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『劇場版 声優男子ですが・・・?』上村祐翔さん、梅原裕一郎さんら6名にインタビュー!1泊2日の長時間アウトドアロケに挑戦

2020.02.22 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

人気声優バラエティ「声優男子ですが…?」が劇場版に!

 現在公開中の『劇場版 声優男子ですが・・・? ~これからの声優人生の話をしよう~』。5年間を共に過ごした7人しか知らない素顔が満載となった本作では、1泊2日の長時間アウトドアロケに挑戦! 大自然のなかで様々なことを一緒に体験した上村祐翔さん、梅原裕一郎さん、 河本啓佑さん、 小林裕介さん、本城雄太郎さん、 山本和臣さんに、劇場版の見どころをうかがいました。

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――劇場版制作の話を受けたとき、どのようなお気持ちでしたか?
河本 イベントで知らされたのですが、“まさか!”というか、“意味が分からない!”と思いました(笑)。『声優男子ですが…?』はバラエティ番組だし、劇場でどう表現するのか、同じテイストなのか、また違うものを作るのかなど、まったく想像がつきませんでした。でも、それが逆に楽しみというか。本当に何も分からなかったので、ワクワク感がわいてきました。

――皆さんイベントで初めて知らされたのですか?

上村 いや、その前に知らされてましたね…。
河本 そういうマジなやつ言っちゃうんかい! そしたら俺もだいぶ前に聞かされてたよ。トップバッターのミスじゃん(笑)。
上村 事務所から連絡が来て“『声優男子ですが…?』が劇場版になります。この日程をキープしてください”ってそれだけ書いてあったので、なんのこっちゃよくわからなくて(笑)。でも、初めて撮ったパイロット版から5年経って、まさかの劇場版ということで、そこまで大きいもの(作品)になったんだなぁ…というのを実感しました。イベントで発表したとき、僕たちもお客さんたちも大爆笑だったんですけど(笑)。楽しみだという感想をいただいたので、“劇場版で皆さんに届けられるものがあればいいな、頑張ろう”という気持ちになりました。
山本 今までテレビで放送されていた作品なので、みんなで一緒に観るのも楽しそうだなと思いました。そういった意味で、劇場版っていうのは、バラエティの新しい見方なのかな、と。ロケ自体も楽しかったのですが、それをみんなで劇場で観られるということもすごく楽しみになりました。
本城 最初はドッキリかと思いました。前回の海外ロケもドッキリかと思ったのですが(笑)。5年間ずっと一緒にやってきて、海外ロケでまた新しいことに挑戦して、今回の劇場版でもまたみんなの新しい発見があって。最初に報告を受けてから、ドッキリじゃないと分かった瞬間に嬉しくなりましたね。
小林 昔から“みんな役者だから、この番組で芝居がしたい”と言っていたので、本当に物語を撮るのかと思っていました。最近、声優さんだけのドラマもあったりするので。まさか劇場版で実現するのか…!と思ったら、そうではなかったんですけど(笑)。今回、2日かけてロケを行ったのですが、実は2日もかけるロケは初めてで。泊まりがけで、みんなで楽しくやれることがすごく楽しみだし、それを大スクリーンで観られるのだから、“絶対面白いものになる!”という確信がありました。
梅原 本気かよ…? というのが最初の印象でした。バラエティ番組の映画ってあんまり聞かないじゃないですか。『ゴッドタン』(テレビ東京系)の“キス我慢選手権”でもやるのかな~とか思ったり(笑)。すごく楽しみにしていたんですが、“キャンプです”って言われて。キス我慢やりたかったな~(笑)。

――今回、劇場版になるということで、もし皆さんが映画を撮るならどのような作品を作りたいですか?

山本 最初は大喧嘩から始まって、みんなで作ったブレスレットを誰かが川に捨てちゃって、それを白井さんがひとりで探して…。それを見たみんなの心が動かされて、絆が深まっていく系の話は?
小林 俺もそういう話にしたい。5年も一緒にやってたら、喧嘩もするだろうし。“もういいじゃん。この番組やめようよ”みたいなところからストーリーが始まって、各々ひとりになったときに、思い出を振り返っていったり…。“絆”がテーマになっている番組だから、色んな場面でみんなとの絆を思い出していって、最終的に“やっぱり続けようか”ってなって、何かが始まりそうな場面で終わる、みたいな。

――5年間一緒に活動してきて、大きく印象が変わった人はいますか?

梅原 僕は河本さんですね。ここまでの潔癖だとは思っていなかった!
河本 そうだね、あの頃(開始当初)はそこまで潔癖だってことを出してなかったかも。5年も一緒にやってきたから、“俺はこれが嫌だ”って言えるようになった。
山本 白井さんがだいぶ印象変わったよね? 見た目の印象も…。
小林 僕も、白井くんが一番印象変わったかもしれない。この間のイベントで分かったのですが、思った以上に人を見ているんだなって。一緒にバラエティをやっていると、どうしてもお互い面白くやるだけ、みたいになりがちなのですが…。彼は、俺がされて嫌なことや、俺の性格もちゃんと知っているし、一番ふざけているようで一番見ているんだなと感じましたね。
梅原 形態模写だけの人じゃない。
上村 僕は、バヤシの印象が変わったかも。勝手なイメージを持っていたかもしれないけど、最初に会ったときと比べて、今すごく穏やかになった気がする。眼光がするどい感じから、柔らかくなった。充実してるのかな?大人の余裕が出てきたと思う。
梅原 35歳だしね。
小林 まだ34だっつの(笑)。
河本 僕は、梅ちゃんかな~。今回の劇場版で料理をしたのですが、それを梅ちゃんが“美味い”って言ってくれて。美味いっていう感情あるんだ!
って驚きました(笑)。梅ちゃんってクールだし、この料理でこの味なら予想の範疇だな、くらいの感想しか持ってないと思っていたのですが、“美味い”って言ってくれて、すごく嬉しかったです(笑)。
上村 梅ちゃんが言うと信憑性あるよね。嘘つかないし。
小林 人の感情が身についたんだな。

――撮影時の思い出に残るエピソードはありますか?

河本 上村くんが、フリスビーが超上手かった! あ、これ撮影中の話じゃないや。休憩中の話だった。
上村 僕、フリスビーするのがすごい好きなんですよ。今回も、自前のフリスビーを持参しました!
河本 どれくらい好きなんだっけ?
上村 アフレコの次! それを、このメンバーと一緒にできて本当に嬉しかったです。超楽しかった。
小林 今回、劇場版だからといって特別なことはそんなにしていなくて。みんなで料理して、みんながお互いを助けたり、何も言わずとも協力し合ってやれたことが嬉しかったですね。
山本 意外とみんなちゃんとしてるんです(笑)。

――今回は6人でのロケとなりましたが、今後、白井さんも揃って7人で挑戦したいことはありますか?

上村 釣りがやりたい。ネタバレにはなりますが、リベンジしたいんです!
梅原 海釣りもいいよね。
本城 奥が深いと思ったよね。ちゃんと魚の気持ちにならないと…。
山本 それと、タイミングが大事なんだよね。
本城 あ、7人でマグロ釣りたい! 一攫千金目指して。1年くらいかけて(笑)。
梅原 本業変わっちゃうから(笑)。
河本 やっぱアクティブなことやりたいよね。以前、みんなで大縄跳びにチャレンジしたじゃん。あれがすごく楽しかった。なんか別の企画で、ギネス記録とか目指しても良いかも! ギネスチャレンジということで(笑)。

――最後にメッセージをお願いします。

河本 “劇場版はどんなものになるんだろう?”とドキドキワクワクされていると思いますが、ご安心ください!これまでどおりというか、『声優男子ですが…?』の良さを前面に押し出した形での劇場版になっております。思う存分楽しんでください!
上村 本当に普段どおりというか、それ以上のリラックスした状態で撮影できました。あまり気を張らず、ゆる~い気持ちで何度も観ていただきたいと思います。
山本 大画面で観ることができるだけでなく、音にもこだわっていて、より臨場感を楽しんでいただけるんじゃないかと思います。楽しみにしていてください。
本城 劇場版というと、すごくちゃんとしたイメージがあると思うのですが、いつもよりゆるさが強い気がします(笑)。グダグダするところもキャンプの良さだと思って大目に見ていただけたら。また、変なTシャツを着ているので、そこにも注目していただけたらと思います!
小林 劇場版ではありますが、いつもどおりのことをいつもより長くやっています(笑)。違うところは、いつもはひとりで観るものが、皆さん一緒になってご覧いただけるということ。場所によっては難しいかもしれませんが、笑うところはぜひ盛大に笑って、楽しさを共有していただけたらと思います。思いっきり笑ってくれたら、僕たちも嬉しいです。
梅原 どういう作品に仕上がるのか楽しみではあるのですが、本当に自然体で、だらだらと遊んでいる映像が観られるというのは、他ではあまりないと思います。劇場で楽しい雰囲気で観ていただけたらうれしいです。

DATA
■『劇場版 声優男子ですが・・・? ~これからの声優人生の話をしよう~』

公式サイト:https://www.fami-geki.com/seiyu-danshi/themovie/
ROAD SHOW:2020年2月14日よりシネ・リーブル池袋にて公開

STAFF:
監督=鈴木あゆみ
脚本=奈佐はぢめ ゴージャス染谷
撮影=倉島健一
録音=石井博文
照明=石井久友

企画プロデュース=服部洋之(ファミリー劇場)
プロデューサー=斎藤充崇 福田昌彦
宣伝=眞野りん 小柳大

主題歌:『7人の妖 with 特撮』(EVIL LINE RECORDS)

2020年/日本/カラー/5.1ch
製作・配給:東北新社
提供:ファミリー劇場

CAST:
上村祐翔 梅原裕一郎 河本啓佑 小林裕介 白井悠介 本城雄太郎 山本和臣
ナレーション:諏訪部順一

©東北新社

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