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【プロセカ】セカライ3rdは演出もスゴい! 『アイムマイン』『ショウタイム・ルーラー』『仮死化』など選曲にも注目のライブをセトリ付きでレポート

2024.02.18 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

M13:『虚ろを扇ぐ』(作詞:獅子志司/作曲:獅子志司)

13_虚ろを扇ぐ

 ミクに代わってKAITOが現れ、続けざまに披露するのは『虚ろを扇ぐ』。オシャレなメロディに思わず聞き入ってしまう楽曲を見事なハーモニーで歌い上げます。

 高い壁を超えようとお互いを高めあうリリックも記憶に残る本楽曲を、お互いがグルーヴを楽しむように歌う姿が印象的です。

M14:『STAGE OF SEKAI』(作詞:針原翼(はりーP)/作曲:針原翼(はりーP))

14_STAGE-OF-SEKAI

 ユニットごとのパフォーマンスのラスト、バンドセットとともに現れたのは星乃一歌、天馬咲希、望月穂波、日野森志歩の幼馴染み4人によるバンドユニット“Leo/need(レオニ)”! 鏡音レンを加えた編成で『STAGE OF SEKAI』を披露します。

 「2nd -Will-」ではトップバッターを飾った本楽曲。今回は衣装投票企画で決定した“コネクト・スター”、“ハートビート・スター”でクールにキメており、前回とは異なる印象を与えます。また、ステージを映すカメラによって彼女たちが演奏する手元が映されるのもファンにはうれしいポイント。観客も、バンドユニットとしての彼女たちの魅力を大いに楽しみます。

M15:『Hello, Worker』(作詞:ハヤシケイ/作曲:ハヤシケイ)

15_Hello,-Worker

 各パートのソロパフォーマンスを交えた、バンドユニットの醍醐味ともいえるメンバー紹介を済ませたレオニメンバー。一歌が「普段ギターボーカルはやらないんだけど……」と前置きして演奏が始まるのは『Hello, Worker』。

 ギターボーカルを加えたライブならではの特別編成は、彼女たちの成長と意気込みを感じさせるとともに“Leo/needというバンドによるライブ”という世界観をこの上なく演出。就活生や社会人の心の内を表現するようなエモーショナルなリリックがより強く心に刺さります。

M16:『the WALL』(作詞:buzzG/作曲:buzzG)

16_the-WALL

 アーティスト写真の心配をする彼女たちに和まされるMCパートの最後、一歌が「どんな壁も、私たちなら越えていける」と宣言して始まるのは『the WALL』。

 プロとして、新たなスタートラインに立った彼女たち。その不安と決意を表現したような楽曲は序盤から激しいサウンドで、彼女たちの思いの丈を叫ぶようなパフォーマンス。その力強い演奏と歌声に会場も聞き入り、大歓声でステージは締めくくられました。

M17:『セカイ』(作詞:DECO*27/作曲:堀江晶太(kemu))

17_セカイ

 レオニのパフォーマンス終了後、ステージに現れたのは、バーチャル・シンガーのミク、リン、レン、ルカ、MEIKO、KAITOたち。“Magic Academy of Sekai”の衣装に着替えて、『セカイ』を6人で披露します。

 『プロジェクトセカイ』書き下ろしテーマソングを、これまた特別感たっぷりの編成で披露するナンバー。こちらに手を振るファンサービスにもひときわ大きな歓声が上がります。

M18:『仮死化』(作詞:遼遼/作曲:遼遼)

18_仮死化

 最高な特別感の『セカイ』に大きな盛り上がりを見せたところですが、ライブはまだまだ終わらない! ここから“スペシャルタイム”なるものが始まることを告げられると、観客も期待と困惑の表情を見せます。

 そんな中、MEIKOとともに再びステージに戻ってきたのはビビバスのメンバー。壮大なメロディから始まる『仮死化』に会場のテンションも上がります。

 夕日色に染まる会場の中、空気が震えるようなサウンドに負けず渾身のダンスパフォーマンスとともに歌い上げる彼らの姿に観客も圧倒されます。

M19:『Mr. Showtime』(作詞:ひとしずく×やま△/作曲:ひとしずく×やま△)

19_Mr.-Showtime

 続いて現れたのはワンダショのメンバーと巡音ルカ。オシャレなメロディから始まる『Mr. Showtime』で、会場の雰囲気を一気に彼らの世界観で染め上げます。

 豪華なブラスサウンドにジャズのような印象も受ける本楽曲は、花火の演出も加わってオトナの雰囲気を醸し出し、それをダンスとともに歌いこなす彼らの姿にどこかセクシーな魅力を感じさせます。司の大ジャンブには黄色い悲鳴が上がる場面もありました。

M20:『てらてら』(作詞:和田たけあき/作曲:和田たけあき)

20_てらてら

30_AR・VR_てらてら

 スペシャルタイムの3番手はレオニとミク。切れ味鋭い、ロックでダークな『てらてら』はタイミングバッチリな選曲だったようで、会場のボルテージも増していきます。

 若々しさと軽快さを感じる演奏と歌声に加えて、演奏する彼女たちの姿がより映える演出に、観客も見惚れた様子。クラップでノリノリなステージとなりました。

M21:『パラソルサイダー』(作詞:ナナホシ管弦楽団/作曲:岩見陸)

21_パラソルサイダー

31_AR・VR_パラソルサイダー

 続いて登場したモモジャンのメンバーとルカが披露するのは、夏の日差しが待ち遠しくなるような楽曲『パラソルサイダー』。爽やかな楽曲を表現するような衣装とダンスに会場も盛り上がります。

 サイダーのようにはじけるダンスを見せる彼女たちの魅力に、会場のコーレスも心なしか大きく、キュートなファンサービスに歓喜の叫びが上がる様は、まるで真夏の熱気です。

M22:『バグ』(作詞:かいりきベア/作曲:かいりきベア)

22_バグ

 スペシャルタイムのトリを飾るのはニーゴ&レン。『バグ』のイントロに雄叫びが上がります。コネクトライブで披露された際も、ハイレベルな演出で大反響だった本楽曲ですが、今回もコール&レスポンスなどリアルライブならではの要素で大いに盛り上がった様子です。

 アクティブな衣装やダンス、そして曲名通りに“バグ”を起こしたようなライトの演出も印象的ながら、まふゆが笑みを見せる文字どおりの“スペシャルタイム”に会場も魅了された様子です。

M23:『アイムマイン』(作詞:halyosy/作曲:halyosy)

23_アイムマイン

 “スペシャルタイム”が終了し、長きにわたるライブもいよいよ終了……というところで、会場からはセカライ初めての声出しアンコールが。そんな声に応えて現れたのはバーチャル・シンガーの6人。

 再び衣装を変えて「これは私達とみんなの歌だよ!」とリンが告げると始まるのは、『プロセカ』3周年を記念した書き下ろしユニットソング『アイムマイン』!

 ヘアスタイルも大きく変わった衣装の特別感もさることながら、彼らのユニットソングという特別な楽曲に会場のテンションもうなぎ上り。推しと思われるにバーチャル・シンガーに手をふる観客も見られました。

M24:『NEO』(作詞:じん/作曲:じん)

24_NEO

25_NEO_フィナーレ

 長きにわたるライブも、いよいよ最後の楽曲に。一歌、みのり、こはね、司、奏、ミクの6人がライブメインビジュアルの衣装に身を包み、3周年アニバーサリーソングの『NEO』を披露します。

 未来への扉を開け、新しい世界に向かって歩き、歌い続けるようなエモーショナルな楽曲。ダンスにも目を惹かれるパフォーマンスと銀テープの射出に会場も今日一番の大盛り上がりで、3度目のセカライを盛況のうちに締めくくりました。

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