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『ハンドレッドノート』古川 慎さん、西山宏太朗さん撮り下ろし対談インタビュー!おふたりがいま解き明かしたい謎とは?

2023.06.25 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

 講談社による新時代の名探偵プロジェクト『ハンドレッドノート』より、司波 仁(しば・じん)役・古川 慎さんと、恵美(えみ)まどか役・西山宏太朗さんの対談インタビュー&お写真を公開します! 本作のことからプライベートの謎まで、たっぷり語っていただきました♪

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ヘアメイク=福田まい(古川)、Aki(西山)/ スタイリスト=高山良昭(古川)、村留利弘( Yolken)(西山)

『ハンドレッドノート』とは

 犯罪都市と呼ばれるようになったTOKYOCITYを舞台に、奇人・変人・悪人ばかりの名探偵たちとその助手たちが頭脳を競う、多メディア複合コンテンツ。名探偵はふたりの記録者とともに「ハウス」と呼ばれるチームを組み、3人ひと組になって事件を解決していく。現在はハウスが5つあり、そのうち「ホークアイズ」「スワロウテイル」の物語が各YouTubeチャンネルにて展開中。

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――『ハンドレッドノート』の第一印象を教えてください。

西山:実は僕、ミステリー作品を演じるのは初めてだったので、非常に新鮮で嬉しかったです。そしてクールに理路整然と喋るキャラを任されるのも初めてだったので、今までにない引き出しを開けるときが来たなと思いました。作品自体も非常に面白く、台本を読む手が止まりませんでした。

古川:現在YouTubeの動画やショート動画が公開されているのですが、最初から完成度が高いんですよ。シナリオが面白いし、各キャラクターの造形もしっかりしています。台本をいただいて、これからいったいどういう風になっていくのかが未知数で、面白いなと思いました。この作品は朗読イベントなどの広がりを見据えたうえで展開するコンテンツでもあるので、おいおいハウスの3人や探偵同士で掛け合いをする収録があったときには、どんな世界が広がっていくのかすごく楽しみです。

――ご自身が演じるキャラクター、そしてハウスの魅力をそれぞれ教えてください。

西山:僕の演じる恵美まどかは普段は怠け者で、とにかく寝ていたいキャラクター。立ち絵をご覧になれば分かる通り、パジャマを着ている、ゆる~っとした子です。でも事件を推理するとなると、目の色がカッと変わって、鋭い眼差しで立ち向かっていくのでめちゃくちゃカッコいいです! そのギャップがすごく魅力的だと思います。彼の所属するスワロウテイルはとてもいいバランスですね。普段は怠け者の恵美を、他のふたりが家族のように引っ張ってくれるので。

古川:僕が演じるホークアイズの司波 仁は、基本的にはクールで無表情な人間。ですが、仲間のことや同じハウスのこととなると、非常に仲間思いで温かい部分を垣間見せてくれるので、そのギャップが魅力的なキャラクターです。事件に関わってしまった人に対しても、前を向いてもらおうと言葉をかけるような優しさを持っています。また、彼の推理の仕方は非常にシャーロックホームズに近しい部分があるなと思います。状況や現場に残っている細かな手がかりを見つける鋭い観察力を持っていて、とてもカッコいいです。ハウスのメンバー構成は、無気力な長男、パパ、うるさい弟って感じです(笑)。スワロウテイルとは違った個性があるので、ふたつのハウスを合わせたらちょうどいいんじゃないかなとも思ったり。

西山:確かに、そうですね(笑)。

――おふたりの考える探偵のイメージを教えてください。

古川:やっぱりシャーロック・ホームズです! 2作品でホームズ役をやらせていただいているので、シャーロック・ホームズを題材にしたDVDや映画を観たり、どんな人物かを調べたこともあります。作品ごとに異なる表現になっていますが、どの作品でも彼は本当にカッコいい存在です。

西山:僕は探偵といえば、『喰いタン』というドラマが好きでした。他にも『サイコメトラーEIJI』とか。特殊な能力を使って事件を解決していく話なんですけど、あれも探偵ものに近いのかなと思っています。カッコいいし、憧れちゃいますよね。

――おふたりは普段からミステリー作品を読まれますか?

古川:がっつりミステリー作品に触れている訳ではないのですが、読んでいた小説やラノベが実はミステリー要素が強かったみたいなことはよくあります。

西山:そうですね。ミステリーやサスペンスのように、先の展開がなかなか読めない系の作品は好きです。Twitterとかでマンガのプロモーションが流れてきたら、ついまとめ買いしてしまいます。いいところで読めなくなるので、先が気になっちゃって(笑)。

古川:僕も先が読めないのは好きなんだけど、ネタバレ自体はOKな人なんですよね。

西山:えっ、そうなんですか!?

古川:終わりから読んでも全然楽しめる人です。「この人、今の段階では〇〇っぽいけど、実は本性は××なんだよね」みたいな目線で物語を追うのも好きだったりします。

西山:僕は逆で、映画とかドラマもなるべく予告を観たくない派なんですよ。結構核心的なシーンが出ていることもあるじゃないですか。それが結構ヒントになったりするし、「あ、予告で観たシーンだ」って思っちゃう。逆に作品を見終わった後に予告を観て、「ああ、ここが重要なシーンだったんだな」って思うのが好きだったりします。

――本作では謎を解いていくことになりますが、今おふたりが解き明かしたい謎はありますか?

西山:いい目薬を買ったときに限って、すぐに無くしてしまうことです(笑)。あとはリップクリーム。このふたつはもう泥棒がいる。

古川:たしかに! あとボールペンね。

西山:(笑)。どうして気に入っているものとか高級なものを買ったときに限って失くしちゃうんでしょうね。

古川:Bluetoothのイヤホンもうそうじゃないですか。完全分離型の左だけなくす。

西山:分かる~! 聴けないんですよね、右だけあっても。でも僕、イヤホンの右だけ失くした後に同じイヤホンを買って、さらに左を失くしたことがあります。

古川:じゃあ新旧揃ったんだ!(笑)

西山:揃ったんですよ! 喜ばしくないのにめちゃくちゃ嬉しかった(笑)。取っておいてよかったなって思いました。

古川:僕は、なぜネットサーフィンをしていると、寝る直前になって面白そうなページを見つけてしまうのかを解き明かしたいです。

西山:うわ~、分かります。

古川:やっぱり寝る前って、スマホなんかいじっちゃいけないんですよ。だって目が醒めちゃうから! 一応ブルーライトカットのメガネをつけて対策はしているのですが、寝る直前で「消えたUFOの謎に迫る」とか「2024年の予言最新版」といった気になる単語が目に入ってきて、つい読んじゃう! それが気になる単語だったら調べちゃう! 「ゾルタクスゼイアンとは何ですか?」ってSiriに聞いちゃう! もう3時だ、寝なきゃ! ……ってしょっちゅうなるの、謎ですよね。ブルーライトカットメガネなんて意味がなかった。

西山:しっかり脳が興奮してますもんね(笑)。

――おふたりが演じる探偵は、すごい頭脳の持ち主でありながらも、ちょっとポンコツなところもあります。それになぞられて、おふたりが考える、ご自身のポンコツなところ、直したいところなどがあれば教えてください。

古川:自分を卑下してしまうことですね。

西山:(笑)。

古川:ネガティブなんです。自己肯定感が他人よりも低いことは自覚しているんですけど、なかなか直らなくて。

西山:それをすっごいハキハキ言うのすごいですよ(笑)。

古川:一周回って慣れてきたところもあるので…。ネガティブだからこそ備えられることもありますしね。でも、初めて出くわすトラブルに対しては今もすごく弱くて…。周りに自己肯定感が低い方がいたら、もしかしたら初めてのことに弱いかもしれないから、知っている情報を積極的に渡してあげたりしてほしいです。「明日筆箱いるからね」とか(笑)。

西山:(笑)。古川さんは現場への準備をすごくしっかりされているイメージだったので、その用意周到さの理由が分かりました。

――西山さんはいかがですか?

西山:僕は服が片付けられないことです。僕の家は手前にリビングがあって、その奥に洋服などを入れている部屋があるのですが、奥まで到達できずリビングに放置されている服やカバンが多々ありまして…。いつもこのままじゃダメだと思いながら、そのままリビングでご飯を食べちゃいます。

古川:奥の部屋は綺麗なんだ?

西山:うーん…?(笑)ちゃんと整理整頓したいなと思っています!

――おふたりがお互いに謎に思っていることはなんですか?

西山:古川さんがお家でどんな生活をしているか気になります。

古川:基本、ソファーの上で涅槃のポーズをして暮らしています(笑)。だからそのまま寝て朝になっちゃうことも多くて。首とかもうボロボロです…。

西山:ちゃんとベッドで寝てください!(笑)

古川:僕は西山さんがさっき話していた、服の収納方法が気になります。この仕事柄、衣装で服がどんどん増えてしまいませんか?

西山:そうですね。なので衣替えは頻繁にするようにしています。

古川:もう着ない服はどうやって片付けていますか?

西山:後輩にあげたりすることに憧れてはいますが、憧れのままやっていません(笑)。体型と服の趣味が合う後輩はなかなかいないですしね。だからもうそのまま使わない服は犬のおもちゃにしちゃいます(笑)。

古川:えーっ!?

西山:わーって服で遊んで、しっかり破壊してもらったら捨てます。

古川:なるほど、謎がひとつ解けました(笑)。

ハンドレッドノート

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