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『おおきく振りかぶって』10周年記念。三橋 廉 役・代永 翼さんインタビュー

2018.01.24 <PASH! PLUS>

阿部隆也役の中村悠一さん、花井 梓役の谷山紀章さん、田島悠一郎役の下野 紘さんからもコメントが到着

 2007年に第1期が、2010年に第2期が放送されたTVアニメ『おおきく振りかぶって(おお振り)』。本作のアニメ化10周年を記念して、1月24日(水)に『COMPLETE Blu-ray Disc BOX』が発売されます。

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 PASH!PLUSでは、主人公・三橋 廉 役の代永 翼さんにインタビューを実施! 当時声優としてデビューしたばかりの代永さんにとって、初主演となった本作について、当時の思い出や今の想いを伺いました。

 さらに、阿部隆也役の中村悠一さん、花井 梓役の谷山紀章さん、田島悠一郎役の下野 紘さんからもコメントが到着! 谷山さん&下野さんのコメントは独占公開!!

 記事の最後では、代永さんのサイン色紙プレゼント応募フォームもありますので、ぜひ最後までご覧ください♪

『おおきく振りかぶって』の見どころベスト9を語る!【コラム】

三橋 廉 役・代永 翼さんが語る『おお振り』への想い。気になる特典CDはギリギリトークが炸裂!?

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――2007年のアニメ開始から10年が経ちました。今改めて『おおきく振りかぶって』へどんな思いを抱いていますか?

代永 翼さん(以下、代永):僕にとってはとても大事な作品になりました。自分を選んでいただいたことがとても嬉しかったですし、同時に緊張もしましたね。僕という人間・役者をたくさんの人に知っていただく切っ掛けになった作品なので、感謝してもし切れません。

 また、昨今これだけ丁寧に高校球児を描いている作品はないと思うので、作品そのものとしても大好きです。先輩がいない中で一からチーム作りをしていくところが面白くて、これから西浦がどうなっていくのか……収録が終わって大分経ちますけれど、今でも役者としても読者としても目が離せない作品です!

――原作者のひぐちアサ先生が代永さんの演技を聞いて、「三橋そのものだ!」と太鼓判を押されたと伺いました! ご自分はどう感じていますか?

代永:今は大分変わってきましたが、当時は似ている部分が多かったのかもしれません(笑)。境遇も似ていたかも。三橋は、高校に入って自分が知らない場所に行き、ピッチャーをやりたいという自分の意志をうまく伝えられずにおどおどとしていた。僕もまだデビューしたてのド新人で、慣れないアフレコ現場ですごい先輩に囲まれて、何をしてもビクビク緊張していました。

 この作品をものにしたい!という気持ちはあっても空回り気味で、弄られて「わ――――っ」って焦ってしまうようなところがありましたね。先輩たちとどう接していいのかもわからなくて、収録のたびに胃が痛くて……。確か、当時のインタビューでも電車の中で胃が痛かったというようなことを言っていたと思います。だんだん思い出が蘇ってきました(笑)。

 ひぐち先生には、自分が思い描いていた三橋だと言っていただいて、とても嬉しかったです。先生はアフレコにもよくいらしていたのですが、とてもサバサバした方で、会う度に「三橋を頼むよ! しっかりね!」って活を入れられました(笑)。

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――三橋役はオーディションだったのですよね。

代永:最後の2人まで残れたと聞いたときはドキドキでした。大きな作品ですし、そこまで残ったのなら絶対取りたい!と強く思いましたね。事務所の皆さんも応援してくれて、一丸となって頑張りましょうと言ってくれていました。

 三橋役に決まったことは、事務所からの電話で知りました。連絡が来た時は全然実感が湧かなくて、一瞬声が出なかったです。電話を切ってしばらくしてから、「決まったんだ」と理解できました。でも、実際にポスターや雑誌に自分の名前が載るまでは現実味が薄かったです。名前を見たり台本をもらったりしてから、だんだんと「始まるんだなあ」と実感が湧いてきました。

――アフレコではかなり緊張されていたとのことですが、やはり初日がいちばんピークでしたか?

代永:緊張のあまり前日は眠れませんでした。休まなきゃと思うのに、脳がずっと動いている感じで。気がついたら朝を迎えていました。当時は茨城から通っていたので、一本乗り過ごすと間に合わなくなってしまうんです。だから早めに出て、頭をすっきりさせた状態で現場に入ろうと思っていたのに、結局ガチガチのままでしたね。

 ドアを開けると、そこにそうそうたるメンバーがいるわけですよ。阿部役の中村(悠一)さんとはその前に取材で会っていましたが、他のメンバーはテレビでしか知らない先輩ばかり。アフレコが始まっても、緊張で台本を持つ手の震えが止まらなくて、マイクにノイズが入って何度も撮り直しました。でも、先輩たちが気を遣ってくださり、三橋の……僕の使うマイクにはできるだけ入らないようにしたりと、いろいろとフォローしてくれたんです。

 特に田島役の下野(紘)さんにはとても助けていただきましたね。僕があたふたしている時に間に入って弄られ役に回ってくれたり、取材で語れなかったらフォローしていただいていました。田島は三橋と仲がいいという設定なので、そういう部分でもリンクしていたかもしれません。

――その他に、収録当時のことで印象に残っていることや、今だから話せるエピソードがあれば教えてください。

代永:基本的に男が多い現場だったので、男子校みたいなノリでしたね。角(研一郎)君もよくいじられていました。作中で角君の演じる水谷が「クソレフト!」って阿部に心の中で怒られるシーンがあるんですけど、それで角君の呼び名が“クソレ”になったり。いじるポイントが見つかったら皆で全力でいじる!って感じで。

 あと、早水(リサ)さんや福圓(美里)さんたち女性陣がいても、下ネタをバンバン言っていました。そこに何故かひぐち先生も混じってきたりして(笑)。

 その他はずっと野球の話です。野球をやったことがない人が多かったので、野球用語とか独特の短縮する言い方がわかっていなくて…。僕らからすると「ナイスピッチー!」だと思っていたのが、実際は「ナイピッチー!」だとか。

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――こういった用語がしっかりと勉強されていることはもちろん、応援の時に声が裏返ってもそのまま採用されていたり、『おお振り』はリアルを大切にしている気がしました。

代永:そうでしたね。スタジオにメガホン持ち込んで、実際に喋った音を撮ったり、音響監督さんが高校の野球部に行ってスパイクが土を踏む音やスライディングの音を録音したり……かなりこだわって作り込んでいました。

――現場では大変緊張されていたとのことですが、演技の上で苦労したことはありますか?

代永:意識して組み立ててしまうとむしろ駄目になるので、感じたものをそのまま出すように心がけていました。じゃないと“三橋”にならないんです。とにかくがむしゃらに、この役を演じきることだけを考えていました。

 最初、三橋が悲鳴をあげた時に、先輩たちが「すげー声してんな」って褒めてくれたのを覚えています。僕は名前も“翼”で男か女かわからないようなところがあったので、声だけ聞くと女性かと思う人もいたみたいです(笑)。

 先輩たちからお芝居のやり方や、監督たちとのディスカッションのやり方を学んだり、すごく成長させてもらった現場だと思っています。逆に夏の大会編は、僕も経験を重ねている分、どうしても技術に頼ってしまう部分があったので、音響さんには最初の時を思い出せとよく言われていました。三橋がちょっと驚いてビクッとなるようなシーンとか、頭で考えて演じては駄目なんですね。

――去年の夏のTBSアニメフェスでは久々に三橋役としてでの出演となりましたが、いかがでしたか?

代永:やっぱり年を取るとどうしても変わっちゃう部分はあるので、もう当時のことは意識せずに、今のままの自分たちでやろうと中村さんと話したんです。10年間積み重ねてきたものがあって、今の僕たちが『おお振り』を演じるとこうなるんだよと。聞いていただいた方からは感動したとか、ちゃんと三橋と阿部だったと言ってもらえたので、やって良かったなと思います。

 でも、同じセリフでも今の自分だと感じ方が全然違っていて面白かったです。当時の三橋は、自分がなんでこんなことを言われているのかわからなくて、誰に対してもビクビクしてたけど、今の僕が演じると違う感情が出てきて……正直、ちょっと泣きそうになりました(笑)。

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――Blu-ray BOXには新規DJCDが収録されます。最初のシリーズのDVD特典としてDJCDがついて、その後、第二期の放送に合わせてWEBラジオが放送されたんですよね。こちらも今回は久々の復活でしたが、ご感想は?

代永:やっぱり緊張しましたよ! でも始まったらあっという間でした。パーソナリティーはこれが初めてだったので、当時は何をしていいかわからなくて、右往左往していましたね。ゲストの方や中村さんにほぼほぼ進行してもらったり……。今回の新規収録では、「うまくなったね」と褒められました(笑)。

――当時、最初は猫を被っていたのだと中村さんに言われていましたが、そのあたりはいかがですか?

代永:被っていたというか、緊張のあまり全然自分が出せなかったです。台本のないフリートークは苦手でしたし、しゃべり方自体も上手ではなかったので……。

 でも、今回のゲストは事務所の先輩の谷山(紀章)さんで、中村さんとも今までいろいろなお仕事を一緒にさせていただいてきたこともあって、かなりフランクに喋れるようになっていました。相変わらず弄られてますけど、動揺しすぎることもなく、ありのままでぶつかっていきました!

 先輩が「大丈夫か」と言うぐらい下ネタとかバンバン話しています(笑)。面白かったです。カットされるんだろうなと思っていたら、意外にカットされてないみたいで……。昔のDJCDのままのイメージだと、びっくりするぐらい変わっているんじゃないかと思いますよ。

――DJCDの聞き所を教えていただけますか?

代永:ギリギリトークなところもですが、『おお振り』について改めて3人で振り返っているので、そこを聞いて欲しいですね。僕がいろいろなことを暴露されたりしています(笑)。

 僕としては、谷山さんの「花井 梓 役です」が久しぶりに聞けたというだけで嬉しかったです。僕らの中では、やっぱり谷山さんはキャプテンというイメージがあるんですよね。リスナーの皆さんからいただいたお便りを多く紹介していて、わりと谷山さんにも喋っていただいているので、そのあたりも聞き所かな。

 あと、タイトルコールを録り直したんです。当時は2人で合わせるのも緊張してたなと思い出して、すごく懐かしかったです。今は以前よりコミュニケーションも取れるようになって、始まったら呼吸を合わせることもできるようになりました。このためだけに録り下ろしているタイトルコールなので、よーく耳を澄まして聞いてください!

――10年をきっかけに『おお振り』を見返す方もいるかと思います。代永さんおすすめエピソードを教えてください。

代永:何話だろう……。まず“桐青高校編”は涙なしには見られないと思います。西浦高校にとっては、甲子園を目指すための最初の戦いにして大きな壁で、かなりの実力差があるんですけど、それを阿部君やモモカンの戦略、三橋の考えや田島君の活躍、そして仲間たちの力でひっくり返していく。桐青にとっては三年生の最後の試合で、桐青バッテリーの絆も感じられて、深い感動があります。

 美丞大狭山戦も感動するんですけど、三橋としてはあの試合は悔しいだけで(笑)。今見ても「くっそー!」と思います。三星戦も崎玉戦も、それぞれの試合に物語があるので、やっぱりどれも見て欲しいですね。

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 試合以外だと、桐青戦が終わった後の叶君とのメールのやり取りが好きです。三橋が「修ちゃん」ってやっと昔の呼び方で呼べて、叶君もそれを喜んでウキウキしちゃう(笑)。見ててほっこりする、試合後のひとときですね。『おお振り』はこういう部分も忘れずに描かれているのがいいなと思います。

――これから新しく本作をご覧になる方もいるかと思います。そういった方に向けて、作品の魅力をアピールしていただけますか?

代永:冒頭でも少し触れましたが、『おお振り』の魅力はリアルなところだと思うんですよ。もちろん、フィクションな部分はあります。だけど、魔球があるわけでも必殺技があるわけでもなく、飛び抜けた能力者がいるわけでもないじゃないですか。等身大の高校生たちが、純粋に甲子園や甲子園優勝を目指して頑張っていく。応援団とか先生とか親とか、周囲の人たちも含めて、それぞれの抱える葛藤や野球に賭ける思いが事細かに描かれた作品だと思います。

 『おお振り』を見てから実際の高校野球を見ると、『おお振り』が現実に出てきたのではと思うような瞬間がたくさんあります。緊張を解す方法とか、リアルでも使えそうなお役立ち情報も(笑)。野球面で見ていただいても楽しいですし、きらきらした青春ストーリーでもいい。自分ならではの楽しみ方が見つけられる作品だと思いますので、ぜひ何回でも見て、楽しんでいただければと思います。

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――『おお振り』は、今回BOXが発売される他、2月には舞台化も決定しています。今後どんな展開を期待されますか?

代永:アニメフェスに来てくださったファンの方の中には、3期が発表されるのではという期待もあったみたいですが……。僕たちも何かできたらいいなと思っています。3期じゃないとしても劇場版とか。大きいスクリーンで彼らを見たいという野望はあるのですが、何分原作がまだそれほど進んでいないので(笑)。もしも何かあるとしても、もうちょっと先になるのかなと思います。

 気長に待っていただければ、どこかで何かはあるかもしれません。まずはBlu-rayを買って、2月の舞台を見ていただいて……。そうやって応援の声を各所に届けていただくと、動くもののもあるのではないかと。

 もう一度、アニメで“にしうらーぜ”(西浦ナイン)が見たいという気持ちは、きっとキャスト全員が持っていると思います。僕も本当に機会があればやりたいです。修ちゃんと再会したらどうなるのか見てみたいですし、美丞大狭山も倒したい! 桐青も新バッテリーでどんな新チームになっているのか気になります。三橋がフォームを変えたりポジション変更があったり、原作でもいろいろな展開があって、楽しみにしていただけるポイントがありますので、期待したいですね。

――『おお振り』の新たな展開を皆さん待ち望んでいると思います! ちなみに特設サイトでは10周年になぞらえて、“10年で変わったこと”という質問に回答されていましたが、“これからの10年でやりたいこと”はありますか?

代永:やる機会があったら、また舞台に立ってみたいという思いはあります。できればミュージカルなどの要素が入ったものをやってみたいですね。アフレコだとどうしても自分のタイミングでできない時もあるんですが、舞台は生ものなので、自分の全部でぶつかっていける。お客さんの視線や意識をどうやってこちらに集中させるのか、役者同士の呼吸とかも自分の肌で感じて、声だけでなく表情も身体も全部使って、その場の出来事に対応していく。ステージに立つ役者とお客さんで、一緒にその場の空気を作っていく感じが好きですね。

 同じ物語、同じセリフを喋っても、一日として同じ日がないのが舞台の楽しさだし、役者として成長できる場だと感じています。あとは……何回か言ってるんですが、楽器をやってみたいです。

――具体的には?

代永:サックスをやりたいんです。ステージでもイベントでも、いつか披露する場があれば……。それには、まずサックスを買って練習しなきゃならないんですけど(笑)。10年あれば吹けるようになるかなと。ギターもカッコいいけど、サックスの方が渋みがあってより好みですね。ジャズも最近好きだし、ハード系の曲でもサックスのソロが入るとカッコいいんですよ。

――これからの10年の代永さんの活躍も楽しみです!  最後に、読者へのメッセージをお願いいたします。

代永:皆さんの応援のおかげで、10年ぶりに『おお振り』が帰ってくることが出来ました! ありがとうございます。あの当時の僕らが出来るすべてを詰め込んで、ひぐち先生、監督さん、スタッフさん、すべての人の思いが詰まった作品です。見始めたら止まらないですし、老若男女すべての世代できっと感じるものがあると思います。

 もしもお母さん世代で息子さんが野球やっていたりしたら、一緒に見ていただくと話も広がりますし、野球への見方も変わるんじゃないかな。

 そして2月の舞台も見ていただいて、より『おお振り』の世界を楽しんでいただき、皆さんの中にもっともっと物語が広がっていったら嬉しいと思います!

――ありがとうございました!

阿部隆也役・中村悠一さんのコメント

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――2007年のアニメ開始から10年が経ちました。今改めて『おおきく振りかぶって』にどんな思いを抱いていますか? また、ご自身にとって『おおきく振りかぶって』はどんな作品でしょうか?

 第1期のころは僕もまだ若手で、この作品を経てさまざまな現場に行くことが増えたと思います。放送当時、同業の方や他現場のスタッフさんたちから、「見てるよ!」と言われて嬉しかったことを覚えています。3期がやることがあったらまたぜひ阿部を演じたい、そう思う大切な作品です。

――1期が10年、2期は7年前になる本作。TVアニメ放送時、当時のアフレコの様子について、思い出(印象)に残っていることはありますか?

 収録はつねに全力で、疲れた記憶があります。でもみんな『おお振り』が大好きで、よく放送された話数について盛り上がっていました。チーム一丸となって臨む収録でしたね。

――今回のBD-BOX発売をきっかけに本作を見返す方もいるかと思います。今見ると当時見た時とは違った印象を受ける方もいるかと思いますが、ご自身が見返した時、当時とは違った印象を受けそうなところはありますか?

 この作品は、担当キャラクターと印象が近い人がキャスティングされていて、当時の僕も阿部と似通った部分があったと思います。演技もありのままの自分で演じたら阿部になっていたので、10年経った今自分が演じようとすると、このころの阿部の声を思い出して、意識して演じてしまう。

 10年前の自分と今の自分では違う部分もあるので、作品の内容よりも演技面で、当時感じていたこととは違う印象を受けると思います。

――『おおきく振りかぶって』を、BD-BOX発売をきっかけに初めて見る人に“これだけは言っておきたい”ことを教えてください。

 高校時代に何かに夢中になっていた人は、キャラクターたちが全力で野球に取り組む姿に共感できるんじゃないかなと思います。とにかく“リアル”に描かれる彼らの青春を見てください。

――『おおきく振りかぶって』は2018年には舞台化も決定していますが、ご自身が期待する『おお振り』の今後の展開はありますか?

 TVアニメは1期、2期合わせて全3クールの放送でした。3クールって長いようですが、キャラクターたちの時間はほんの一瞬しか描いていません。彼らの活躍をまたアニメで見たいし、僕も阿部を演じる機会があればいいなと思っています。

――最後に、読者・ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

 一度見ると止まらずに一気に見てしまう、そんな作品です。ファンの方はもちろん、まだ観たことがない人もこの機会にお手に取っていただけたら嬉しいです。

――ありがとうございました!

花井 梓役・谷山紀章さんのコメント

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――2007年のアニメ開始から10年が経ちました。今改めて、本作へどんな思いを抱いていますか? また、ご自身にとって『おおきく振りかぶって』はどんな作品でしょうか?

 高校野球人気って当時から揺るぎないものがあったと思うけど、当時この作品を観ていた少年達が今球児になっていたりする訳で……。それを思うと、現在のとりわけ高い高校野球人気に一役買ったのかなぁと誇らしく思うときもあります。

――1期が10年、2期は7年前になる本作。TVアニメ放送時、当時のアフレコの様子について、思い出(印象)に残っていることはありますか?

 今売れっ子の人が当時はまだ新人だったり。代永くんなんてデビュー作ですからね(笑)。中村くんもまだ若手の頃だったけれど、彼はその頃からふてぶてしかった(笑)。いい意味で変わらない人なんだと思います。部活のような雰囲気の中、ワイワイとアフレコしてました。

――今回のBD-BOX発売をきっかけに本作を見返す方もいるかと思います。今見ると当時見た時とは違った印象を受ける方もいるかと思いますが、ご自身が見返した時、当時とは違った印象を受けそうなところはありますか?

 多分今僕が花井を演じると、当時の花井にはならないかもしれませんね。なんせ高校一年生の役なので。10年前に定めたキャラのラインはそのまま自分自身のラインも10年分たっているので、客観的に観たら自分自身違和感を感じると思います。

――『おおきく振りかぶって』を、BD-BOX発売をきっかけに初めて見る人に“これだけは言っておきたい”ことを教えてください。

 面白いよ~。

――『おおきく振りかぶって』は2018年には舞台化も決定していますが、ご自身が期待する『おお振り』の今後の展開はありますか?

 またアニメやろーよ~

――10周年ということになぞらえて、この10年でご自身が変わったなと思うこと、そしてこれからの10年間でやりたいことを教えてください

 どんどん人生に臆病になっていってます(笑)

――最後に、読者・ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

 青春を感じて下さい!

――ありがとうございました!

田島悠一郎役・下野 紘さんのコメント

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――2007年のアニメ開始から10年が経ちました。今改めて、本作へどんな思いを抱いていますか? また、ご自身にとって『おおきく振りかぶって』はどんな作品でしょうか?

 本当に熱い作品でしたし、いろんなことを学ばせてもらった、代表的な作品の一つですね。いろんな先輩たちとの出会いや緊張の解き方など、仕事面でもプライベート面でもいろいろ助けてもらったり、広がりが持てた作品でもありましたね。

――1期が10年、2期は7年前になる本作。TVアニメ放送時、当時のアフレコの様子について、思い出(印象)に残っていることはありますか?

 男臭い現場だったなと(笑)。女性も少しはいましたが、とにかく男性声優が多かったし、それまでこんなに大勢での収録は初めてだったので、“天才”と呼ばれる役だったのも相まって、すごい緊張してましたね。あと、初々しかった代永くんが見られたのも、その頃でしたね。

――今回のBD-BOX発売をきっかけに本作を見返す方もいるかと思います。今見ると当時見た時とは違った印象を受ける方もいるかと思いますが、ご自身が見返した時、当時とは違った印象を受けそうなところはありますか?

 どうでしょうね……実際、まだ改めて見直してはいないので分かりませんが、やっぱり違った印象を受けたりするんじゃないかなとは思いますね。あの頃はまだまだ足りないところが多かったと思いますし、逆に今の自分ではできないようなこともあるかもしれませんからね。

――『おおきく振りかぶって』を、BD-BOX発売をきっかけに初めて見る人に“これだけは言っておきたい”ことを教えてください。

 特にないです。いや、強いて言うなら、変に構えずに観てもらったらいいんじゃないでしょうか。その熱さや面白さは、観てみなければ伝わらないと思いますし……あ! 野球用語やルールを知っとくと、より楽しめると思います!(笑)

――『おおきく振りかぶって』は2018年には舞台化も決定していますが、ご自身が期待する『おお振り』の今後の展開はありますか?

 ぶ、舞台やるんですかっ!? マジですか……どういう感じになるのか全く想像できませんが、ちょっと気になりますね。どの辺りをやるのかとか、田島をどんな人が、どう演じるのか……観てみたいなぁ。

――10周年ということになぞらえて、この10年でご自身が変わったなと思うこと、そしてこれからの10年間でやりたいことを教えてください

 10年……変わったどころの騒ぎじゃないですね、色々変わり過ぎてて。あの頃の自分では、想像つかなかったようなことがたくさんありましたからね。そして、これから10年……というと、47歳。想像できないし、いろんな想像を超えていってるんだろうな。とりあえず最近行ってないから、温泉とか行きたいです!!(ガチ)

――最後に、読者・ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

 知ってる方は、お久しぶりです! あの熱い青春の日々をまたご覧いただけたら嬉しいです! 知らなかった方……あなたは、損してますよ! ぜひとも『おお振り』を観て、いろんなことを感じて、学んでもらえることが、きっとあると思います。そして、BD-BOXとともに、また原作でも楽しんでもらえたら幸いです。

 よろしくお願いします……ゲンミツにっ!!

――ありがとうございました!

サイン色紙プレゼント

 代永 翼さんのサイン色紙を抽選で1名様にプレゼント! プレゼントへの応募は、下記の応募フォームから必要事項を記入するだけ。『おおきく振りかぶって』やキャスト陣への応援メッセージも自由にご記入ください♪

※当選者の方にメールにてご連絡させていただきます。

★締め切りは2018年1月31日(水)の23:59。お早めにご応募ください!★

ご応募はこちらから!

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DATA
■『おおきく振りかぶって COMPLETE Blu-ray Disc BOX』
公式サイト:http://www.oofuri.com/
公式Twitter:@oofuri_anime

【発売日】2018年1月24日(水)
【価格】32,000円+税
【品番】ANZX-12251~ANZX-12259
【本編収録話数】全38話(第1期:1話~25話、第2期:1話~13話)
【内容物】
・本編Disc×6枚、特典Disc×3枚(DJCD1 枚+『おおきく振りかぶって』『おおきく振りかぶって~夏の大会編~』オリジナルサウンドトラック2枚)
【完全生産限定版特典】
・キャラクターデザイン・吉田隆彦描き下ろしアニメ版権ジャケット仕様
・ブックレット
・オリジナルサウンドトラック CD
・新規制作 DJCD(代永翼&中村悠一出演)
【映像特典】
・ノンテロップOP&ED集
・未放送話
1期:特別編“基本のキホン”
2期:第12.5話“目標”
※特典・仕様は予告なく変更になる場合があります。
【発売】アニプレックス
【販売】ソニー・ミュージックマーケティング
【店舗共通特典】
・描き下ろしジャケット版権A3クリアポスター
・対象店舗:ANIPLEX+、アニメイト、ソフマップ(BD/DVD 取扱店及びドットコム)、とらのあな(一部店舗除く)、TSUTAYA RECORDS(※一部店舗除く)/TSUTAYA オンライン、Amazon(【Amazon.co.jp 限定】商品のみ対象)、楽天ブックス、セブンネットショッピング
※上記チェーンの一部店舗で取り扱いのない場合があります。詳しくは各店舗で確認してください。
【店舗別購入特典】
・ANIPLEX+:卓上スクールカレンダー
・アニメイト:埼玉県立西浦高等学校特製トートバッグ
(球技大会Tシャツ柄タグ4種付 三橋・田島・泉・浜田)
※特典内容は予告無く変更になる場合があります
※特典はなくなり次第終了となります。
※運用及び特典内容に関する詳細は各店舗で確認してください。

STORY

 「俺なんか…」と、すぐメソメソと泣くピッチャー・三橋 廉。

 彼は中学時代、経営者の孫と言うことで“ひいき”でエースになっていた上に、マウンドを3年間ゆずらなかったことでチームメイトにきらわれ、悲しい中学時代を過ごしていた。自分のせいで野球部は負け続け、みんなも野球を楽しめなかった。

 その罪悪感から、彼は完全に自信を失い、人間不信に陥っていく。

 中学卒業後、エスカレーター式の三星学園を出、野球をやめる覚悟で西浦高校へ入学する。

 別の学校では、実力のない自分はもうピッチャーにはなれないだろうと思いながらも、その足はまっすぐに野球部グラウンドへ向いてしまうのだった――。

<CAST>
・三橋 廉=代永 翼
・阿部隆也=中村悠一
・花井 梓=谷山紀章
・田島悠一郎=下野 紘
・沖 一利=佐藤雄大
・栄口勇人=鈴木千尋
・巣山尚治=保村 真
・水谷文貴=角研一郎
・泉 孝介=福山 潤
・西広辰太郎=木村良平
・百枝まりあ=早水リサ
・志賀剛司=室園丈裕
・篠岡千代=福圓美里
・浜田良郎=私市 淳

<STAFF>
・原作:ひぐちアサ『おおきく振りかぶって』
【第1期】
・監督=水島 努
・シリーズ構成=黒田洋介
・キャラクターデザイン=吉田隆彦
・総作画監督=吉田隆彦
・アクション作画監督=谷口淳一郎
・小物デザイン=鈴木卓也
・色彩設計=佐藤美由紀
・美術監督=渋谷幸弘
・撮影監督=老平 英
・編集=西山 茂
・音楽=浜口史郎
・音響監督=菊田浩巳
・アニメーション制作=A-1 Pictures
【第2期】
・監督=水島 努
・シリーズ構成=黒田洋介
・キャラクターデザイン=吉田隆彦
・総作画監督:髙田 晃=谷口淳一郎、吉田隆彦
・アクション作画監督=谷口淳一郎、満仲 勧
・小物デザイン=米澤 優
・色彩設計=中島和子
・美術監督=渋谷幸弘
・撮影監督=廣岡 岳
・編集=西山 茂
・音楽=浜口史郎
・音響監督=菊田浩巳
・アニメーション制作=A-1 Pictures

インタビュー・テキスト:梅澤鈴代拝
©ひぐちアサ・講談社/おお振り製作委員会