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アニメ『鬼滅の刃』から21週ぶりにトップを奪った作品は!? 動画配信サービスのコンテンツ別週間ランキングが発表

2022.03.18 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

 GEM Partnersは、エンタメコンテンツランキングやデータ情報を発信する“GEMランキングクラブ”プロジェクトにて作成した2022年3月第2週の“定額制動画配信サービス コンテンツ別週間ランキングTOP20(実査日:2022年3月12日、調査対象期間:3月5日~3月11日)”を発表しました。

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 本ランキングは19の定額制動画配信サービス(ABEMAプレミアム、Amazonプライム・ビデオ、Apple TV+、dTV、dアニメストア、FOD、Hulu、J:COMオンデマンド、Netflix、Paravi、Rakuten TV、SPOOX、TELASA、TSUTAYA TV、U-NEXT、アニメ放題、ディズニープラス、バンダイチャンネル、ひかりTVビデオサービス)の視聴者数ptを横断して集計しています。

※視聴者数pt:下記の実査日において過去1週間以内にそのコンテンツを見た人の多さを示す

『進撃の巨人』1位獲得で21週ぶりの首位交代、『鬼滅の刃』は連続記録途切れ2位

 今週、首位独走を続けていた『鬼滅の刃』がついにランクを落とし、21週ぶりの首位交代となりました。

 代わって1位を獲得したのは最新シリーズ“The Final Season Part 2”が放送・配信中の『進撃の巨人』です。前週2位からランクアップし、2021年1月の調査開始以来、初の首位獲得となりました。視聴者数ptは前週107ptから99ptと若干減少しています。

 2位は『鬼滅の刃』がランクイン。前週、2021年1月の調査開始以降で最長となる21週連続の首位獲得という記録を打ち立てました。しかし、“遊郭編”の最終話が2月14日に配信されてから時間が経過したこともあり、視聴者数ptは前週173ptから90ptと大きく減少。一旦、ピークを越えたものと推察されます。

 3位は前週同様Amazonプライム・ビデオで見放題独占配信中の『王様ランキング』。視聴者数ptは前週53ptから69ptに上昇しました。4位は前週6位からランクを高めた『ドラえもん』シリーズです。3月4日に劇場公開された最新作『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』にあわせて、Amazonプライム・ビデオでは過去の劇場版全40作品の一挙見放題配信を同日に開始しています。視聴者数ptは前週35ptから52ptに上昇しました。

 5位には『呪術廻戦』が入りました。劇場公開中の『劇場版 呪術廻戦 0』の累計興行収入が127億円を超える大ヒットを記録しています。視聴者数ptは前週49ptから39ptに減少しました。

Netflixオリジナル『未成年裁判』、アマプラ独占『孤狼の血』含む4作品が急上昇

 今週、4作品が圏外からTOP20入りしました。最も上位に入ったのは、前週32位から12位にランクアップしたNetflixオリジナルの韓国ドラマ『未成年裁判』です。2月25日にNetflix独占配信が始まった本作ですが、3月7日~13日のNetflixのグローバル視聴時間ランキング(非英語・TV)において、2,594万時間を集めて1位を獲得しており、世界的にも人気の作品であることが分かります。

 視聴者の内訳をみると、男女比は約1:9とかなり女性寄り、年代別では60代で最も人気が高く、30代、40代、50代と幅広い年代で同等の視聴者数ptを集めました。

 続いては前週35位から13位に上昇したアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』です。最新シリーズ『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』は12月1日よりNetflixで独占先行配信されています。男女比は約6:4と若干男性寄り、年代別では15-19歳代、20代で高い視聴者数ptを集めました。同様にアニメ作品である『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』が前週52位から17位にランクアップ。男女比は約8:2と男性寄り、年代別では30代、40代で高い視聴者数ptを集めました。

 4つ目は、前週112位から20位に急上昇した『孤狼の血』です。『孤狼の血 LEVEL2』が2021年8月20日に劇場公開され大ヒットを記録しましたが、早くも3月4日よりAmazonプライム・ビデオで見放題独占配信が始まりました。男女比は約6:4と若干男性寄り、年代別では30代、60代で高い視聴者数ptを集めています。

定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査概要

【調査方法】インターネットアンケート
【調査対象】日本在住の15~69歳の男女
【回答者数】各回 約7,000人
【数値重みづけ】総務省発表の人口統計を参考に回答者を性年代別に重みづけ
【集計方法】視聴したコンテンツについては自由回答方式で聴取。これをGEM Partners開発によるエンタメコンテンツ辞書を用いて名寄せ・集計を実施。コンテンツごとの視聴したシーズン数やエピソード数等は区別せず、一部でも観たと回答した人を視聴者としてカウント。また、劇場/テレビ版や海外/国内版も同一コンテンツとしてカウント(一部例外あり)。複数回観ても1カウントとしている。
※名寄せ辞書のアップデートに伴い、過去に遡って値が修正されることがあります。
※過去データ、男女別、年代別などの詳細は“GEMランキングクラブ”で公開中。

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