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キンプリ、エデロがキャラソンをリリース!シン役寺島惇太&ユウ役内田雄馬にインタビュー!曲ができたのは1.5リットルの水と唐揚げのおかげ!?

2016.07.19 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

KING OF PRISM by PrettyRhythmキャストインタビュー

©T−ARTS / syn Sophia / キングオブプリズム製作委員会

シン役・寺島惇太インタビュー

元気さを封印
大人なシンを表現

——シンくんのキャラソン『Sweet Sweet Sweet』は甘いラブソングですね。シンくんは元気のある曲を歌うのかなと思っていました。

 そうなんですよ。僕も元気いっぱいな曲になるのかなと思っていました。ただ、『ドラマチックLOVE』で一度ラブソングを歌っているので、それほど意外性はなかったです。だから『ドラマチックLOVE』の延長線を歌えばいいのかなって。

——曲をいただいたときの感想は?

 夕暮れどきの帰り道に聴いたら癒やされる感じの曲だなと思いました。耳なじみがよくて、メロディがスッと入ってくるんです。「あなたを笑わせたい」「最高のスウィートあげたい」など、ちょっと背伸びをしながら年上の彼女のために頑張る歌詞もシンくんらしくて素敵だなと思いました。

——大人の階段を登っている感じがしますね。

 『Over the Sunshine!』『ドラマチックLOVE』を経て、ちょっと成長したシンくんの曲になっています。照れくさい言葉がたくさん出てくるんですが、映画の宣伝で胸きゅんのセリフをたくさん言ってきたので、案外すんなりと歌えました(笑)。逆に胸きゅんセリフがなければ、「シンくん、急に背伸びしてどうしたの?」と驚いていたかもしれません。

——歌っていて気持ちの良かったところを教えてください。

 サビのささやくところです。音が少し後ろに引いて、ボーカルを前に出しているんですが、耳元で優しく語りかける感じで歌ってみました。声が大きいとうるさいと思われるし、小さすぎると「え、なに言ったの?」となっちゃうからさじ加減は難しかったのですが、そこはスタッフさんもこだわってくださって。実は初め、シンくんらしさを出そうと元気に歌った部分もあったんです。

——具体的にはどのあたりですか?

 冒頭に「方向一緒だから送るね」と出てくるんですが、「ね!」に力を入れハネるように歌ったんです。だけどスタッフさんと話して、今回は全体的に優しく甘い方向でいこうとなって。ぎこちないけれど、シンくんのいろんなキュンキュンを追求してみたので(笑)、聴いていただけると嬉しいです。

——苦戦したところはありました?

 メロディというよりもキーが高くて大変でした。頑張れば出せなくはないんですがシャウトしてしまって、それで甘いラブソングはないよねって、キーを下げてもらったんです(笑)。あとは気取りすぎるとシンくんではなくなってしまうので、英語の部分は流ちょうにせず、あえて日本語っぽく歌っています。

——先ほど話に出た『ドラマチックLOVE』のレコーディングはいかがでしたか?

 こちらも最初は元気に歌うのかなと思っていたら、「いったん元気なシンくんは忘れて、大人っぽく女性に語りかけるように歌ってください」というディレクションがあったんです。なので、そこを意識して歌いました。実はこちらもキーが高くて、まるでレオくんが歌っているかのようになってしまったんです(笑)。それでキーを下げてもらいました。

——レコーディングの際に気をつけていることはありますか?

 唐揚げを食べるようにしています。今日も、スタジオに入る前に食べてきました! 唐揚げを食べると油分の効果で声が出やすくなるんです。ただ、ウーロン茶などを飲むと油が流れるので、お茶系は避けるようにしています。

…続きは発売中のPASH! 8月号で!

ユウ役・内田雄馬インタビュー

kp08_ユウ

中二病で
俺様フレーズ全開!

——ユウのソロ曲『Zeus♂〜俺は最強スター〜』が手元に届いたとき、まず、何を感じられましたか?

 とんでもない曲がきたな、というのが第一印象でした。とにかくキーが高くて、これを歌うのかとったぐらい難易度の高い曲に感じたんです。でも、歌詞がユウらしく中二病で俺様なフレーズ全開で(笑)、一瞬でこの曲が大好きになりました。もう、詞のチョイスが絶妙なんですよ。「俺は最強だぜ」ということしか言っていないんだけど、とにかくワンセンテンスごと印象深くて。

——そもそも曲名がすごいですよね。

 ユウの言葉によると、タイトルに名前を入れることで自動的にプロモーションできるだろ?ってことらしいです。名前と共に俺は最強スターだって印象も残してやろうという、彼の気概を感じるタイトルですよね。

——歌詞はユウが書いたというなわけですが、内田さんがユウと同じ中学生なら、彼のような歌詞を書けそうですか?

 いやぁ〜、無理です。だって自分を「俺はLegendスター」なんて言ってるんですよ。恥ずかしくて書けない(笑)。でも、そう言い切ってしまえるのがユウのかわいらしさであり魅力なんだと思います。すごい先輩たちに囲まれて、それでも「クソ! 俺は負けねえからな」という気持ちが歌詞から溢れ出ているので、親心じゃないですが、ヨシヨシと見守るような気持ちになってしまいました。

——ユウらしさをどんなところで出そうと心がけましたか?

 劇場ED曲『ドラマチックLOVE』は甘くて爽やかなラブソングだったので、テクニックは使わず素直に歌ったんです。ビブラートを使うと大人びた印象になるので、ほとんど使ってません。でも、『Zeus♂〜俺は最強スター〜』はカッコつけた感じを出すために、ビブラートを使いました。とにかく大切にしたのは、ユウの「お前らを全員説き伏せてやるぜ!」みたいなアピールの強さ。ただ、やりすぎると子供らしさが消えてしまうので、ハネるような歌い方を入れて幼さも残せたらと思いました。

——レコーディングは順調でしたか?

 はい。キーが高くてどうなるかと思ったんですが、歌ってみると疾走感もあり、気持ちよく歌えました。この曲は、ユウの「頂点をつかんでやるぜ!」な気持ちが前面に出ている曲なので、アタックを強めに歌い「俺は最強スター」というフレーズを強調したり、「馬鹿にする奴らは蹴散らして」のフレーズでは、ロックスターになりきって思いきりカッコつけて歌ってみたり。頭で考えるより、気持ちで歌うのが大事かなって。

——歌っていて気持ちよかったフレーズはどこでしょう?

 「神懸かり的な美声で、さあ」。すごい言葉だと思いません? 僕、今までこんな言葉を使ったことがありませんよ(笑)。ここはユウの「さあ、俺の歌声を聴け!!」という思いをきちんと表現しなくちゃと思い、僕なりの美声で頑張ってみました。

——逆に苦戦したところは?

 サビに登場する「間違いないさ」の部分です。この部分、ひとりで歌うにしては音の高低幅が広くて、メロディが取りづらくかなり苦戦しました。これどうしたもんかな…と考えて、地声に近い感じで歌ってみたんです。一生懸命歌っている感もユウらしいかなと。

——レコーディングの裏話的なエピソードがあったら教えてください。

 なんか落ち着かなくて、気づいたら水を1・5Lぐらい飲みほしていました。異常に喉が渇いて、ワンフレーズ歌ったら飲む、ワンフレーズ歌ったら飲むみたいな感じで。おかげでデトックス効果バッチリです(笑)。

…続きは発売中のPASH! 8月号で!

続きはPASH!8月号で!

DATA

HP:http://kinpri.com/ Twitter:@kinpri_PR

©T−ARTS / syn Sophia / キングオブプリズム製作委員会

STAFF:原作=タカラトミーアーツ/シンソフィア、監督=菱田正和、脚本=青葉 譲、CGディレクター=乙部善弘、キャラクター原案&デザイン=松浦麻衣、プリズムショー演出=京極尚彦、制作=タツノコプロ、製作=キングオブプリズム製作委員会

CAST:神浜コウジ=柿原徹也、速水ヒロ=前野智昭、仁科カヅキ=増田俊樹、一条シン=寺島惇太、太刀花ユキノジョウ=斉藤壮馬、香賀美タイガ=畠中 祐、十王院カケル=八代 拓、鷹梁ミナト=五十嵐 雅、西園寺レオ=永塚拓馬、涼野ユウ=内田雄馬ほか

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