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PASH!+独占!! 舞台『アルカナ・ファミリアValentino』リベルタ役・大島 崚さんスペシャルインタビュー!(前編)

2015.12.22 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

稽古初日を直撃! 前編では、リベルタに対する想いから、演技についてまでを語ってもらいました♪

リベルタ役の大島 崚さん ⒸHuneX Ⓒ2015舞台アルカナ・ファミリア製作委員会

2011年にゲーム1作目が発売されてから、TVアニメやドラマCDまで幅広く展開し、いまなお根強い人気を誇る『アルカナ・ファミリア』シリーズ。2016年1月20日(水)からは、いよいよ舞台作である『アルカナ・ファミリアValentino』の公演も発表され、注目を集めている。今回は、本作でリベルタ役を務める大島 崚さんに、PASH!+が直撃取材! 初日の稽古を終えたばかりの大島さんから、作品への想いや稽古場の風景、キャストとのやりとりなどをお聞きしてきました♪ 本日より全2回にわたってお届けします!

■リベルタの次に攻略したいのは、男前なあのキャラ…!

――台本読んだ感想を聞かせてください。
自分がイメージしていた、
「『アルカナ』が舞台になったらこういうことをやりたいな」
というものが、そのままに描かれていました。
リベルタで言えば、やっぱりノヴァとすぐにケンカを始めたりするんです。
なのでさっきの稽古でも、ノヴァ役の大海将一郎(おおみ・しょういちろう)くんが、
「どんなことを言われたら、ムッとなりますか?」って聞いてきてくれたりしましたよ。

彼はすごく真面目な子なんです。
本作では、キャラクター同士の関係性がしっかり描かれていて、
確執めいたものも出てきたりします。
明るい部分のワイワイしているところもありながら、
暗い部分というか人間が本来持っている性質も表わされていて、
陰と陽のバランスがいいんです。
そのバランスがしっかり表現されたら、
本当に面白い作品になるんじゃないかと思っています。

――リベルタ役が決まってからは、ゲームもプレイされているそうですね。
はい。アニメも全部観ましたが、
やっぱりゲームでしか観られないキャラクターの姿があるので、
リベルタルートでプレイしています。
演じる側としては、リベルタの恋模様を体験していくわけなので、
少し恥ずかしいんですけどね(笑)。
1作目はすでにプレイを終えていて、今は2作目の途中です。

2015年12月23日には、1作目がVita版として
新たに発売されるということなので、
もちろんそちらもプレイするつもりです! 
キャストのなかでも新作早くやりたいよね!
ってさっきも盛り上がってたんです。

――リベルタの次には、誰ルートを選択したいですか?
デビトですね。
彼もめっちゃカッコいいんですよ。
まともなことを言っていなさそうで、
実はすごくしっかりしたことを言ってるんです。

デビト役の校條拳太朗(めんじょう・けんたろう)くんと、
「デビトはチャラいだけじゃなくて、フェリチータに対して
『こうしたほうが、お前にとっていいんじゃねえのか』
ということを、しっかり伝えられるんだよね」
と話していたんです。
髪を下ろしたデビトもすごくカッコいいので、お気に入りですね。

■リベルタの影の部分も表現していきたい

――『アルカナ』という作品の魅力はどんなところでしょう?
やっぱり、お嬢(フェリチータ)に向かった
それぞれの気持ちが描かれているところですかね。
例えば、さっきルカ役の北村健人(きたむら・けんと)くんが、
「フェリチータは相手の気持ちを読み取る力を持っているから、
常に隣りにいるルカは、好きだって気持ちを悟られないために、
『自分はお嬢様のそばにずっといたいから、
悟られちゃだめなんだ。私はずっと従者、従者…。』
ってずーっと気持ちを隠して接してるんだよ。すごくない?」
って話してたんです。
それを聞いて、確かにスゴイなって。
そうやって、それぞれのキャラがそれぞれの形で
お嬢に向かって気持ちを発信しているところが、
この作品の魅力のひとつだと思います。

――リベルタはどんな人物だと考えていますか?
ゲームやアニメでいろんなリベルタを見て思ったのが、
すごく明るく振る舞っているなかにも、ちょっと陰があるなということ。
あとは、彼にとってダンテの存在がかなり大きいんだなと感じています。
ダンテがいなかったら、多分今のリベルタではなかったですし、
もし実際にそうだったとしたら、リベルタは本当に暗い子だったんじゃないかな。

演じる上では、明るいなかでもふとしたところで
そういう陰のある部分が見せられたらいいな、と思っています。
でも、とにかくリベルタは、バカがつくほどまっすぐなんですよ。
考えるより先に行動してしまうところが、男として僕は大好きですね。
それに加えてちょいちょい見せるかわいさもあったりするので、
そういうかわいらしさはあざとく出すのではなく、
にじみ出るように表現したいと思います。

――どのようにこの役を演じたいと考えていますか?
キャラクター同士の関係性を、すごく大事に見せていきたいです。
本来人間って、かかわる人が変われば
自然とその関係性も違ってくると思うんです。
なので、舞台上ではそういうものが、
みんな同じで一辺倒のものにならないよう、演技にしたいと思います。

ゲームなどでは立ち絵しかないので、
リベルタの仕草だったり動作だったりを
「すごくリベルタっぽい」って思わせられるような、
新しい動きでも表現していけたらなと考えています。

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