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平成の乙女たちを熱狂させた伝説的作品『炎の蜃気楼』16年の時を経て…仰木高耶役・関俊彦&直江信綱役・速水奨にインタビュー!

2020.07.23 <PASH! PLUS>

 四百年の時を超え、主従の濃密な愛憎を描く伝説のメガヒット小説『炎の蜃気楼』のTVアニメ版・OVA版のBD-BOXが発売中。かつて多くの少女達を熱狂させた『ミラージュ』の魅力を、主人公・仰木高耶役の関 俊彦さん、直江信綱役・速水 奨さんに伺いました。

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 「闇戦国」という独特の世界観のもと、高耶と直江の間に息づく、主従関係を超えた濃密な因縁が明かされていくサイキック・アクション『炎の蜃気楼』は、20年以上前に平成の乙女たちを熱狂させ、「歴女」や「聖地巡礼」などのカルチャーを生むきっかけとなった伝説的作品。アニメ版は、関と速水をはじめとした錚々たるキャストの顔ぶれも大きな魅力です。

インタビュー

■仰木高耶 役・関 俊彦

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――アニメ『炎の蜃気楼』がBD-BOX化されるというニュースをお聞きになって、どう思われましたか?

 長きにわたってファンのみなさんに支持されてきた『炎の蜃気楼』。 何といっても、やはり桑原水菜先生による原作が秘める作品の力がすごいと思います。いまさらながら改めて、ファンのみなさんにとって、我々が携わったアニメ版がどんな評価だったのか気になるところです。

――今ふたたび、アニメ『炎の蜃気楼』を観て印象はいかがですか。

 まず最初のTVシリーズを久しぶりに観たら、自分のセリフの若さがとても恥ずかしかったです。私が仰木高耶というキャラクターを成立させることができたとするなら、本当に周りの素敵な共演者のみなさんに助けてもらったおかげです。

――アニメ化当時、この作品と出合って感じた第一印象を教えてください。

 20年近く前の作品を見て、いま改めて感じることは、生きていくって『痛い』こと…。もしできるなら、楽しいことや嬉しいことばかりの毎日を、いつも笑って生きていきたいけど、それと同じくらい、もしかしたらそれよりたくさん、切ないこと、苦しいこと、痛いこと、辛いことがあって、でもそれも含めて、自分の人生。そこから逃げないことの大切さ…を、これでもか!と知らしめてくれる。刺激的な作品…という感じでしょうか。

――当時、ご自身が演じた仰木高耶というキャラにどんな印象をお持ちでしたか?

 最初のポイントは、長野の松本でブイブイ言わせていた非行少年が、景虎の記憶を取り戻しながら、自分は本当の仰木高耶を乗っ取ってしまったんじゃないか、という罪悪感に押し潰されそうになる…心の葛藤にあったと思います。この作品、とにかく高耶は常にいろんな出来事に振り回されて、物語の性質上仕方がないとは分かっていても、ちょっと気の毒な人でした(苦笑)。

――この作品の登場人物で、個人的にお気に入りのキャラはいますか?

 何といっても、門脇綾子ネエさんでしょう! OVA『みなぎわの反逆者』では、恋人の転生を待つ柿崎晴家のエピソードが切なく描かれています。このエピソードを観たら、きっと誰もが、晴家のファンになってしまうだろうなあ、と思いました。いまさらながら、玉川紗己子さんは素敵な役者さんだと思いました。

■直江信綱 役・速水 奨

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――アニメ『炎の蜃気楼』がBD-BOX化されるというニュースをお聞きになって、どう思われましたか?

 過去作が、いろいろとBD化されている中、ついにミラージュもかと喜びました。長く関わった、思い出深い作品ですからね。かつてのファンのみなさまはもちろん、初めての方々にもぜひ、観ていただきたいですね。

――今ふたたび、アニメ『炎の蜃気楼』を観て印象はいかがですか。

 当時は、歴史上の人物が大勢出てくることに、少し違和感があったのです。橘 義明が直江であることに合点がいくまで少し時間がかかりました。でも、ミラージュ以降、そんな設定の作品に関わる機会が増え、普通に受け入れている自分がいます(笑)。そんななかでも、今も新鮮さと、濃厚さを失わない、ミラージュは凄いと思いますよ。

――アニメ化当時、この作品と出合って感じた第一印象を教えてください。

 オーディオドラマを先に演じていたので、それこそ違和感も少なく、スッと入っていけたと記憶しています。ただ、演じるのには、正直に言うと、確かに勇気が必要でしたね。

――直江のセリフで、特に印象に残っているものがあれば教えてください。その理由もお願いします。

 これは、やはり、あの台詞しかないのではないでしょうか! 直江ごっこをしたことのある良い子は、必ず言っているはずですよね(笑)。そうです、「大人の本気を…」。

――この作品の登場人物で、個人的にお気に入りのキャラはいますか?

 千秋修平ですかね。拘り方が面白いですよね。あんなに実力があるのに、あんなに優しさも持っているのに、報われないところが、愛しいと思いませんか?

(※PASH!2020年6月号より抜粋)

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PASH! 2020年 06 月号 [雑誌]

作品情報

■『炎の蜃気楼』

STAFF : 【TVシリーズ】原作=桑原水菜 (集英社コバルト文庫刊)、監修=平田敏夫、監督=工藤 進、キャラクターデザイン=竹田逸子、シリーズ構成=ときたひろこ、脚本=ときたひろこ・江夏由結・筆安一幸・中村亮介、美術監督=松宮正純、色彩設計=谷本千絵、撮影監督=柳沢宏明、編集=瀬山武司、音響監督=鶴岡陽太、音楽=亀山耕一郎、アニメーション制作=マッドハウス、製作・著作=アニプレックス
【OVA】原作=桑原水菜(集英社/コバルト文庫刊)、監督・キャラクターデザイン=室井ふみえ、副監督=香月邦夫、脚本=筆安一幸、音楽=亀山耕一郎、音響監督=鶴岡陽太、美術監督=金子英俊、色彩設計=三笠 修、アニメーション制作=マッドハウス、製作=アニプレックス

CAST : 【TVシリーズ】仰木高耶=関 俊彦、直江信綱=速水 奨、千秋修平=松本保典、門脇綾子=玉川紗己子、成田 譲=松野太紀、高坂弾正=堀内賢雄、森野紗織=矢島晶子、武田由比子=折笠 愛、北条氏照=田中秀幸、風魔小太郎=宮本 充、伊達小次郎=神谷浩史、片倉小十郎=立木文彦 ほか
【OVA】仰木高耶=関 俊彦、直江信綱=速水 奨、千秋修平=松本保典、門脇綾子=玉川紗己子、成田 譲=松野太紀、荒木村重=郷田ほづみ、下間頼竜=森川智之、狭間繁治=石井康嗣、だし=田中敦子、阿木=龍田直樹 ほか

公式サイト:https://www.aniplex.co.jp/mirage/bdbox
Twitter:@mirage_anime

©2002 桑原水菜/集英社・アニプレックス ©2004 桑原水菜/集英社、アニプレックス ©桑原水菜/集英社

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