『岸辺露伴は動かない』櫻井孝宏、高橋広樹、内山昂輝登壇の“奇譚見聞録”東京公演レポ到着!

2019.12.12 <PASH! PLUS>

 12月8日TFT HALL 1000にて開催された“『岸辺露伴は動かない』全国六都市上映ツアー 奇譚見聞録”東京公演のオフィシャルレポートが到着!

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 イベントには櫻井孝宏さん、高橋広樹さん、内山昂輝さんが登壇した。

オフィシャルレポート

 12月8日、東京・TFT HALL 1000にて、“『岸辺露伴は動かない』全国六都市上映ツアー 奇譚見聞録”の東京公演が開催された。本イベントでは新作OVA『懺悔室/ザ・ラン』の上映及びキャスト登壇によるトークイベントが実施。会場に訪れた大勢のファンは、この日が初披露となった大迫力の映像と、OVA上映後に行われたキャスト陣による軽快なトークショーを楽しんだ。

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 開演と同時にファンの前に現れたのは岸辺露伴役の櫻井孝宏さん。櫻井さんは今回のようにツアー形式で作品に関わるのは初めてだと述べたうえで、「(“奇譚見聞録”で)いろいろな場所で観ると作品も少し違って見えるというような楽しみ方をみなさんとできたらと思っていたので、今日を本当に楽しみにしていました」と本イベント開幕への思いを語った。さらに「音響監督の岩浪美和さんがこのイベント用に調整した音響にもぜひ注目していただきたいです」と見どころにも言及し、上映を楽しみに待つファンの期待を高ぶらせる。その後、すぐに『懺悔室/ザ・ラン』の上映がスタート。活き活きとした躍動感あふれる映像、重厚かつミステリアスなドラマ、臨場感満点の音響を前に、ファンの口からは時おり息をのむ音や笑い声が漏れ出ていた。

 2編の上映が終わるとキャストトークショーがスタート。この日登壇したのは、櫻井さん、『懺悔室』若い男役の高橋広樹さん、『ザ・ラン』橋本陽馬役の内山昂輝さん。高橋さんはイベントグッズのスウェットやキャップを身に着けて舞台上に現れた。

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 最初のトークテーマは『ジョジョ』シリーズとの出会いについて。内山さんは、ジョジョ好きの友人から作品の情報を聞いてはいたが、自分ではまったく読んだことがなかったそう。だが、以前ゲームで荒木飛呂彦先生原作『バオー来訪者』の橋沢育朗を演じたことがあったと言うと、櫻井さんから「うらやましい!」と羨望のまなざしを向けられた。

 一方、連載開始時から『週刊少年ジャンプ』誌上で読んでいたという髙橋さん。仕事としては今回がシリーズ初参加ということで『懺悔室』のアフレコの感想を求められると、「一番大変だったのは荒木先生独特の『じゃあないか』という言い回し。普通に『じゃないか』と言ったら、(スタッフから)『ジョジョ』では『あ』を発音しなければならないと言われて。せっかくなのでかなり強調して言ってみたら、そのまま採用されていてうれしかったです」と回答。また、櫻井さんがサラッと「じゃあないか」と言っているのを見て、「ジョジョ歴が長い人は違う」と感心したというエピソードを披露してくれた。

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 内山さんは『ザ・ラン』の収録について「とにかく疲れた。(息が上がる音の)ハァハァと言わなくちゃいけないので、途中、酸欠で台本が読めなくなって大変でした」と壮絶な現場の様子をプレイバック。露伴にプレッシャーをかけて追い詰めていく場面がとくに大変だったと述べると、櫻井さんも「後半のトレッドミルのシーンは僕も疲れましたね」と同意。さらに櫻井さんが、少しずつ狂気が見えてくる橋本陽馬を演じた内山さんの芝居を称賛しつつ「アフレコ現場でも“橋本陽馬感”があって少し怖かった」と激白して、会場の笑いを誘う一幕もあった。

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 本編中のキャラクターたちへのツッコミや物語の考察などでどんどん盛り上がってく中、トークはバラエティーコーナーのエピソードクイズへと移行。『懺悔室』のエピソードから、映像や演出、セリフなどに関するマニアックなクイズが出題されたこのコーナー。3人とも会場のファン同様にまだ一度しか映像を観ていないため、必死に記憶をさかのぼりながら難問に挑んだ。

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 エピソードクイズ、お知らせが終わるとトークショーはエンディングへ。櫻井さんは「作品をお見せできたことが、まずは一番うれしかったです。今回が“奇譚見聞録”の初回。このツアーも、みなさんと一緒に新しいものを作り上げていけたらと思います」とこの日のイベントを振り返りつつ、今後の奇譚見聞録への意気込みを語った。

 さらに、内山さんが「『ジョジョ』のイベントに出るのは初めてだったんですが、みなさんの愛が僕らに迫ってくるようでした。今回『ザ・ラン』に参加できてよかったなと改めて思いました」、高橋さんが「今日、新しい作品が生まれました。みなさまのお手元に(パッケージとして)届くまで、我々を含め“保育士さんたち”が大切に育て上げますので、“保育器”の中から出てくる“赤ちゃん”をもうしばらくお待ちいただいて、一生愛を注いであげてほしいなと」とコメント。観客の大きな拍手に包まれながら、“奇譚見聞録”東京公演 昼の部は幕を閉じた。

 “奇譚見聞録”は今後、名古屋、大阪、広島、仙台、大宮を巡回。さらに2月29日には長崎県美術館での特別追加上映が行われることが決定! 長崎公演についての詳細は後日公式サイトなどで公開予定とのことなので、要チェックだ。

■『岸辺露伴は動かない』全国六都市上映ツアー 奇譚見聞録
特設サイト:http://jojo-animation.com/ova/rohan/kitankenbunroku.html

2019年12月8日 東京 TFT HALL 1000
登壇:櫻井孝宏、高橋広樹、内山昂輝 昼夜2回公演
2020年1月19日  名古屋 Zepp Nagoya  
登壇:櫻井孝宏、小野友樹 昼夜2回公演
2020年2月9日  大阪 メルパルクホール 
登壇:櫻井孝宏、高橋広樹、内山昂輝 昼夜2回公演
2020年2月23日 広島 上野学園ホール 
登壇:櫻井孝宏、高橋広樹、内山昂輝 
2020年3月8日  仙台 SENDAI GIGS 
登壇:櫻井孝宏、高木 渉 
2020年3月29日 大宮 ソニックシティ 大ホール 
登壇:櫻井孝宏、小野友樹、高木渉 

DATA
■『岸辺露伴は動かない』/『懺悔室』 『ザ・ラン』

STAFF:
原作=荒木飛呂彦(集英社ジャンプ コミックス刊)
監督・脚本=加藤敏幸
キャラクターデザイン=石本峻一
総作画監督=石本峻一・津曲大介
スタンドデザイン=三室健太
美術設定=滝れーき
色彩設計=佐藤裕子
美術監督=渡辺佳人
撮影監督=山田和弘
編集=廣瀬清志
音響監督=岩浪美和
音楽=菅野祐悟
音響効果=小山恭正
ミキサー=山口貴之
アニメーション制作=david production
製作=岸辺露伴は動かない製作委員会

CAST:
岸辺露伴=櫻井孝宏
『懺悔室』若い男=高橋広樹
『ザ・ラン』橋本陽馬=内山昂輝

あらすじ:

エピソード#16 『懺悔室』

 漫画家・岸辺露伴は、取材旅行で訪れていたイタリア、ヴェネツィアの教会内にある「懺悔室」を取材していた。懺悔室とは自分の犯した『あやまち』を神父に告白し、魂を浄化する場所。その叡知に興味を抱いた露伴は、自ら告白を体験してみようと試みる。しかし露伴は誤って本来神父のいるべき部屋に入ってしまい、懺悔する者の部屋にはひとりの男が入ってきた。「体験はリアリティを作品に生む」。好奇心に駆られた露伴は、男の懺悔に耳を傾けることにする。そして男は、ある恐怖の物語を懺悔し始める。

エピソード#09 『ザ・ラン』

 杜王町から原宿へ遊びに来ていた橋本陽馬は、モデル・プロダクションのスカウトから声をかけられる。そこからモデルの仕事を始めた陽馬は、「プロのモデルは肉体を鍛え上げなければならない」というプロダクションからの教えに感化され、トレーニングに没頭し始める。杜王グランドホテルのジムで陽馬と出会った漫画家・岸辺露伴は、些細な会話から陽馬とあるゲームを始めることになる。「時速 25km まで加速したランニングマシンで、どちらが早く緊急停止ボタンを奪って押せるか」。勝負に対し異常な執念を見せる陽馬の身体に、ある変化が現れ始めた。

©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・岸辺露伴は動かない製作委員会