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「ドラちゃん、案外お買い得ね」のび太ママもビックリ!? アニメ『ドラえもん』ひみつ道具のお値段

2022.04.30 <PASH! PLUS>

 皆さんは“国民的アニメ”といえばどのような作品を思い浮かべますか? 世代を超えて愛される『ドラえもん』は、間違いなくそのひとつであると筆者は思います。2022年3月時点で映画は41本、TVアニメは1973年4月1日から放映が始まり、なんと3シリーズ合計で2022年3月19日現在、驚愕の3,057話! 流石としか言いようがありませんね。

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 本作を語る際、必ずと言っていいほど上がる話題といえば“ウチにもドラえもんが欲しい!”。誰もがうらやむその存在。一家に1体あればいいのに……。

 のび太くんから数えて5代目の孫になるセワシくんがドラえもんを連れてやって来た時代は、今からおよそ100年後の2125年です。2022年の現在でも技術革新のスピードは凄まじく、筆者から見ればスマートフォンの出現なんてまるで昨日のことの様に思えます。

 100年後は本当にドラえもんや多種多様なひみつ道具が存在していても不思議ではありません。しかし、気になることもひとつ。

「リアルにドラえもん生活を体験するにはいくらかかるの?」

 早速調べてみました。

ドラえもん&ひみつ道具の価格一覧

 意外にもドラえもんやひみつ道具は公式に価格が決まっていました。その情報が載っているのは『ドラえもん道具カタログ(中公コミックス F.F.ランドスペシャル)』(1986年2月1日刊行)。本書籍によると、2125年では下記の価格で販売されているとのこと。

ドラえもん(本体):20万円

 ドラえもんの型番はR-01 FR001-MKII猫型ロボットで2112年9月3日に誕生。欠陥品の為特価品として扱われ、セワシのパパが購入しました。お買得といえばお買得なのでしょうが……。

 ちなみに、Appleの最もパワフルなノートブックこと『MacBook Pro』の14インチ(8コアCPU/14コアGPU/16GBユニファイドメモリ/512GB SSDストレージ)は239,800円(税込)。未来の物価や技術レベルは不明ですが、ハイエンドPCの価格で子守りができるレベルのロボットが買えるってやっぱ安すぎない……!?

ドラミちゃん(本体):100万円

 ドラえもんの妹であるドラミちゃんの型番 はR-02FR021-G。ドラえもんの5倍となる100万円です。妥当といえば妥当な気もする金額ですが、今の軽自動車くらいの価格であると言われると、かなりお安いのでは?

どこでもドア:64万円

 誰もが欲しがるひみつ道具ではないでしょうか? 1カ月の定期券代が1万円の人が定期券内の移動に使った場合は、5年4カ月で元を取れます。この金額ならローンを組んでも余裕でお釣りがくるのでは!?

タイムマシン:120万円

 結構なお値段ですが、それだけの値打ち品とも言えるでしょう。ただ、ひとつ間違えれば歴史が変わってしまいますが……。というか、歴史改変の危険性を持った道具にしては安すぎる……!

タケコプター:1万5千円

 非常にリーズナブルな価格で驚きのひみつ道具です。ドラえもんが複数本を所持していたところを見ると、未来の世界においては自転車のような立ち位置なのでしょうか?

もしもボックス:62万円

 史上最強のひみつ道具と言っても過言ではありません、あなたの夢が叶います。当然このお値段は安い……というか安すぎと言うべきでしょう。未来の世界の治安がちょっと心配になります。

ポラロイド・インスタント・ミニチュア製造カメラ:5万6千円(フィルム別売り)

 その名前の通り撮影した物のミニチュアを作成できます。なおフィルムは別売りで価格不明。こちらも実際に所持していたらかなり便利なのでは? 趣味によってはかなり捗りそうですね。

ロボ子さん:150万円

 ドラえもんが22世紀から連れてきたレンタルロボット。非常にかわいいトモダチロボットとして、のび太を慰める為にやって来ましたが結構高額です。

しごきロボット:60万円

 “しごき”を体験したいという方におすすめです。かなりビシビシしごいてくれると思います。人間に必要な成長とされる“厳しさ”を教えてくれるそうですが、筆者は御免被りたいところ……。驚くべきはドラえもんの3倍の価格というところでしょうか意外に高額です。

ロボット福の神:50万円

 スイッチを入れると笑い出し、この笑い声を聞いた人はスイッチを入れた人に対して親切にしたくなったり、物をあげたくなったりする道具です。効き目は非常に強力で、作中では国会が日本そのものをのび太にあげそうになりました。……やっぱり未来の世界の治安が心配です。

 ちなみに、ここまでメジャーなものからマイナーなものまで軽~くさらってみたわけですが、なんとその総額633万1千円! 作中では、のび太の興した会社の倒産による借金が原因で、孫のセワシのお年玉が50円という悲惨な事実も明らかになっているわけですが、未来の野比家はどのようにしてドラえもん(というよりひみつ道具)を用意できたのでしょうか……?

 なお、ひみつ道具の総数は特定できないのですが、およそ約1,600種類といわれています。劇中ではレンタルで使用されているものも多いのですが、それにしても結構なコストが掛かりそうです。

 こうして数字にしてみると結構な総額になったとはいえ、ひみつ道具の価格は機能の割にめちゃくちゃ安いですよね。

 物価が安いのか、あるいは市場価格が安いのでしょうか……? そもそもひみつ道具が実現したとして、果たしてこの価格となるのか、『ドラえもん』を22世紀まで続けて検証してもらいたいですね!

参考文献及び資料

TVアニメ『ドラえもん』公式サイト
ウィキペディア:『ドラえもん』、『ドラえもん』映画作品、ひみつ道具、『ドラえもん』(1973年のTVアニメ)、『ドラえもん』(1979年のTVアニメ)、『ドラえもん』のアニメエピソード一覧(2005年4月~)、セワシ
中央公論新社『ドラえもん道具カタログ(中公コミックス F.F.ランドスペシャル』
小学館『最新ひみつ道具大事典』
ミドルエッジ【『ドラえもん』秘密道具の値段 この価格なら欲しい!】

※画像はテレ朝チャンネル内『ドラえもん』番組ページをキャプチャーしたもの。
(C) 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK

文・内海 健(よしもとライターズアカデミーウエスト)

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