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キャラの良さみが深くてグラブルを勧めたい話:純情少年・スタン君は苦難の恋路を今日もゆく

2023.01.30 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

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▲SSレア[砂塵に猛るデュオ]勇者と姫君 スタン&アリーザ(上限解放後)

 いよいよ9周年を間近に控えた『グランブルーファンタジー(グラブル)』。先日行われた“グラブルフェス2022-2023”では、ゲームシステムのアップデートや9周年シナリオイベントの予告映像など、さまざまな大発表があり、今から待ち遠しい方も多いのではないでしょうか?

 そんな中、今回フォーカスを当てるのは、1月25日にSIDE STORYに追加された“ダンシング・アベンジャー ~瞳に炎を灯らせて~”で活躍したスタン!

 レアリティのバージョンそれぞれの姿で大きく印象が異なるスタンですが、姿以上に内面の成長もめざましいスタン。そんな彼の成長や一途な恋心について語っていきたいと思います。

※本記事の内容は筆者による独自の解釈によるものです。サイゲームスおよび『グランブルーファンタジー』開発チームの意見とは異なります。

キャラ紹介:スタン

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▲Sレア[会苦の剣士]スタン

年齢 17歳
身長 175cm
種族 エルーン
趣味 料理
好き 自然
苦手 努力、権力
声優 増田俊樹
関連ストーリー 臆病勇者と囚われの姫君
剣と脚に想いを乗せて
どうして空は蒼いのか
ダンシング・アベンジャー ~瞳に炎を灯らせて~
謹賀新年!
HAPPY VALENTINE!

 病に伏せた青年は、苦しみ悶えながらも胸に抱いた想いを見つめ直し、弱さを知った。黄金の花を胸にしまい、青年は歩き出す。想い人に相応しき男になるために。(ルリアノート登場人物紹介 Sレア[会苦の剣士]スタン より)

 バルツ公国のとある良家でアリーザの護衛と使用人を務めていた少年。アリーザとは幼なじみで、お互いに想い合う仲です。

 少々優柔不断で弱気な面もある性格でしたが、恋を成就させるために努力ができるタイプで、大きな失敗があったり、武者修行の旅に出たりと紆余曲折を経て、偶然にもアリーザと同行していた主人公たちに再会。現在では騎空団の一員として過ごしています。

 年相応の若々しい情緒を持ちつつも、その立場から感性は主人公たち騎空団の中では常識的な位置。“ダンシング・アベンジャー ~瞳に炎を灯らせて~”のようなテンションの高いイベントでは、周囲に翻弄される姿にむしろ安心してしまうかもしれません。

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*注釈1

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*注釈2

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*注釈3▲当初は幼げな顔にかわいらしい言動も多く見られたスタン。冒険を続けるにつれて凛々しい顔立ちになり、発言だけでなく立ち振る舞いにも余裕が出てきました。

一途な少年は険しい恋路を今日もゆく

 アリーザの護衛を務める少年として登場したスタン。しかし、登場初期は肩書のイメージに反して、炊事・洗濯などの家事に用聞きもこなせる生活力の高さと、優柔不断で少々情けない姿が目立ちます。

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*注釈4▲正直な発言が潔い姿。今となっては懐かしくもある場面です。

 当人もその点は自覚していたようで、恋心を寄せるアリーザにふさわしい男になるべく、若さゆえの過信や失敗を経験しつつも努力を重ねて外見も精神も逞しく成長していく姿が印象的。シナリオイベント“どうして空は蒼いのか”では、人知を超えた星晶獣である天司に対して啖呵を切る姿も。思わず応援したくなるシーンです。

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*注釈5

 また、武者修行で心身共に成長したことで、器量にもさらに磨きがかかった様子。とっさの場面での機転も効くようになり、当時の弱々しく見られた一面を払拭し、“頼れるお兄さん”の雰囲気を感じます。

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*注釈2▲新年には気立てのいいセリフをサラッと言ってのける姿も。言動の端々にも成長を感じさせます。

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*注釈3▲しどろもどろながらとっさのウソで切り抜ける場面も。これも武者修行の成果でしょうか?

意外な人とも仲がいい? 恋バナから始まる交友関係

 登場時から現在までに、凛々しく逞しい姿に成長したスタンですが、包み隠しのない明るい性格はかわらないまま。フリークエスト“イケメンパラダイス”などで描かれる、さまざまな人物と仲良くなり、時には交友関係を活用して恋路の協力を求めるシーンは、なんとも青春的で気持ちの良い姿です。

 同年代で仲の良いユーリとのやり取りや、この度SIDE STORYに追加された“ダンシング・アベンジャー ~瞳に炎を灯らせて~”などでの振る舞いも特に印象に残ります。

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*注釈1

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*注釈1▲アリーザに見直してもらうべく、イケメンコンテストに参加するスタン。快く協力してくれる仲間の姿が、性格に由来する交友の広さと慕われっぷりを感じさせます。

 ユーリとは1歳違いですが、“SSレア[砂塵に猛るデュオ]勇者と姫君 スタン&アリーザ”の上限解放エピソードでアリーザとの関係を知られたことがきっかけなのか、恋愛相談を行う場面も見られるように。ユーリは敬語を崩さないものの、見た目以上の信頼関係が構築された様子がうかがえます。

 アナザーストーリー“HAPPY VALENTINE!(2022年/想いのチョコレート)”で、アリーザが誰に“想いのチョコレート”を渡すのかを気にしてユーリに相談を持ち掛ける姿は、どちらが年上かわからないコミカルながらほほえましいシーンです。

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*注釈6

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*注釈6▲アリーザの動向が気になるスタンの心の叫び。なかなか人に言えないような弱みも話せる仲になったようです。

 “ダンシング・アベンジャー ~瞳に炎を灯らせて~”では、アーテファとタヴィーナの恋路を実らせるべく奔走。自身の経験を踏まえてふたりを後押しする姿は、初期から彼を知っているユーザーにとっては感慨深くもあるのでは?

 どちらも成り行きで出会った初対面の相手ながら、恋愛に燃える同士としてタヴィーナやアーテファと“恋バナ”に盛り上がる様は、スタンの社交性の高さを感じさせます。

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*注釈3

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*注釈3▲タヴィーナとアーテファ、どちらも初対面の相手ながら親身に協力できる姿はスタンの性格だからこそできることかもしれません。

前途多難なスタン君の恋路。勝利のカギは交友関係かも?

 両想いでこそあるものの、アリーザの母・アリシアからは交際のお許しをいただけていないふたり。アリシアは“異種族恋愛”、“立場の違い”などを根拠として挙げたものの、話の文脈やスタンのいつもの姿から考察すると、一番の理由は最後の一歩を踏み出せないスタンの男気不足のようにも……?

 “ダンシング・アベンジャー ~瞳に炎を灯らせて~”では、(自称)恋愛の師匠であるアーテファから主に積極性に関する指南を受け、本人も一時は心を決めたものの、実質的なプロポーズの証“黄金の花”は渡せずじまい。それどころか、ふたりは手をつなぐにもおっかなびっくりな様子で、仲の進展にはもうしばらく時間がかかりそうです。

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*注釈3

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*注釈7▲主人公たちと合流してからは、アリーザへのアプローチで自身を奮い立たせる場面も多いですが……?

 自力での進展が難しいとなると、期待したいのは外部からの介入。『グラブル』世界の恋愛事情はなかなかフリーダムで、グランサイファーには人生経験豊富そうなファスティバや、絵物語を参考に斜め上のアドバイスが出てきそうなシャトラなど恋愛&人生相談を聞いてくれそうな先輩も豊富。スタン君の交友関係&コミュ力を活用した進展(とエピソード)に期待したいところです。

年中行事の活躍が楽しみすぎる男・スタン

 “アリーザにふさわしい男に!”という一途な思いで努力を続けるスタン。ぜひともその恋を成就させてほしいところです。……が、まだまだ恋愛には未熟であるようで右往左往している姿も非常に魅力的。なかなかの交友関係の広さとあいまって“もうしばらく空回りしていてほしい!”と思ってしまいます。

 バレンタインのほほえましい様子を見た後だと、バレンタインやクリスマスなどその他の年中行事での彼の様子も気になるところ。スタンが歩む今後の恋路に期待が止まりません!

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*注釈7▲手をつなぐだけでこの赤面っぷり。もう少しこの初々しさを眺めていたくもある……!

【注釈】
*注釈1:フリークエスト“イケメンパラダイス”より
*注釈2:Sレア[会苦の剣士]スタン 謹賀新年! お正月専用会話
*注釈3:シナリオイベント“ダンシング・アベンジャー ~瞳に炎を灯らせて~”より
*注釈4:シナリオイベント“臆病勇者と囚われの姫君”より
*注釈5:シナリオイベント“どうして空は蒼いのか”より
*注釈6:アナザーストーリー“HAPPY VALENTINE!”より
*注釈7:SSレア[砂塵に猛るデュオ]勇者と姫君 スタン&アリーザ フェイトエピソードより

※画像はゲーム画面のキャプチャーを含む。
『グランブルーファンタジー』公式サイト
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(c) Cygames, Inc.

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