anime

オリジナルTVアニメ『正解するカド』新PV第1弾&キャストが公開!

2017.01.24 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

主人公・真道幸路朗役に三浦祥朗、ヤハクィザシュニナ役に寺島拓篤が決定♪

キャラクターデザイン・有坂あこ描き下ろしによる新キービジュアル ©TOEI ANIMATION,KINOSHITA GROUP,TOEI

 東映アニメーション初のCGによるオリジナルTVアニメ『正解するカド』が2017年4月よりTOKYO MX、MBS、BSフジにて放送開始となることが発表された。また合わせて出演キャストと追加スタッフ情報も公開された。

 主人公・真道幸路朗役には三浦祥朗、ヤハクィザシュニナ役には寺島拓篤、徭 沙羅花役にはM・A・Oなどが決定。そして劇伴は映画『レッドクリフ』や『鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星』などを手掛けた岩代太郎が担当する。

 さらに、三浦祥朗やM・A・O、浅野修平役の赤羽根健治らキャスト陣が実写にて出演するコンセプトフィルムからアニメ本編映像へとつながる新PV第1弾も公開された。

●新PV第1弾

 そして各キャストからコメントも届いたので紹介しよう。
kado_20171023_02

●真道幸路朗役・三浦祥朗
kado_20171023_19
 真道はとにかく優秀なネゴシエーターなのですが、その優秀さは、いろいろなものに興味をもち、それに対して色んな考察ができるという、彼が今までずっと生きてきた姿勢からきていると思うんです。日本や海外の文化に興味をもち、どんどん見識を広げていく。そういうところが彼の魅力ですし、彼の能力にもつながっているんじゃないかなと思います。作品としては、CGアニメーションなので、もちろんそこにもご注目いただければと思いますが、あまりこれまでアニメーションでは見たことのないようなしっかりとしたSF作品だと思いますので、そこにもご注目いただければと。おそらくは相対性理論と量子論なども関わるようなお話だと思うのですが、そういった科学に関する作品というのはこれまであまりなかったと思いますので、ぜひしっかりご覧いただけたらなと思います。

●ヤハクィザシュニナ役・寺島拓篤
kado_20171023_20
 ヤハクィザシュニナは、我々が今住んでいる地球、世界とはまた別のところからやってきた謎の存在であるとしかまだ言えない状態ですね。どういう人物なのか、どういう存在なのか、何が目的なのか、また、『正解するカド』というこの謎のタイトルとどういった関係性があるのかというのは、ぜひ本編をご覧いただいてご確認いただければと思います。楽しみにしていてください。作品の見どころは、三浦さんもおっしゃっているとおりSFであるというところですね。オーディションの際に「なにかSFのお話をしてください」と言われたのがすごく印象的だったので、この作品の押しである部分は間違いなくSFというポイントだと思います。オンエアでご覧いただいた内容を、オンエアの時間以上に頭の中で考えを巡らせる時間、というのがこの作品の楽しみのひとつだと思いますので、ぜひご覧いただいたあとに、あれは一体何を言おうとしていたんだろうかとか、出てきた謎のものは一体何なのかという思考を巡らせて、頭の中にカドの世界を広げる時間をお楽しみいただければと思います。ぜひオンエアを観逃さず、細かいところまで注目していただければ嬉しいです。

●徭 沙羅花役・M・A・O
kado_20171023_10
 沙羅花は、若くして交渉官という非常に重要な立場にいるということで、しっかりしていて一本筋が通っているような女性です。仕事とプライベートのギャップが見える瞬間があったり、無邪気でかわいらしいなと感じられる一面もあるところがとても魅力的だと思いました。作品の見どころとしては、ザシュニナさんと人類側がどのように交渉を進めていくのか、コミュニケーションの本質とは何かというところをじっくり観ていただけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします!

●浅野修平役・赤羽根健治
kado_20171023_09
 浅野は、警察庁長官官房国家公安委員会会務官補佐官という役職で、若くしてそこまでのぼりつめるぐらいすごくしっかりとした人です。真道と夏目と同年代なので、そのあたりの関係性にもご注目いただけると面白いかなと思います。また、メガネなイケメンというところが意外と押しポイントなので、そこにもご注目いただけたら嬉しいです。作品の見どころは、SFももちろんですが、少し不思議な作品で、何をしゃべってもネタバレになりそうですし、ただ、逆に何をしゃべっても観ている人はこんがらがってしまうのではとも思いますし、一度まずご覧いただき各々で受け取っていただいて、そこから自分の中でいろいろな謎をひもといていただけるといいなと思います。そういった意味では、1話約30分ではありますけれども、情報量としてはそれ以上のものが毎話詰まっている見ごたえがある作品だと思いますので、ぜひご覧ください。よろしくお願いします。

●夏目 律役・伊藤 静
kado_20171023_07
 夏目は真道くんの同僚で、真道くんへの想いを秘めながら政府のなかでお仕事をしている女性です。カド、ザシュニナと、正体のわからない未知のものと対峙しつつ、いろんなことが起こるにしたがって、アフレコ中、何回「真道くん」と言ったか分からないくらい彼の名前を呼ぶ率が上がっていきますので、何回呼んだかぜひカウントしてください(笑)。作品としては、ザシュニナが来たおかげて、人類規模で本当にいろんなことが起こっていきます。もしそういう状況になったら自分はどういうふうに動けるんだろう、ただ巻き込まれるだけなのか、そこで何か考えられるのか、といったことをいろいろ考えさせられる作品だなと思います。皆さんもそんなことを考えながら楽しんでご覧いただけたら嬉しいです。

●品輪彼方役・釘宮理恵
kado_20171023_06
 品輪さんはとにかくピュアな天才博士で、天才すぎるがゆえに自分以外の人が天才じゃないことが理解できないというタイプの無邪気な天才です。作中では、人類側の知能として機能する立ち位置で、日々楽しく研究させていただいておりました。作品全体の魅力は、皆さんおっしゃっているとおりに、毎回自分の頭では追いつかないようなことを感覚にバシバシ伝えてきてくれるところかなと思います。プレスコで収録をしていたので、絵がどんなふうになっているのかもとても楽しみですし、皆さまにもオンエアが始まったら毎回驚いてもらえる作品になるんじゃないかなと思っております。

●犬束構造役・中 博史
kado_20171023_05
 こういうものが突きつけられたとき、国を代表する総理が果たして決断をできるのかどうかといところが難しい役どころだなと思いながら演じました。また宗教観、哲学や思想というものに、どれだけの価値があるのかということも突きつけられているような気がしました。ですから、カドがああいった宇宙から来るものなのか、人間のなかにある、不正解か正解かよく分からないもので、対立したり向き合っていかなきゃいけないものなのかというところを、各々が感じとりつつ楽しんでいただけたらより面白くなるのではないかと思います。

●言野 匠役・桐本拓哉
kado_20171023_03
 言野は、とにかく情報を追い続ける報道マンです。未知の存在と現実世界との間を右往左往しながらさまざまな情報を発信していく役どころということで、すごくやりがいがありました。こういう役回りの人がどのように情報を発信するかによって、結果が変わってくることもあるかと思います。そういう意味では、人間的でありながらもある意味恐ろしい存在でもある、そんな立ち位置のキャラクターだという点を意識しました。10年以上前にやらせていただいた、とあるインターネット系のアニメのなかで“アカウント”といったいろんな用語が出てきたのですが、今となってはあたりまえのように使われている言葉でも、当時はまったく耳馴染みのない専門用語のように感じられました。この作品のなかで出てくるさまざまな言葉も、今はよく意味が分からなくても、いつかあたりまえのように意味が通じるときが来るような気がしています。ご覧になった方がだんだんと追いついてきて「そういうことね」と分かる瞬間がきっといつか来たりするんじゃないかなと、そういうところがこの作品の面白さなのではと思っております。

 なお、3月開催の『AnimeJapan2017』内にて行われる放送開始直前記念トークイベントには三浦祥朗、M・A・O、品輪彼方役・釘宮理恵が登壇する。本編が放送スタートする前にこちらもチェックしよう。

DATA
オリジナルTVアニメ『正解するカド』
kado_20171023_01
kado_20171023_11kado_20171023_12kado_20171023_08kado_20171023_14kado_20171023_15kado_20171023_04kado_20171023_17kado_20171023_16kado_20171023_13kado_20171023_18
ON AIR:2017年4月より放送開始
 TOKYO MX1/4月7日(金)より毎週金曜22:30~
 MBS/4月11日(火)より毎週火曜深夜
 BSフジ/4月11日(火)より毎週火曜24:00~

HP:http://seikaisuru-kado.com
Twitter:@Seikaisuru_Kado 
Instagram:@seikaisuru_kado 
Facebook:https://www.facebook.com/SeikaisuruKado.official/

STAFF:
 総監督=村田和也
 シリーズディレクター=渡辺正樹
 脚本=野﨑まど
 演出=りょーちも・齋藤昭裕・田辺泰裕
 キャラクターデザイン=有坂あこ
 アニメーションキャラクターデザイン=真庭秀明・りょーちも・黒岩園加
 CGディレクター=カトウヤスヒロ
 キャラクタースーパーバイザー=宮本浩史
 リードキャラクターモデラー=岩本千尋
 リードアニメーター=安田祐也・牧野 快
 グラフィックデザイン=鈴木夏希
 色彩設計=岩沢れい子
 美術監督=佐藤豪志(スマーチル)
 撮影監督=石塚恵子
 編集=福光伸一
 音響監督=長崎行男
 音響効果=今野康之(スワラ・プロ)
 音楽=岩代太郎
 アニメーションプロデューサー=小倉裕太
 プロデューサー=野口光一
 アニメーション制作=東映アニメーション

主題歌:
エンディングテーマ/HARUCA『永遠のこたえ』

CAST:
 真道幸路朗=三浦祥朗
 ヤハクィザシュニナ=寺島拓篤
 徭 沙羅花=M・A・O
 花森 瞬=斉藤壮馬
 浅野修平=赤羽根健治
 夏目 律=伊藤 静
 品輪彼方=釘宮理恵
 犬束構造=中 博史
 羽深清鷹=斎藤志郎
 笹内直己=菊池正美
 言野 匠=桐本拓哉
 画美=菅沼久義
 歌丸=阪口大助
 御船哲人=後藤哲夫
 阿方篤彦=小山剛志
 大石哲男=半田裕典
 深水ソフィー=甲斐田裕子
 由利縞子=白石涼子

STORY:
 真道幸路朗は、外務省に勤務する凄腕の交渉官。羽田空港で真道が乗った旅客機が離陸準備に入ったとき、空から謎の巨大立方体が現れる。“それ”は急速に巨大化し、252人の乗った旅客機を飲み込んでしまう。巨大立方体の名は“カド”。カドより姿を現した、謎の存在・ヤハクィザシュニナは人類との接触を試みようとする。カドに取り込まれた真道は、ヤハクィザシュニナと人類の間の仲介役を引き受けることになる。一方、日本政府も国際交渉官の徭 沙羅花を代表として現場へ送り込む。ヤハクィザシュニナとは何者か。そして彼の狙いは何か。

■『正解するカド』放送開始直前記念トークイベント

開催日時:2017年3月25日(土)15:00~ オープンステージ
開催場所:AnimeJapan2017
出演者:三浦祥朗(真道幸路朗役)、M・A・O(徭 沙羅花役)、釘宮理恵(品輪彼方役)

『AnimeJapan2017』HP:https://www.anime-japan.jp/

オススメ
あわせて読みたい