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色鮮やかな青春映画『夜きみ』、W主演の白岩瑠姫(JO1)と久間田琳加が舞台挨拶に! アドリブの裏話も!

2023.09.08 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

映画 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく 』の公開記念舞台挨拶が、9月2日(土)に東京・日比谷のTOHOシネマズで実施された。
登壇したのは、W主演を務めた深川青磁役の白岩瑠姫(JO1)と丹羽 茜役の久間田琳加、茜の友人・沙耶香を演じた箭内夢菜、青磁と茜が通う高校の美術教師・岡崎役の上杉柊平、そして美しい画作りに定評がある映画監督の酒井麻衣。

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本作は、作家・汐見夏衛によるシリーズ累計発行部数55万部突破の同名小説を実写映画化したもの。

大学受験を意識して勉強に励む高校生の茜(久間田琳加)は、家事や育児を母親に頼まれると黙って引き受けてしまういい子。学校ではクラスの係も引き受けている優等生だが、家でも学校でもあまり感謝されず、報われない。そんな茜はマスクの下に本心を隠して生きていて、自由奔放で絵を描くことだけは誰にも邪魔されたくないという銀髪のクラスメイト・青磁(白岩瑠姫)とは正反対に見える。

だが、ふたりには誰にも言えない痛みや過去を抱えているという共通点があり、惹かれ合っていく。

ふたりの距離が近づくきっかけには青磁の描く美しい絵画があり、茜の心とともに観る者の心も動かしていく。酒井監督ならではの映像美に絵画監修・朝霧レオの印象的なアートが加わり、色鮮やかに描かれるストーリーを、ぜひ大きなスクリーンで観てほしい。

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酒井麻衣監督

9月2日に実施された舞台挨拶は、全国166スクリーンに向けて中継。青磁と茜の恋や関係の魅力について聞かれた白岩は「誰かを想ったり、誰かと出会ったりすることで自分が少しずつ変わっていく。その変化を傍から見ていると青春だなと思う。辛い時にお互いがお互いを支え合っている2人の関係性を僕は微笑ましく見ていました」。久間田は「弱いところを見せられる仲って凄く素敵な関係だと思って。私もどちらかというと強がりなタイプだけれど、お互いの悩みを共有して強くなる絆もあると思う。青磁と茜の関係は素敵です」と憧れていた。

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W主演の白岩瑠姫(JO1)と久間田琳加

撮影中のエピソードを聞かれると、W主演の白岩と久間田には“人見知り”という共通点があるようで、酒井監督は「現場に入るまで2人は本当に全然話さなくて、撮影1日目、2日目までは目も合わせなくて。1日目に撮影したシーンでは、『よーい、はい!』でよく青磁になれるなと見ていました」と話す。白岩は「めちゃめちゃ緊張したのを覚えてますね」と言うが、「でもあの日、ドアの前とかで結構アドリブも出してましたよね? 凄いなぁって思いました」と久間田。

美しい空が印象的な本作では屋上での撮影も多かったが、酒井監督が高いところが苦手で、白岩が端にいると、すぐ「真ん中に寄って!」と指示が出たそう。白岩が印象に残っている撮影の裏話は「上杉さんと一緒の撮影は少なかったんですけど、見た目がこんなにクールでカッコいいのに、ゴッホのシーンでセリフを少し噛んでしまった時のリアクションがめちゃめちゃ可愛くてギャップがあって、皆さんもあれを見たらキュンキュンするだろうなって」と話す。久間田は「白岩さんは台本を覚えながら、新曲のダンスの練習もしていて、ものすごく器用だと思った」と明かすと、白岩がその場面の再現を求められ、「台本を見て曲『Tiger』のダンス動画を見てっていうのをずっとやってて…」とその状況をダンスも含め生再現するサービスも。茜の親友で2人のクラスメートの沙耶香役の箭内は「映画のなかでもクラスメートとのダンスシーンがあり、そのダンスの練習も何日かみんなでして思い出に残っているんですけど、その振りも覚えて、新曲のダンスもって凄いなぁと思っていました」と感心しきり。

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茜の親友・沙耶香役の箭内夢菜

美術教師・岡崎役の上杉は「青磁と茜と2人の終盤のシーンは、もう役として目が違っていて、しっかり前を見据えてて芯が出来上がっていました。なので、『いいぞ! がんばれ!』と2人のことを応援したい気持ちで自分も役に向かえて、パワーを貰いました」と語る。久間田もその気持ちは感じていたようで、「先生を背にして走るシーンで、すごく応援されていることを感じた」と話す。そのシーンの岡崎(上杉)のひと言が実は脚本になく、上杉のアドリブだったのだが「凄くいいなと思いました」と酒井監督。

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美術教師・岡崎役の上杉柊平

 

酒井監督は現場での話として「青磁くんが茜をケアする場面で、茜の状況に寄り添った対応をしていたり、茜が乗り物に乗る時に手を添えたりしていたんです。私からのリクエストはなかったのに、白岩さんから自然と出る優しさが青磁の品になっていた」白岩を賞賛。

最後に久間田は「この作品は身を削ってしんどくなりながらも青磁という存在に助けられて。人との出会いによって救われることもあるし、考え方が変わることもあるなってこの作品で感じたので、一人でも多くの方の背中を押すことが出来れば」と祈願。酒井監督は「この物語に出会えて良かった。皆さんが観てくださって映画は完成すると思っているので、より多くの方にこの物語が届くように祈っています」と願って終了した。

 

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©︎2023『明けたら、いちばんに君に会いにいく』製作委員会

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