TVアニメ『呪術廻戦』製作プロデューサー・松谷浩明インタビュー「芥見先生の頭の中にあるイメージをアニメーションに落とし込めるように…」

interview

HOME

インタビュー

TVアニメ『呪術廻戦』製作プロデューサー・松谷浩明インタビュー「芥見先生の頭の中にあるイメージをアニメーションに落とし込めるように…」

2021.01.09 <PASH! PLUS>

PASH! PLUS

　TVアニメ『呪術廻戦』が、現在絶賛放送中。発売中のPASH!1月号では、製作プロデビューサーの松谷浩明さんのインタビューを掲載しています。

　今回、そんな松谷プロデューサーのインタビューの一部を、PASH!PLUSにて特別公開しちゃいます！

インタビュー

――放送が始まってから、周囲の反響を目の当たりにして感じたことをお聞かせください。

　第1話のときからファンのみなさまにたくさん盛り上げていただき、毎週トレンド1位、関連ワードもトレンド入りということが続いていまして、本当に嬉しくありがたいばかりです。特に第7話は原作連載時から人気のあるエピソードでしたが、朴性厚監督はじめ現場スタッフのみなさまが作り上げてくださったフィルムには自信をもっていたものの、それでもファンのみなさまの反応が気になってドキドキしておりました。ですが、蓋を開けてみると、それまでの話数を遥かに上回るくらい盛り上がっていただけたようで、ホッとしました（笑）。

――改めて『呪術廻戦』の魅力はどういったところにあると思いますか？

「生き様」がカッコいい魅力的なキャラクターたち、外連味や新しさのあるアクションバトル、そして、相反するさまざまなテイスト・ジャンルの要素が「王道」というキーワードを接着剤にして、渾然と、それでいて絶妙なバランスで混ざりあっているところだと思っています。

――本作に携わる前と現在とで原作への印象は変わりましたか？

　印象が変わった、というのと少し違うかもしれませんが、アニメーションに落とし込んでいくうえで、原作者の芥見下々先生に設定やイメージを確認したり、ご意見をお伺いしたりすることがあるのですが、お話を聞けば聞くほど「なるほど!」「そうだったのか!」とますます『呪術廻戦』のファンになっています（笑）。そんな芥見先生の頭の中にあるイメージや世界観を、少しでも多く、より魅力的にアニメーションに落とし込むことができるよう、アニメスタッフ一同頑張っております。

―第1話〜第10話までで印象的だったエピソードや、ファンのみなさんに観返してほしいシーンを教えてください。

　ファンのみなさまそれぞれが好きなところを好きなだけ観返してくださったら嬉しいです。キャラクター軸でも、バトルアクション軸でも、ストーリー軸でも、映像演出・音楽演出軸でも、いろんな側面の魅力がある作品だと思いますので、気軽に楽しんでいただけたらと。また本作ならではの取り組みという意味では、アニメ『じゅじゅさんぽ』は、どの話数にどんなキャラクターのどんなエピソードを持ってきたらファンのみなさまにより喜んでもらえるかを、芥見先生、朴監督、梅本唯副監督をはじめアニメスタッフみんなでブレストさせていただき、それを基に芥見先生がネームの形にしてくださり、アニメスタッフがフィルムに落とし込んだという、とっても贅沢なものです。ほんわかする話からアグレッシブな話、グッとくる話なんかもありますので、エンディングが終わってもチャンネルを変えたり配信を止めたりすることなく（笑）、最後までお楽しみいただけたら幸いです。

――最後に、第11話以降の放送も楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。

　1クール目、ここから虎杖・七海・真人・順平を中心に怒涛の展開になります。また2クール目も魅力的なキャラクターがドンドン登場し、ますます目が離せません。私は立場上、一足早く映像を確認させていただくのですが、毎話数、素晴らしいものが上がってきています。今後の話数も楽しみにお待ちいただけたら幸いです。また、毎週放送配信開始の度に非常に多くのファンのみなさまの感想を目にしておりますが、本当に励みになります。『呪術廻戦』をアニメ・原作共々、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

（※PASH!2020年1月号より抜粋）

インタビューの全文を読みたい方
もっと詳しく知りたい方は、

↓　↓　↓　↓　↓　↓　↓

PASH!(パッシュ)2021年 01月号