びをしたがる年頃の子が使いそうだなって。冒頭に出てくる「蹴っ飛ばして」も、大人ならたぶん「ぶっ壊して」と言ってしまいそうだけど、「蹴っ飛ばす」と言ってしまうのが子供らしいなと思いました。

──レコーディング中に歌っていて特に気持ちがよかったところはどこでしょう?  

 キーが高かったんですが、「君とget away」の部分は気持ちよく声を伸ばすことができました。サビは高い音程でステイになっているので、そこで歌詞の言葉1つひとつにニュアンスを付けたり、インパクトを出すのがとても楽しかったです。好きなフレーズもサビの部分で、幼いながらも真っすぐな思いをストレートに伝えている言葉がお気に入りです。子供ってすごく先のことまで思いを巡らせているわけじゃないですよね。考えているのは「今」のこと。だから、その瞬間に感じた思いは純粋で強いものなんじゃないかな?と歌詞を読んで思いました。

──2曲目『ずっと…』は蒼井さんが作詞作曲を手掛けてらっしゃるんですね。  

 はい。『イノセント』よりは大人なラブソングも入れたいと思い作りました。最近、結婚されるファンの方も増えて、「結婚式に流せる蒼井くんの曲があったらいいのに」といくつかお手紙やメールをいただく機会があったんです。僕はファンのみなさんの声援に支えられてここまでこれたので、恩返しの思いも込め『ずっと…』を書きました。喜んでいただけたら嬉しいです。

──3曲目『Summer Dreamin’』はまた雰囲気がガラリと変わり、夏らしいナンバーですね。  

 こちらはアゲアゲなサマーチューンになりました(笑)。僕と同年代の方は懐かしいと思ってもらえるメロディラインになっていると思います。若い方にはかえって新しいサウンドに聴こえるかもしれませんね。

──三曲三様でそれぞれに違う蒼井さんの一面が楽しめそうですね。  

 『イノセント』はキングレコードさんに移籍して第1弾のCDになります。なので新しい蒼井翔太をお見せするべく、今までとは少し違うイメージもふんだんに取り入れた1枚になりました。とはいえ、今まで作り上げてきたものも大切にしています。ここから蒼井翔太はどうなっていくんだろうと、ワクワクしながら聴いていただけたら嬉しいです。

──蒼井さん自身も作品にご出演されていますが、男の娘のアイドルという役どころはいかがですか?  

 レンレンは見た目は女の子だけど中身は男の子。千秋の彼氏で大学院生の嵐に激推しされているとってもかわいいアイドルです。個性的なキャラクターたちがいるおかげでレンレンがよりアイドルらしく輝けている部分もあるので、演じていてすごく楽しいですね。レンレンの歌うエンディング主題歌『キミに捧げる鎮魂歌』もぜひ聴いてください。

Text=櫻田裕美

Profile● あおい・しょうた。2011年、PSP専用ソフト『Black Robinia』にて声優デビュー。その後は声優と役者、アーティスト活動を並行する形で活躍。代表作に『うたの☆プリンスさまっ♪』美風 藍役、『少年ハリウッド-HOLLY STAGE FOR 50-』富井大樹役などがある。

蒼井翔太『イノセント』
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DATA● キングレコード/初回限定盤1,944円(税込)、通常盤1,404円(税込)

(PASH!9月号より抜粋)