『ツキクラ全員集合！青春大運動会!!』レポート高級焼肉を賭けた、紅白戦の全力対決！

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『ツキクラ全員集合！　青春大運動会!!』レポート　高級焼肉を賭けた、紅白戦の全力対決！

2016.10.04 <PASH! PLUS>

PASH! PLUS

もっとも活躍したMVP選手とダメっこの称号は誰の手に!?

©TSUKICRO

　2016年10月1日にサンシャインシティで開催された、2016年アニメイト夏のオーディオビジュアルまつりのイベント『ツキクラ全員集合！青春大運動会!!』に、2.5次元芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション（ツキプロ）」のリアル新人声優グループ・ツキクラが参加。12月にはCDデビューも控えるツキクラが、紅白チームに分かれ全8種目を対決した。紅組は、荒一陽、井上雄貴、大海将一郎、徳武竜也、西野太盛、松岡一平の7名、白組は、市川太一、糸川耀士郎、菊地燎、小松準弥、筆村栄心、古畑恵介の6名というチーム分けとなった。

　いつもは仲良しのツキクラメンバーが、この日は紅白2チームに分かれ、様々な種目で対戦するツキクラ大運動会。勝ったチームには高級焼肉店のお食事券5万円分が与えられるほか、大会中もっとも頑張った選手には「MVP」の称号を、さらにもっともポンコツだった選手には「ダメっこ」のレッテルが授与されるとあって、ファン約500名が集まる会場に、メンバー全員が男のプライドを賭け闘志を燃やしながら入場した。

　開会の合図となる大事な選手宣誓には、紅組代表の井上と、白組代表の小松が「宣誓！」と臨むも、まったく息がかみ合わない様子に見かねたMCの川原が仕切り直し、2度目は井上、小松が息を合わせて「せーの！」と宣言して、ようやく大運動会はスタートした。

　最初の種目は二人三脚。紅組から大海＆西野ペア、白組は市川＆小松ペアが対決。圧倒的な差で勝利した白組の小松は「気持ちいい。チョー気持ちいい!!」と笑顔でヒーローインタビューに応え、まずは白組が先制。負けた西野は「リハーサルのときは圧勝したけど、本番は紅組が早すぎて、将ちゃん（大海）とぼく、ビビりました」とコメントした。

　続く玉入れがスタートすると、なんと白組の古畑が暴走。自分のチームのカゴはそっちのけで、紅チームエリアで紅組メンバーにもくもくと玉を投げつけるという妨害作戦に出る。同じく白組チームの筆村が「戻って!!」と古畑を引き留めに走りつつも、「あれはセーフですよね!?」とMCに強気にアピールしていた。闘志あふれる（？）古畑の妨害もあってか、ここでも結果は白組の圧勝だった。ほかにも、借り物競走や、独自の競技・ナイスシュートなど4種目で対決し、白組優勢のまま前半戦は終了した。

　中間戦では、互いの健闘を称えあうべく相手チームにエールを交換しあう応援合戦タイム。紅組の応援団長・井上が安定感ある掛け声を披露したのに対し、白組の応援団長・糸川は、精一杯の声を張りあげ「紅組の健闘を祈り、フレー！フレー！」と全力でエールを送るも声が裏返ってしまい、声優らしからぬ声の張り方とがむしゃらな姿に会場中からは大爆笑と拍手が起こった。小松と市川は、糸川を慰めるべく思わずフォローのハグに走り寄った。

　糸川の体を張った応援でさらに会場が温まったところに、井上が「みなさんと一緒に声を出したい」との掛け声で、全員でデビュー曲『未来のPiece』の合唱タイムに突入する。メンバー全員が会場を走り回りながらファンとともにアカペラでサビを歌い、会場中が一つになった状態で後半戦がスタートした。

　前半戦が終了した時点で紅組86点、白組124点と白組の大きなリードで進んだ内容だったが、後半戦からは得点が倍になるルールが適応され、2人1組でテニスラケットでボールを挟みながら走るレース、「愛のラケット便」では、ペアとなる2人が信頼し、愛がなければうまくいかない競技だ。紅組の走者は井上が「教育実習生にしか見えない」という大海＆徳武ペア、同じく井上が「見てください、どこからどう見ても小学生です！」という荒＆松岡のペアが出走し、見事なチームワークで白組の市川＆小松ペア、菊地＆筆村ペアから勝利をもぎとった。

　続く大玉リレーではメンバーとファンが力を合わせ大玉を転がしていく参加型の対決。両サイドに分かれた客席に紅白チームがそれぞれ座りながら、ファンと一緒になって競技に挑戦した。結果はここでも紅組が勝利し、ついに紅組126点、白組124点と紅組が前半戦の負けを取り返し2点差で逆転する。勝負は最後のリレーへと持ち越された。

　これでいよいよ勝敗が決まる最後の競技とあって、両チームとも綿密な作戦会議を経て、紅組・大海、白組・小松が第一走者となりリレーはスタート。紅組がリードしたままレースは進み、残るは最後の走者、アンカー対決となり、紅組・荒、白組・糸川にそれぞれバトンが託された。一挙手一投足が見逃せない対決となったが、糸川が俊足で巻き上げ、そのまま荒を振り切りる形で白組が勝利した。全8種目にわたる紅白戦は見事白組が優勝を飾った。

　閉会式では、リレーで大逆転劇を見せた糸川が全員一致でもっとも活躍したMVPを受賞。「リレーが終わって勝負がついたときに、本当にみんなで喜んで、（相手側の）紅組のみんなも“よかったね！”と声をかけてくれたり、その姿を見て本当に楽しかったなって心から思うので、このMVPは僕ひとりだけのものじゃないと思う。ファンのみんなとも、もっと仲良くなれたと思います」とメンバーや集まった全員に喜びと感謝を述べた。

　一方、もっとも不名誉な「ダメっこ」のレッテルはほぼ満場一致で大海へと贈られた。「ダメっこ」と書かれた段ボール製の巨大メダルを受け取った大海は、「どうもダメっこです、こんにちは！でもダメっこっていうことは伸びしろを今後感じていただいて、ね！」と言いながらも、「とにかく今日はみんなで過ごすことができてうれしいです。ありがとうございました！」とスピーチした。優勝した白組代表の小松は「本当にみんなパワフルに頑張ったので、みんなで焼肉に行きたいと思います！」と高級焼肉店のお食事券を手に喜びを全員で分かち合った。