『宇宙戦艦ヤマト 2202』第四章 加藤役・細谷佳正インタビュー!

2018.01.25 <PASH! PLUS>

「3年の時」を強く感じさせる、加藤という男

 いよいよ1月27日より全国29館にて期間限定劇場上映の『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第四章「天命篇」』。上映に先駆けて、ヤマトの航空隊長を務める熱血漢・加藤三郎役の細谷佳正さんにインタビュー! 作品やキャラのポイントから、アフレコ現場のエピソード、細谷さんのユニークな一面が垣間見えるお話まで、いろいろなお話をうかがいました。

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加藤三郎

元ヤマト航空隊長。元ヤマト衛生士の妻・真琴(CV:佐藤利奈)との間に息子・翼(CV:高森奈津美)がいる。翼は難病の遊星爆弾症候群の治療中。再びヤマトが旅立つとき、家族を残していくことに葛藤したが、妻の言葉を受けて決心し、ヤマトに合流した。

 

−−まずは『宇宙戦艦ヤマト』というタイトルへの印象、そしてそのシリーズ出演が決まった際のお気持ちを教えてください。

 『宇宙戦艦ヤマト』は、アニメ史に名前が残っているとても大きな作品ですよね。リアルタイムで放送を見ていたわけではありませんが、小中学生の頃に夏休みアニメとかで見ていました。そうした再放送の記憶があるので『ああ、あのヤマトだ!』という感じではありましたね。出演が決まったとき父親にタイトルを伝えたら、すぐに分かってもらえたので、やはり大きな作品だなと改めて実感しました。

 

−−『宇宙戦艦ヤマト』の世界で、憧れるものはありますか?

  ワープ航法ですね。特に物語前半などでワープ航法をするときは、動力室やメカニックマンのサイドも映って、いろんな力が結集してワープさせる様子が描かれていますよね。みんながたった一つの動作のために、対ショック態勢をとるとかメカニックマンが作業をすませてどこか掴まるとか。あの感じがすこく好きなんですよ。

 

−−細谷さんの演じる加藤三郎というキャラクターについてどんな印象でしたか。 

 『2199』(前シリーズ)のときの加藤という男は、同い歳くらいの古代に食ってかかるところがたくさん描かれていて、よく吠える人だなぁという印象でしたね。自分の存在を認めさせたいのか、イニシアティブをとりたいのか、と思いながら見ていました。本当に強くて自信があったらああいうことってあまりしないのかなと思います。今の加藤に比べるとすごく青臭い小僧でしたね。『2202』では妻と息子の存在もあって、それによってヤマトに乗る乗らないとなったときも、家族と地球に残るのか、ヤマトに乗って旅立つのか、という葛藤も描かれているので、『2199』よりも奥行きが出てキャラクターに厚みが出たと思います。

 「父親」としての具体的なエピソードが描かれていないので、彼がどういう父親かという部分は想像になりますが、子供との距離がすごく近い感じがしますね。自分のことを“父さん”とも“パパ”でもなく、“父ちゃん”というんですよ。厳格な父というより近くにいてくれる父親なんだろうなと感じています。作品の中で3年という時間が経ったことを改めて感じましたね。

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−−加藤の印象的だったシーンを教えてください。

 『2202』で家族と別れて旅立つところのエピソードですね。真琴と話をして決意が固まっていくシーンと、ヤマトに合流する際、宇宙に浮かんでいるヤマトをコクピットから見て、モニターに貼ってある家族写真に向かって家族への気持ちを静かにつぶやくところ。「見えるか、あれが父ちゃんの船だぞ」っていうセリフ、珍しいシーンだなと思いました。そこで、すごくあったかい家族なんだろうなとか、もっと子供といたかっただろうなとか、いろんなことが想像できるシーンだったので印象に残っています。

 

−−ではズバリ、第四章の見どころは?

 デスラー総統がデスラー砲を撃つところです(笑)。シーンとしての迫力はもちろんですが、デスラーを山寺(宏一)さんが演じられている姿に憧れがありますし、『ヤマト』で同じ作品に出演する経験をさせていただいているので、そういった意味でも特別な感じがします。

 

−−『2202』では古代 進(CV:小野大輔)とキーマン(CV:神谷浩史)の関係が重要だと思いますが、細谷さんから見てどんな関係でしょう。

 キーマンはここを越えたらマズい、というラインをしっかり守っているような気がしてます。キーマンがそのラインを超えるときというのは、なにか大きな事件を起こすときじゃないかと思ってます。でも一方で、古代の考えはよくわかりません。ヤマトの最高責任者に近い立場ですが、キーマンは敵かもしれない人間じゃないですか。そう考えると、簡単に心を許すべきではないと思うんですけどね。『2199』の加藤だったらキーマンの滞在を許さないでしょうね。もっと、『2199』の古代につっかかるよりも厳しく批判していると思うんです。だけど、今の加藤は、古代が言うならって留まることを渋々ながら許しているのが面白い変化だなと思います。
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−−そのほかに『2202』から登場したなかで、気になるキャラいますか?

 単純に気になるのは、キーマンと桂木透子(CV:甲斐田裕子)ですね。あのふたりの関係が気になります。塔子はキーマンと初顔合わせではない雰囲気で話しているシーンがあるので、どういう間柄なんだろうとか、いろいろ想像させられます。
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もしヤマトクルーになるなら…◯◯のポジション!

 

−−ありがとうございました。では、少しお話を変えて。アフレコスタジオの雰囲気はいかがでしょうか?

 ベテランの方が多いので、スタジオ自体はすごく静かな雰囲気です。それがこの作品の収録スタジオの個性かな、と思います。

 

−−他のキャストで印象的な方は?

 やっぱり、デスラー役の山寺さんですね。アフレコスタジオで直接一緒になるのは初めてだったんです。第四章の締めのセリフをデスラーが言うんですけど、そのときはスタジオの演者さん全員が山寺さんを見てたし、山寺さんはこのセリフをどんなふうに言うんだろうって注意を払っていたんです。それを山寺さんは感じてるんですけど、すっとマイクに向かってデスラーとしてひと言、ですよ。なんの感情的なブレも緊張もしてないように、デスラーとして言うんですよ。そこがとても印象に残ってます。ほんとに素晴らしい演者さんだなと感動しました。
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−−『ヤマト』キャラで、細谷さんが個人的にお話ししてみたいのは?

 篠原弘樹(CV:平川大輔)でしょうか。『2199』のときから、熱くなりがちな加藤隊長と少し距離をとりつつ、うまくなだめたりしているんですよ。加藤ってストレートに意見されると、すぐに怒りそうじゃないですか。篠原はそのあたりの言い方がすごくうまいんですよ。そんな大人びたところが良いなと思うので、篠原とは話してみたいなと。

 また、話してみたいというのとは少し違いますが、デスラーには憧れています。非情で躊躇がない、そこがすごい好きなんです。たくさんのことを感じていると思うんですけど、デスラー自身はそれを自分の意志で感じないように排除できて、まっすぐに目的のために進んでいく感じがカッコいいんです。

 

−−もし細谷さんがヤマトのクルーになるとしたら、どこに配属されたいですか?

 いや、ヤマトのクルーになるのは怖いです(笑)。でも強いて言えば、『ヤマト』ファンのみなさんには怒られるかもしれませんが…沖田艦長のポジションですね。沖田艦長の帽子をかぶってコート着て、前髪伸ばして、眉毛とか髭とかつけて、僕だと分からない感じで命令を出してみたいですね。みんな言うこと聞いてくれるかなって(笑)。

 

−−では最後に、ファンにひとことお願いします。

 『宇宙戦艦ヤマト』というアニメ史の中でとても大きな作品を、現代版として新たに踏み出した『2199』。その続編の『2202』が作られたのは、最初の試みがうまくいったからだと思っています。きっと賛否両論はありつつも、以前からの『ヤマト』ファンの方にも受け入れていただけたんだな、という安心感の上で続編が作られているのだろうなと思っています。応援してくださってありがとうございます。これからも、ぜひ楽しみにしていてください!

−−ありがとうございました!

 

 ●Profile
ほそや・よしまさ
1982年2月10日生まれ、広島県出身
主な出演作:『この世界の片隅に』北條周作、『進撃の巨人』ライナー・ブラウン、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』オルガ・イツカ、『覇穹 封神演義』黄飛虎、『されど罪人は竜と踊る』ギギナ・ジャーディ・ドルク・メレイオス・アシュレイ・ブフ ほか

 

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●DATA

『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第四章「天命篇」』
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ROAD SHOW:1月27日より全国29館にて期間限定劇場上映。特別限定版Blu-ray劇場先行販売&デジタルセル版配信も同時スタート。
 HP:http://yamato2202.net/
Twitter:@new_yamato_2199

 STAFF:
製作総指揮=西﨑彰司
シリーズ構成・脚本=福井晴敏
監督=羽原信義
副監督=小林 誠
メカニカルデザイン=玉盛順一朗・石津泰志
キャラクターデザイン=結城信輝
音楽=宮川彬良

 

CAST:
古代 進=小野大輔
森 雪=桑島法子
真田志郎=大塚芳忠
徳川彦左衛門=麦人
南部康雄=赤羽根健治
相原義一=國分和人
榎本 勇=津田健次郎
島 大介=鈴村健一
クラウス・キーマン=神谷浩史
ズォーダー=手塚秀彰
テレサ=神田沙也加 ほか

 

●STORY
テレサのメッセージを受けて宇宙に旅立ったヤマトは、かつてヤマトと死闘を繰り広げたデスラーがガトランティスに身を寄せていることを知らないまま、その策略に苦しめられる。なんとか窮地を切り抜けテレザートに到達したヤマトは重要な決断を迫られた。波動砲の封印を解くべきか否か…。すべては天命のままに。

 

(C)西﨑義展/宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会

 

Text=池ヶ谷崇志