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【PASH! PLUS独占!】『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』勇者役・松浦 司独占インタビュー Part.1

2016.07.16 <PASH! PLUS>

日本初のアリーナショーが今夏開幕! 約700倍の倍率から選び抜かれた“勇者”とは?

松浦 司(まつうら・つかさ) Profile『ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ...』が生まれた1988年生まれ。 大阪府出身。 ストリートダンサーとして活動しながら、2007年より数々のイベントやテーマパークのショーに出演。 抜群のダンス力を武器に、歌、MCなど、多方面に才能を発揮。 2012年より海外アーティストのバックダンサーとして、ドーム級のコンサート出演のほか、TVCMなどさらに活動の幅を広げる。 2013年、原点であるストリートダンスの力を試すためにオーストラリアに渡り、3カ月間のストリートパフォーマンスに挑戦した。 2016年、『ドラゴンクエストライブスペクタクルツアー』勇者オーディションに応募、約700倍の難関を勝ち抜き、勇者役に抜擢された。 ©ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.

『ドラゴンクエスト』(以下『DQ』)がこの夏日本初のアリーナショーになって全国5都市を巡遊! 超大型ショー『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』の主人公・勇者役を約700倍という難関から掴み取ったのは、期待の新星・松浦 司さん。関西弁を交えて面白おかしくトークを繰り広げてくれた松浦さんに、オーディションの模様から本作への意気込みまで、PASH! PLUS独占でたっぷり伺ってきました!

 

良いところも悪いところも、自分の全て出し切ったオーディションでした

――まず初めに松浦さんが『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』の勇者役に選ばれた経緯についてお聞かせください。
 今回の役は、オーディションで応募者約700人のなかから掴み取った役でした。僕がオーディションを受けるのは、人生で2回目です。
 今回の場では自分の何を試されるのか、事前に知らされておらず、そのせいかとても緊張していたのを憶えています。
 オーディションは2日間あって、本作演出の金谷かほりさんもいらっしゃいました。項目には殺陣やダンス、台本読み、それからアドリブ演技なんかがありましたね。
 アドリブは、本当に突然「このテーマで何か喋ってください」っていう感じで。そうしたなかで、自分の良いところも悪いところも全て出せたオーディションでした。


――ご自身の悪いところもですか?
 はい。実は1日目に初めて殺陣をしたときは自分のなかで「あ、ダメやな」って思ったんですよ。その後そんな気持ちでありながらも、終わったあとに自分でオーディションでのおさらいをいろいろしたんです。
 それで2日目にもう1度殺陣をしたら、今度はうまくできて…。1日目は全然ダメやったのに2日目はすごく良くなっていて、2日間のなかで自分自身が自分の成長過程を少し実感したオーディションでしたね。


――なるほど。キャスティングは、オーディションの最後に発表されたのでしょうか?
 はい。最終的に4人に絞られて、いちばん最後に「名前を呼ばれた方は、一歩前に出てください」と言われて。
 自分の名前が呼ばれたときは、もう“一歩前に足を出したら自然と涙が出る”っていうシステムかのように(笑)、涙が流れました。


運命的な出会いが、僕のオーディションを変えたと思うんです

――オーディションのなかで、特に記憶に残っていることはありますか?
 それが、運命的なことがあったんですよ! 1日目にたまたまアドリブで「遅刻してきた理由を述べよ」という題を出されて、そこでおばあちゃんを助けるという話をしたんです。そうしたら1日目が終わった夜、僕本当におばあちゃんを助けたんです。

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――偶然ですか!?
 偶然です。しかもオーディションで喋った内容とまったく一緒で!
 そのとき、ほかにもすごい偶然があって。1日目のオーディションで「あなたが思う勇者役とは?」という質問があったので、僕は「“強い心”ですかね。決して勇者は1人ではないんですけど~…」って答えたんです。そうしてその夜、おばあちゃんを助けたときに「僕の印象どう?」って聞いたら、そのおばあちゃんが「あなたは身体が強いだけじゃなくて、心も強いね」って言ってくれたんです。そのとき僕は心のなかで、(さっきのオーディションでされたインタビューと一緒やん…!)って思って! 運命じゃないですか!?
 そんなことがあって、翌日のオーディションは全てを出し切れました。おばあちゃんに感謝ですね。2日目はいろいろ考えて挑んだとかではなくて、本当に勝手に自分のなかから出てきたものを素直に表現したので、それがよかったのかなと。
 今振り返っても、本当に全てを出し切れたオーディションだったなと思っています。


神から剣を授かった瞬間、僕の冒険が始まった


――本作は世界中で人気を誇るゲームが原作で、加えて日本初のアリーナショーと大変注目を集めています。そのなかでも松浦さんは勇者役といういちばんのメインに抜擢されたわけですが、プレッシャーなどは?
 これで感じてなかったら、もう普通の人間じゃないです(笑)。
 昔から『DQ』をやっている方はもちろん、多くの方が一体どんなショーになるのかなと想像していると思います。
 今回僕は勇者役に選ばれて、出演者のみなさんはじめ、トップクリエイターの方々と作品を作っていくので経験の浅い僕は確かに不安です。でもそれ以上に「やってやる!」っていう気持ちがありますね。
 先ほど話した“強い心”じゃないですけど、「成功させてみせます」って感じじゃなくて、「成功させる!」と断言しちゃう感じの、自分のなかで強い決断がありますね。もう、本当にやるしかないので!(笑)。


――原作者の堀井雄二さんとはお会いになりましたか?

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堀井雄二さん


 はい。本作のキャスト発表会が行われたときにお会いしました。
 そのとき僕はものすごく緊張していて、堀井先生は記者会見の前からいらっしゃったんですけど、会見後半になってやっと存在に気づいたくらいガチガチでした(笑)。
 記者会見が終わってからご挨拶した際、僕の印象を「なんでも対応できそうな柔らかい感じが、勇者役にぴったりだと思います」と褒めてくださったんです。すごく嬉しかったですね。
 そのあと堀井先生から剣を直々に渡していただいて。写真も一緒に撮って、まるで神から意志を引き継ぐような感覚でした。
 それまでも、衣裳を着たりして勇者役を実感することはあったんですけど、ああやって記者会見に出て、しかもゲームを作ったご本人から剣を授かったときには、もう頭に『DQ』のメロディーが流れてきて(笑)。いよいよ始まったんだなって心底感じました。
 本当に今から伝説を創っていくんだ、っていう実感が沸いてきて。ワクワクする気持ちと、どんなことが待ってるんだろうっていう不安と…、まさに「冒険が今、始まるんだ!」っていう想いでしたね。


『DQ』は人生でいちばん時間を費やしたゲーム

――ゲーム『DQ』の思い出を教えてください。
 僕が初めて『DQ』と出会ったのは、高校生くらいの頃やった『DQⅦ』です。実はロールプレイングゲームが苦手だったので、そのときは延々とレベル上げをしたり一定の場所に立ち止まったりしたこともあったんですけど、『DQ』は音楽もすごくよかったのでモチベーションは上がったままでした。クリアしたときにはこんな音楽が流れるんだとか、ここはこんなストーリーなんだとか、とても楽しんでプレイしたのを憶えています。
 石板を集めるのは本当にたいへんで、あれは僕がやったゲームのなかでも、いちばん時間がかかったんじゃないですかね(笑)。本当に時間を費やして、やっとクリアしたゲームでした。


――『DQ』の音楽はよく知られているし、どれも印象的ですよね。
 そうですよね。僕は中学生くらいからダンスをしてるのでいろいろな音楽を聴くんですけど、『DQ』の音楽はそのなかでも大好きなんです。


――好きなキャラクターは?
 やっぱりスライムですかね~!

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――今日もTシャツをお召しになってますね。

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 はい(笑)。でも最近ちょっと罪悪感を覚えていることがあって…。
 今『ドラゴンクエストヒーローズⅡ』をプレイしているんですけど、全然スライムが攻撃してこないんですよ! なんならもうすっごいかわいいじゃないですか。僕「ワア!」って斬っていくんですけど、それがもうかわいそうすぎて…。
 本作の出演も決まってからよけいに愛着も湧いてしまって。スライムの横を通っても向こうは攻撃してこーへんのに、自分グワー!って斬るから、もうほんまにスライムごめんな…みたいな気持ちになってしまって(笑)。より一層スライム愛が増してきているのを感じてます。
 それに丸くて上がとんがっていたら、最近は全部スライムに見えてくるんですよ! うちの洗面所に石鹸を置くところがあるんですけど、それがまたスライムみたいな形になってて。見るたびに「スライムや!」と思ってます。頭ん中が『DQ』でいっぱいだからなのかわからないんですけど、いろんなものがスライムに見えて。
 友達もスライムの形をした水溜りとかの写真を、「スライムおったで」とか言って送ってきてくれたりするんですよね。

 

TEXT:木口すず(ヴァーンフリート)

 


>>今回のインタビューはここまで! 次回はいよいよ作品の内容や、稽古現場の様子について伺っていきます。観客と一体化する勇者とは? 演出・金谷かほりさんによる驚くべき指導とは? そして松浦さんが打ち明ける稽古場の雰囲気とは…!? 7月18日(日)お昼12:00にアップ予定なので、この続きもぜひご覧ください!

 

DATA
ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー

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さいたま公演:
2016年7月22日(金)~31日(日)さいたまスーパーアリーナ

福岡公演
8月5日(金)~7日(日) マリンメッセ福岡

名古屋公演
8月12日(金)~14日(日)名古屋 日本ガイシホール

大阪公演
8月18日(木)~22日(月) 大阪城ホール

横浜公演
8月26日(金)~31日(水) 横浜アリーナ
※8月29日休演

チケット料金:
 S席 大人9,500円(税込)/子ども7,500円(税込)
 A席 大人7,500円(税込)/子ども5,500円(税込)

※子ども料金は3歳~小学生までです。3歳未満でも席が必要な場合は有料です。
※機材やステージ・客席の構造等により、舞台の一部が見えにくい場合がありうます。

HP:http://dragonquestlive.jp/

演出=金谷 かほり
ステージデザイン=レイ・ウィンクラー
衣裳デザイン=有村 淳(宝塚歌劇団)

 

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