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豪華キャスト熱唱『華Doll*』7 Meet A Anthos* Stage Event 2021公式レポ到着!

2021.06.15 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

 2021年6月6日ところざわさくらタウンジャパンパビリオンホールAで開催された『華Doll*』の2周年イベントの公式レポートが到着した。

メインビジュアル イベントロゴ

 遡ること1年前、本来であれば1周年のイベントが出来ていた。しかし昨年はコロナウイルスの影響で泣く泣くイベント中止を余儀なくされる。当時はファンもスタッフも関係者もAnthos*のメンバー達も等しく悔し涙を飲んだ。

 そんなAnthos*が1年越しに開催を告知したイベントのタイトルは「7 Meet A Anthos* Stage Event 2021」。それは7人になって正式デビューしたAnthos*「7」人がファンであるAntholic(読み:アントリック Anthos*のファン総称)「A」に会いに行く、そんな素敵なイベントになるよう願ってつけられたタイトルだった。

 イベントロゴも7つの円とAnthos*とAntholicの「A」を表す三角の線が絡み合わさって形作られ、更にメインビジュアルは柔らかい笑顔のAnthos*メンバーフォトで発表された。

 今年こそは絶対に開催する。誰もがそう信じて、当日まで準備を行っていた。きっとファン全員にとっても、待望の、待ちに待ったイベントだったに違いない。今回はそんな『華Doll*』2周年イベント「7 Meet A Anthos* Stage Eventのレポートをお届けする。

ところざわさくらタウン 会場の様子レポート!
 2021年6月6日。ところざわさくらタウンジャパンパビリオンホールA。会場に一歩入ればそこは「華Doll*」の世界が広がる。入口では天霧プロダクション所属アーティストの健康管理もしているマスコットアンドロイドPLANTs(プランツ)たちが迎えてくれる。医療と芸術の融合とうたっている「華人形プロジェクト」。流石、会場外から中まで感染対策は万全。全スタッフが常に消毒を心がけ、お客様対応を行っているのがわかった。

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マスコットアンドロイドPLANTs(プランツ)が至る所に…!

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 さらにロビーには、最近では感染対策の影響であまり見かけなくなったフラワースタンドもディスタンスをとった状態で撮影できるよう配慮して飾られていた。

 「華」Doll*だけに、多くのファンの皆さんから贈られてきたフラワースタンドは壮観。

 
約20基もあるフラワースタンドがロビーを埋め尽くす

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 さて、続いてホールに入ると目に飛び込んでくるステージ。近い!!!これは推しAnthos*メンバーを近くで見れる!!とテンションが上がりつつ、正直不安なところも。昨今コロナウイルスの感染対策で歓声や大きいリアクション、公式のコールも禁止。収容人数の50%しか入れられない状態でメンバー達を盛り上げることが出来るのかと…しかし、そんな心配を他所に客席の熱は開演前からすごかった。今回うちわやタオル、ペンライト、ぬいぐるみ等の応援グッズ持ち込みもOK。ファンの皆さん(Antholicのみなさん)も思い思いのグッズを手にワクワクしている様子。更に空き席には天霧プロダクションのロゴマークが入った注意書きが貼ってある。

 これは、絶対にマナーを守りながら楽しまないとという気持ちになったのは筆者だけではないはず。

 ステージ装飾は様々な色の照明が映えるよう白を基調とし、真ん中には花のオブジェが。

ステージ

セットリスト発表!朗読にライブに新情報に盛りだくさんの内容

イベントのセットリストはこちら!!

1.OP映像
2.オープニングトーク
3.朗読パート(昼夜内容違い)
4.ライブVCR ※1
5.ダンサーパート 昼「S.T.O.P」夜は「I know,Who I am」
6.Pain In My Heart
7.Breathe
8.The Days
9.Persona
10.太陽が眠ってる時間に
11.Tycoon
12.Might be
13.Flash Point
14.新情報告知
15.メンバー挨拶
16.Juliet
17.BIRTH
18 Antholic(新規MV)

※1ライブの間に挟まれる映像のこと

 OP映像から簡単なトークを挟むとすぐに朗読。そして恒例の考察・伏線満載のVCRから息をつく暇も与えず圧巻のライブステージ。魅力が濃縮されすぎて体感5分くらいに感じてしまった。

 セットリストや演出の仕方一つ一つを見ても、「華Doll*という作品のキャラクターを声優さんが演じているイベント」ではなく、「Anthos*という実在のアイドルユニットがライブイベントをしたらこう!」というステージが創り上げられているのがわかる。天霧プロダクションの並々ならぬ作品世界観への入れ込みとこだわりを感じるイベントだった。

 この『華Doll*』、知的興奮型&世界観没入型コンテンツと言えるのではないだろうか。全Antholicが号泣!?まさかのソロシリーズフル歌唱

 全てを語りつくすことは出来ないため、ここでファンのAntholic達が恐らく一番熱狂したであろう「ライブパフォーマンス」についてレポートしようと思う。

 上記セットリスト5番から。 ダンサーさん(なんと、Anthos*の振り付け担当の先生たちだそうです!)による、Anthos*が普段踊っているダンスの再現から開始したライブパート。楽曲は「S.T.O.P」。あのYouTube MV再生回数も130万越えという圧倒的強さの曲だ。

 YouTubeの天霧プロダクションチャンネルにアップされているダンス動画を見たらわかるが、フォーメーションとシンクロ率がすごいこのダンスを普段Anthos*のメンバー達も踊りながら、しかも歌っている。息も切らさずそんなことが出来るのはやはり特殊な華の種を身体に埋め込んでいるからなのだろうか…。などと思いながら、それぞれのメンバーのパートを踊るダンサーさん達を凝視する。

 S.T.O.Pが終わると、灯堂理人のソロ「Pain In My Heart」のイントロが流れる。ここで誰もが思ったであろう「もしかしてソロシリーズから!?全員全曲やるの?」Anthos*のメンバー達が自分をさらけ出しながら、苦しみ葛藤しながら作詞したというソロシリーズ。各個人が強い思い入れのある楽曲たちをまさかライブの初っ端からぶつけてくるとは。知っている、これはファンの情緒をやりにきているセットリストだ!

 「Pain In My Heart」は灯堂理人が秘めた愛を歌った曲。切ない愛情、伸ばしても届かない手…誰かに伝えたいけれど伝わらないそんな物悲しくも美しい感情を乗せた楽曲を全くブレずに歌い上げる。流石Anthos*の歌声担当、灯堂理人(CV.伊東健人)がそこにいた。

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 続いては如月薫(CV.土岐隼一)の「Breathe」。イントロが流れると、会場がまるで海のように青いペンライトの光で埋め尽くされる。病弱だった薫が“生きること”=呼吸することとし、自分と同じく心細い思いをしている人たちに届くようにと書いた歌詞が爽やかなメロディーに乗り客席に届く。
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 影河凌駕(CV.濱野大輝)のソロ曲「The Days」は、なんとほとんどが英語の歌詞。発音の良さも相まってまるで洋楽を聞いている気分になる。有名映画を思わせるフレーズや友人、ソウルメイトと移り変わる関係性を過去の思い出と共に爽やかに歌い上げる姿はまるで無邪気な少年のようだ。
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 仮面の下は誰にもわからないのに、まるで100%なんでも知っているかのように他人から「自分自身を決めつけられる」こと。「自分」って何?と問いかけ続けるチセ(CV.駒田航)のソロ曲「Persona」。オシャレでソウルフルな曲と8割以上英語詞の中に、どんな本心が隠れているのか探りたくなるのがこの曲。
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 イントロのStep Step…Step Step♪のフリは思わずみんなが真似したくなっただろう。そんな清瀬陽汰(CV.増田俊樹)が等身大の少年らしく可愛らしく、そして真っすぐに歌う「太陽が眠ってる時間に」。彼が葛藤しながら書いたという歌詞にも是非注目してもらいたい。
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 Anthos*のセンターでもある結城眞紘(CV.山下誠一郎)のソロ曲「Tycoon」は、他のメンバーとテイストが全く違う。「自由と主張」をテーマとする歌詞には、彼がこれまで虐げられてきた境遇や理不尽なアンチに対しての覚悟と挑発が日本語/英語/韓国語で書かれている。真っ赤な照明の中で踊る姿には笑顔担当でギャップ王と言われる結城眞紘のもうひとつの顔が見えた。
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 ソロ曲リレーラストを飾るのは八代刹那(CV.堀江瞬)の「Might be」。ピーターパンをイメージしたという歌詞の中では、ほしいものを純粋に求める気持ちと、自分が何を求めているのかまではあと一歩気付けないような、まだ芽吹いたばかりの幼い感情を思わせる描写がステージ上の演出ともリンクして表現されていた。消えそうで儚い、それでもしっかりと耳に残る最後の囁きには心打たれる。
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 怒涛のライブステージはまだまだ続く。ユニット曲ではAnthos*正式デビュー曲の「Flash Point」、新情報の告知を挟んでからは1stシーズンの人気曲「Juliet」や「BIRTH」がなんと7人Ver.で立て続けに歌われた。最後のラストスパートまで、全く目が離せない圧巻のステージだった。

会場を埋め尽くすペンライトの海と熱いステージ。

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 全員で合わせられたのは前日リハのみ、 信頼が創り上げたステージ

 途中のトークタイムで発覚した驚愕の事実。7人でのリハーサルはなんと前日のみだったそう。それであれだけの完成されたステージを作り上げるキャスト7人や関係者、スタッフのプロ根性と信頼を改めて見せられたイベントでもあった。

 フリートークでは他にも、それぞれのソロ曲をはじめとした楽曲の感想や制作の裏話、キャラクターへの思い入れが聞けたり、1stシーズンから変化していくそれぞれのキャラの関係性がふとした瞬間にキャストを通して見えたり。

 途中、清瀬陽汰役の増田俊樹さんが発した「エモです!」の掛け声はこの『華Doll*』という作品全体をわかりやすく表すキャッチコピーにもなったのでは…!?

「華Doll*」や「Anthos*」が気になった方は是非公式HP(https://hana-doll.com/)やSNS、YouTubeを覗いてみてほしい。

リリース210606_006 絵馬

会場近くの神社にて。Anthos*直筆のサイン入り絵馬が…!

 いかがだっただろうか。この記事を読んで「イベントを見ればよかった!」「なんでもっと早く気付かなかったの!」と後悔している方々に朗報がある。

 なんと円盤発売が決定している。見逃した方、また見たい!というAntholicのみなさんは是非購入してほしい。予約はまだ開始されていないので、「天霧プロダクション華Doll*公式Twitter」を随時チェックすることをお勧めする。作品のことも知れるので是非一度フォローを!

レポート/文 ライター:天霧プロダクション広報スタッフ

 

天霧プロダクション公式HP:https://hana-doll.com/
天霧プロダクション 公式Youtubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCxAHYHVXlnenUHmGzt4HOTA
天霧プロダクション公式ツイッター:https://twitter.com/Amagiri_Prod
Anthos公式ツイッター:https://twitter.com/Anthos_twt

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