花江夏樹&下野紘のノリツッコミに会場大爆笑!『漁港の肉子ちゃん』公開記念舞台挨拶レポート到着

2021.06.14 <PASH! PLUS>

 今年のお正月に発表された映画化決定のニュースでは大きく話題を呼び、その後も注目を集め続けた劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』が、6月11日(金)より満を持して封切られ、公開記念舞台挨拶が行われました。

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 本イベントの模様は全国58館の劇場にて同時生中継。多くの観客に盛大な拍手で迎えられ、明石家さんま、Cocomi、花江夏樹、石井いづみ、下野紘、渡辺歩監督がステージに登壇。肉子ちゃん役の大竹しのぶが舞台公演のためイベントの欠席を伝えられると、さんまは「それはウソです(笑)」と切り返し早速笑いを誘いました。

 そして、上映を終えたばかりの場内ではあちこちで涙を流している観客の様子が見られ、公開初日を迎えた心境をさんまは「初日を迎えて、映画館にこれだけのお客様に来て頂けて本当に感謝していますし、とても満足です!実は、芸人のこがけんが作品を観てくれていたんですが、“プロデューサーの人とかが前に出てくると面白くないんですよ”と言われたんです(笑)なので、今日はプロデューサーらしく控えめに立ち振る舞いたいと思います(笑)」といつもより声のトーンも落とし気味に挨拶しつつ、構想5年からついに公開できた喜びを明かしました。

 肉子ちゃんの娘・キクコ役を務めたCocomiは緊張しながら「今日はよろしくお願いいたします」と一言、花江夏樹もこの流れに続き「今日はよろしくお願いいたします」と2人ともさんまに倣うかのように控えめに挨拶すると会場から笑いが起きました。

 さらに、本作のオーディションを勝ち抜いて1673人の中から見事声優デビューを果たした新人の石井いづみは「皆様はじめまして。今日はよろしくお願いいたします」と声優の大先輩たちを前に緊張した面持ちながら、しっかりとした声色で人生初舞台挨拶を飾りました。トカゲ、ヤモリ、少年・松本役、さらには本作のバリアフリー上映の音声ガイドも務めた下野紘は「今日は短い時間ですが、最後までぜひ楽しんでいってください!」、最後に渡辺歩監督が「会場の皆様、生中継をご覧くださっている皆様、ようこそおいで下さいました。

 僕はプロデューサーが前に出ても出なくても良い作品は良いと思っています!監督としてはとても手応えを持っています!」、と力強く挨拶。早速、6月11日の公開初日に本作を鑑賞した一般の方から、映画公式Twitterに集められた質問に登壇者たちがそれぞれ答えるO&Aのコーナーに移ろうとすると、さんまがMCへ「“一般の方”ではなく“一般人”と呼んでくれませんか?!」とお願いし、改めて“一般人”と呼んでもらうと、「チンパンジー!?」と、一緒にラジオ番組を担当しているというMCとのおきまりのネタを披露し、会場は大いに沸きました。

 話は戻り、“ご自身が演じているキャラクターと似ていると思った事やここは共感したシーンは?”との質問でCocomiに話を振るも、さんまが「これはラストに出演している僕から答えます。本人役だったので…大変やりすかったです」とすかさず答え、その姿に戸惑いつつCocomiは「キクコちゃんと似ているのは独り言がすごい多いところですね。恥ずかしいほどです…(笑)それと今回声優初挑戦で、方言や関西弁など器用に使い分けるのが難しかったですが、さんまさんのアドバイスのおかげで何とかやり切れました」と話すと、さんまが「Cocomiちゃんの妹さんが原作を読んで、お姉さんにそっくりだなと思ってすごく驚いたそうです」と控えめにフォローを入れる一幕も。

 そして花江に話が及ぶと下野が「変顔するところですかね~」と花江が演じたキャラクターにかけて冗談っぽく答え、花江が「見たことないでしょ!僕の何を知ってるんですか!(笑)」と仲睦まじい様子でツッコミを入れていました。続けて花江が「僕はプライベートではすごい声が小さくて二宮もそんなキャラなんです。渡辺監督からは“人と会話をしないような感じで”というディレクションを受けていたので、ぼそぼそ話して声を拾ってもらえるか不安でしたが、最近のマイクは性能がよくて助かりました(笑)」とアフレコ時のエピソードと共に振り返りました。

 下野は「何のキャラとの共通点にしましょうか…」と少し悩んでいると今度は花江が「よく張り付いてますもんね!」と下野の演じたトカゲにかけていじり返し、下野は「そうだね…いや、張り付いてないよ!!」と絶妙なテンポでノリツッコミをして、会場は大きな笑いに包まれました。そして石井が「そばかすがあるところと、髪の毛です」と初々しさ全開に答えると、登壇者一同「かわいい~~~!」と癒されていた様子。そんな個性あふれるボイスキャスト陣に渡辺監督は「どの役も本当にピッタリで最高のキャスティングだったなと思います。使っていないシーンもあるので何かの特典で…」と言いかけるとさんまが「実は出来上がる前に監督が一人で全キャラクターの声をあてているものがあるんですよ!大竹さんも絶賛していましたがあれは素晴らしかったと思います。こちらをぜひ何かの特典に…(笑)」とまさかのエピソードが飛び出し、監督は恐縮しきりな様子でした。

 そして、なんと原作者、西加奈子からさんまへサプライズで手紙が届いていることが発表。手紙には「5年前、さんまさんから映画化のお話をいただいた時、あんまり驚いて、ふわふわと夢の中にいるような気分でした。今も、まだふわふわしています。『さんまのまんま』に出させていただいた時、私はさんまさんのことを「輪廻転生の最終形態である」と表現しました(覚えていらっしゃいますか。さんまさんの「生」以前に存在した様々な「生」が、さんまさんという肉体で、とうとうその輪廻を終えるから、さんまさん自体が彼らの最後の祭の場である、というようなことをお話しさせていただいたと思います)。その気持ちは今も変わらないのですが、欲も出て来ました。やはり、さんまさんにはまた生まれ変わっていただきたいです。生まれ変わって、今度は、肉子ちゃんのような女性になっていただきたいです」と書かれており、さんまは時折照れ臭そうに笑顔を見せ、「さすが西加奈子さん、素晴らしいです。作品は見て頂いているそうなんですが、会えないのが非常に残念…」とカナダ在住の遠く離れた西へ向けて、感謝の言葉を述べて喜びを露わにしました。

 あっと言う間にイベント終了の時間が迫り、映画を楽しみにしているファンへ向けて、まずCocomiが「一人でも多くの方に映画を楽しんで頂いて、心の栄養にしてもらえたら嬉しいです」、花江は「笑って泣いてそしてお腹が空く、そんな素敵な映画です。色んな人と肉子ちゃんを観て、幸せな時間を共有して頂けたらと思います」、石井は「夢だった声優のお仕事が出来て、この場に立たせてもらえたことが本当に嬉しいです。今日はありがとうございました!」、下野は「本当に感動できる作品になっていると思います。劇中の小さな生き物たちを様々な方が演じていらっしゃいます。そんな生き物たちにも目向けながら、楽しんで貰えたら嬉しいです」、渡辺監督は「制作をスタートさせてからこの日を迎えるのが目標でした。多くの作品に携わってきましたが、こんなに寂しいのは初めてです。この場を借りて、さんまさんにこの作品を作らせて頂いたことに改めて感謝を述べたいと思います。ありがとうございました」、そしてさんまが「MISIAさんから関根勤さん、小堺一機さんなど僕が信頼している多くの方から面白いと言って頂けました。主題歌「イメージの詩」のオリジナル版を歌っている吉田拓郎さんは、映画版主題歌を聞いてワンフレーズで号泣したと言っていました。これだけ嬉しいコメントを寄せてもらって本当に満足です。ちなみに小堺くんが“お腹が減って、心がいっぱになる映画です”と言ってくれたので今後はこれをキャッチコピーにしたいと思います(笑) 。生中継をご覧の皆様もありがとうございます!これから2回、3回と観て貰えたら嬉しいです」と著名人を始め、すでに本作を観た観客からたくさんの温かい言葉が集まっていることに感謝の言葉で締めくくり、最後に登壇者全員で笑顔いっぱいの肉子ちゃんとキクコのイラストがあしらわれた樽を用いて公開記念の鏡開きもにこやかに終え、大盛況のまま舞台挨拶は終了しました。

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作品情報

■劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』
企画・プロデュース:明石家さんま
原作:西加奈子「漁港の肉子ちゃん」(幻冬舎文庫 刊)
監督:渡辺 歩
キャラクターデザイン・総作画監督:小西賢一
脚本:大島里美
音楽:村松崇継
主題歌:稲垣来泉「イメージの詩」 作詞・作曲:吉田拓郎編曲:武部聡志
サウンドプロデュース:GReeeeN (よしもとミュージック)
エンディングテーマ:GReeeeN「たけてん」(ユニバーサル ミュージック)
アニメーション制作:STUDIO4℃
配給:アスミック・エース
製作:吉本興業株式会社

出演:
大竹しのぶ
Cocomi
花江夏樹
中村育二
石井いづみ
山西惇
八十田勇一
下野紘
マツコ・デラックス
吉岡里帆

公式サイト:29kochanmovie.com
公式twitter:@29kochanmovie

©2021「漁港の肉子ちゃん」製作委員会

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