“パチェラー”西山宏太朗に選ばれたのは…！？江口拓也、白井悠介、廣瀬大介が本気バトルを繰り広げた“KINDAN SIRI PARTY FOR YOU”をレポート

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2020.02.07 <PASH! PLUS>

PASH! PLUS

　ニコニコ生放送で放送中の『江口拓也・西山宏太朗今夜も眠らせない…禁断尻ラジオ』が4周年を迎えることを記念して、1月19日に東京・葛飾のかつしかシンフォニーヒルズ・モーツァルトホールにてイベント“KINDAN SIRI PARTY FOR YOU”を開催。MCを務める江口拓也さん、西山宏太朗さんに加え、ゲストに白井悠介さん、廣瀬大介さんを迎え、華麗かつエロに溢れるイベントを繰り広げました。ここでは、西山さんを巡り江口さん、白井さん、廣瀬さんが白熱したバトルを繰り広げた、夜の部をレポートします。

　『江口拓也・西山宏太朗今夜も眠らせない…禁断尻ラジオ』とは、月に1回、お酒を飲みながら気の合う声優仲間と楽しく、おかしく、時には過激に、たまにはマジメな話を展開しているニコニコ生放送番組。また、“KINDAN SIRI PARTY”とは、このラジオ番組から派生したイベントで、3度目のホールイベントです。

　さらにこの日のイベントは、キャストだけでなく会場に集まった観客こと“尻人（しりんちゅ）”、そしてスタッフにもドレスコードを設けており、かなり華やかな雰囲気。また、イベントが行われた会場は、実際にオーケストラコンサートが行われるホールでもあり、過去の禁尻ホールイベントで、ゲスト出演した羽多野渉さんが“おなもみクローバーZ”に変身したり、安元洋貴さん、保村真さんが江口さんにキスを迫ったりしたことがあるとは思えないほどかしこまった空気が流れます。

　そして、開演と同時にピアニストによる生演奏がスタート。バックスクリーンに出演者の姿が映し出されると、尻人からは黄色い悲鳴が。それもそのはず。前述した通り、この日のイベントは“全員”が正装で参加するというコンセプト。まず、タキシード姿の江口さん、西山さんがステージに登場するやいなや、会場の温度は一気に上がります。また、ふたりもドレスアップした尻人を見て「お～！」「華やか～！」「素敵ですね」と絶賛していました。

　ふたりの呼び込みにより、白井さんと廣瀬さんも登場。楽屋で廣瀬さんがずっと空を見つめていたというエピソードや、Switchのゲーム対決で、アプリゲームをしながら片手間でプレイした江口さんに西山さんが負けた……などの話題で会場を温めたところで、最初のコーナー「尻活サバイバル『パチェラー』」へ。禁断尻ラジオの兄弟番組『禁断生ラジオ』のパーソナリティである安元洋貴さんがナレーションをする、このためだけに用意された特別VTR「パチェラー」が流れ、“パチェラー”である西山さんのパートナーの座を巡り、江口さん、白井さん、廣瀬さんによるバトルが展開します。

　意気込みを聞かれた廣瀬さんは、「（江口さんと西山さんは）同棲はしていたらしいですけど……籍は入れてないじゃないですか。僕にもチャンスはありますよね？」と不敵な笑みを浮かべ、江口さんを挑発。白井さんは、「“尻”だけに、（西山さんのことを）知り尽くしている！」と豪語し、こちらも江口さんをライバル視しているよう。そんな江口さんは「同棲もしていましたし、同じベッドで寝ていた仲。酸いも甘いも知っていますから」と余裕の表情で、2人との差を見せつけます。この発言には、尻人たちも興奮を隠せない様子でした。

　まず行われた対決は、「尻の手線ゲーム」。ご存知“山手線ゲーム”のリズムに乗せて、西山さんの良いところをどんどん挙げていくというルールです。「髪」「ひょろっとしてる」「お尻」「トイレがキレイ」「朗の字が朗読の朗」「呼んでもそんなに来ない」「口が悪い」「バナナマンの日村勇紀さんに似ている」「ケツがでかい」「尻の穴が強い」「口だけ」「なんだかんだ言って、面倒見が良くて、あったかくて、俺は好き」とさまざまな回答が出る中、やはり一番気になるのは、会場のどよめきが凄まじかった「尻の穴が強い」。

　この回答を出したのは、もちろん江口さん。白井さん、廣瀬さんから「なんで知ってるの!?」「確かめたの!?」と質問攻めにされる江口さん。「（西山さんは）結構辛いものが好きで、よく食べたりするのですが、次の日お腹を壊したと聞いたことがない。だから、尻の穴が強いんだなって。尻の穴の可能性を感じました」と理由を説明すると、白井さんから「それ、強いのは尻の穴じゃねーよ！」とするどいツッコミが入っていました。

　続いてのゲームは、「パチェラーさんが転んだ」。“だるまさんが転んだ”の要領で、出されるお題に沿ったポーズを取りながら、パチェラーにタッチしなければならないというルールです。ここで目立った活躍を見せたのは、白井さん。「かわいいポーズ」「ギャグポーズ」「セクシーポーズ」などに沿って江口さんはソファーに寝そべったり、廣瀬さんはお笑いコンビ・レギュラーの西川くん（西川晃啓）の真似をしたりと工夫を凝らしたポーズを取る中、椅子に絡まって転んでしまった時に偶然出来上がってしまった白井さんのポーズに、西山さんが大ウケ。「これは何のポーズなんですか？」と聞かれると、返しにもトンチを利かし「レッカー車の形態模写をしています」と、自身の得意な“形態模写”にたとえ、尻人たちの笑いも誘っていました。

　最終対決は、趣味がポールダンスである（？）パチェラー・西山さんが、夜通しポールダンスができる相手を探す「ポールダンス対決」。江口さん、白井さん、廣瀬さんがポールとなり、西山さんが一番踊りやすい人を探すということで、かなり興味深い戦いが繰り広げられることに。江口さんの「ポールダンスチャレンジ、スタート！」の掛け声で軽快なダンスミュージックが流れ始めたと思えば、西山さんがポールたちに絡む絡む！　腰を振る、顔を寄せる、挙句の果てには鞭まで使い始め、尻人たちも大盛り上がりで声援を送っていました。

　踊り終えた後、「やっとひとつになれたと思います」と恍惚な表情で語った西山さん。結果発表では、「（選択に）非常に難航しました」と眉を寄せつつも、「生涯を共にするMCということで、この人しかいないと感じました」と明かした名前は……「白井悠介さん」。会場が一気にお祝いモードに包まれ、ピアノの生演奏で良い雰囲気になる中、抱き合うふたりを横目に、泣き出す廣瀬さん。同棲していただけあり、悔しさをにじませる江口さん。そんな視線も気にならないほどお互いに夢中な西山さんと白井さんは、「ポールダンスを一生楽しもう」と約束し、幸せそうに微笑んでいました。

　続いてのコーナーは、ラジオでおなじみの「シリー知恵袋！」。日常の疑問や素朴な疑問、質問や相談、悩み相談、困っていることをMCとゲストが力を合わせて“禁尻的ベストアンサー”を導き出すこのコーナーでは、“パチェラー”とは一転し「ご飯の誘い方に困っている」「手汗がひどいのですが、デートで手をつなぐ時の対処法を教えてください」などの悩みについて真剣に考え、真面目に対応策を提案するなど、違った一面を見せていました。

　ここからは、オリジナル朗読劇「禁断刑事ドラマ　尻刑事～SHIRIDEKA～」が展開。江口さんが先輩刑事、白井さん＆廣瀬さんがその後輩、西山さんが往年の刑事ドラマで見るような刑事“山さん”となり、建物内に潜む容疑者を追い詰める、というストーリーが繰り広げられました。しかし、真面目に物語が進むはずもなく、“取り調べ”と銘打って客席にいる尻人に「今日は誰を応援しているんだ？」と聞いたり、その推しが自分であれば「あいつは容疑者じゃない」と決めつけたりと、やりたい放題。

　最終的に廣瀬さんが犯人だとなぜか自白し、仕掛けた爆弾を解除するには、“電撃イライラ棒”（※金属でできたコース内に金属の棒を入れ、その棒をコースに当てないようにゴールを目指すゲーム。当たれば爆発する）をクリアしなければならなくなったのですが、全員序盤で爆発。とうとう「指先が器用そう」という理由でイベント中ずっと生演奏を披露してくれていたピアニストにも頼むのですが、こちらは声優陣よりも序盤でアウト。誰もクリアできないまま、「終了～！」の掛け声で終了。ピアノの生演奏で織田裕二さんの「Love Somebody」が流れ始めたり、「爆弾解除できませ～ん！」という“あの映画”を彷彿させるセリフもあったりと、尻人も巻き込んだ事件は“禁尻”らしい茶番劇となっていました。