舞台『CLOCK ZERO ~終焉の一秒~ WatchOver』ゲネプロレポート!

2016.03.17 <PASH! PLUS>

2種類のエンドのうち、ゲネプロで披露された反逆者エンドをレポート!

©IDEA FACTORY/DESIGN FACTORY ©2016CLOCK ZERO ~終焉の一秒~ WatchOver製作委員会

 2016年3月16日(水)~22日(火)、オトメライブ第9弾として星陵会館にて上演される、舞台『CLOCK ZERO ~終焉の一秒~ WatchOver』。今回は、公演に先駆け3月16日(水)に行われた公開ゲネプロの模様をお伝えしよう。

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 今回披露されたのは、上演される2種類のエンドのうち、「反逆者エンド」だ。

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 物語は、都内の私立学校・秋霖学園初等部に通う小学6年生の主人公・九楼撫子と、海棠鷹斗、加納理一郎、英 円、西園寺寅之助、時田終夜ら5人の男子生徒が、新任教師の神賀 旭と面談をするところから始まる。彼女たち6人は問題児で、協調性を養うために神賀の指導で特別授業を受けていた。

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 撫子が面談を終えてひとりでいると、“ビショップ”という青年が現れ、撫子を捕まえてさらおうとする。するとそこにふたりの青年が登場し、彼女を横取りしようとビショップに襲いかかった。撫子は何が起こっているのかわからないまま、彼らの争いに巻き込まれ、気を失ってしまう…。

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 撫子が次に目覚めたとき、彼女はなぜか大人の姿になっていた。そしてそこには、ビショップと戦っていたふたりの青年(寅之助と理一郎)と、終夜と名乗る人物がいた。彼らの話によると、今いるのは撫子がいた世界とは別の世界で、小学生だった頃から10年が過ぎていた。この世界では9年前、撫子は交通事故に遭って意識不明となった。のちに世界は荒廃し、その元凶であり政府の支配者である“キング”が、撫子に執着していることを知った反政府組織・有心会は、撫子を手に入れ人質として利用しようと考えた。そして、別の世界にいた小学6年生の撫子の意識を体に入れたというのだ。

 事情を知った撫子は混乱する。さらに、元の世界ではともに特別授業を受けた仲間だったのにこの世界では有心会のメンバーとなっている寅之助が、そんなことなどおかまいなしに撫子をただの人質として扱うと宣言し…。果たして、撫子は無事に元の世界へ帰ることができるのか。そして、撫子に冷たく接する別世界の寅之助と打ち解けることができるのか…。

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 見どころはやはり、撫子と寅之助の恋模様。別世界での険悪な出会いから始まり、少しずつ惹かれ合い、お互いを深く情熱的に想い合うようになっていく様が描かれる。なかでも、喧嘩で感情的になった寅之助が撫子を押し倒す展開は観ていてドキドキで、寅之助のセリフからは彼の心の傷が垣間見え、きゅんと切なくなってしまうシーンにもなっている。

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 また、本公演のムードメーカーであり寅之助の右腕・楓役の鷲尾修斗さんによるギャグパートや、有心会の長役である黒藤結軌さんが見せる杖を使っての殺陣、有心会のメンバーによる息の合った歌&ダンスパートにも注目。そして、撫子役の井越有彩さん、子ども時代の撫子役の小島一華さんは、ふたりとも透き通った美しい歌声を聴かせてくれる。

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 今回のゲネプロでは観ることができなかったが、『WatchOver』で上演されるもうひとつのエンド「ビショップエンド」では、撫子、ビショップ、キングの3人が歌う新曲『未来』が披露される。歌詞には三者三様の想いが盛り込まれているとのことなので、ぜひそちらも注目してほしい。

 タイトルにもなっている『WatchOver』の意味は「見守る」。エンディングを迎えたとき、この言葉が心に深く沁み、号泣すること間違いなし。観にいく人は、タオルをお忘れなく!

DATA
舞台『CLOCK ZERO ~終焉の一秒~WatchOver』

STAFF:
 原作=オトメイト
 脚本=Chani
 演出=天野まり

出演:
 九楼撫子=井越有彩
 ビショップ=北村健人
 反逆者=大島 崚
 神賀 旭=石賀和輝
 放浪者=葵 洋輔
 哲学者=悠斗
 情報屋=村上耕平
 ルーク=平野隆士
 長=黒藤結軌
 楓=鷲尾修斗 ほか

日程:2016年3月16日(水)~22日(火)全10公演
劇場:星陵会館(永田町)
HP:http://clock-zero.otomelive.com/
Twitter:@CZ_otomelive

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