アニサマ2021の3日目にスーパーちょろゴンず参加！ オーイシマサヨシさんも登場したライブをレポート

　毎年8万人超を動員、今年で16回目を迎える世界最大のアニソンイベント“Animelo Summer Live 2020-21 -COLORS-”が8月27日～3日の3日間、さいたまスーパーアリーナにて開催されました。

　2020年の“アニサマ2020”はコロナ禍の影響で開催延期となり、2年越しの開催となる“アニサマ2021”では、行政・会場からの各日5,000人の入場制限に従い、各種のコロナ感染予防対策を徹底した上で開催。

　最終日となるDAY3は、サプライズゲストのスーパーちょろゴンずやトリを務めるTRUEさんの熱唱、オーイシマサヨシさんも参加してのテーマソングなど見どころもりださくさん！　速報写真付きレポートとセットリストを掲載します。

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速報写真レポート

　最終日となるDAY3最初の1曲は“森口博子×TRUE×鈴木このみ feat. NAOTO”による『あんなに一緒だったのに』NAOTOさんが奏でる美しいヴァイオリンの旋律もさることながら、完璧なユニゾンが観客をアニサマの世界に引き込みます。

　続いて仲村宗悟さんがギターを手に登場。『Here comes The SUN』を演奏とともに爽やかに歌いあげ、観客の心を掴みます。続けて『壊れた世界の秒針は』をアニメ映像を背にしながら熱唱。アーティストとしての実力の高さを見せつけました、

　アニメ映像を使った小芝居の後は、“SHOW BY ROCK!!”のパフォーマンスがスタートします。最初に現れたのは自転車に乗った“DOKONJOFINGER”のヤス役・伊藤健人さん。『移動手段はバイクです』を火柱の演出に負けない勢いで熱唱すると、会場からもクラップが上がります。

　さらに小芝居を挟んで登場したのは“Mashumairesh!!”のメンバー。『キミのラプソディー』と『エールアンドレスポンス』をアニメ演出ともに元気いっぱいに歌います。

　“SHOW BY ROCK!!”としてのラストは『アノカナタリウム』。“Mashumairesh!!”にヤス役・伊藤健人さん、シアン役・稲川英里さんも合流して歌いました。

　アーティスト活動5周年となる伊藤美来さんは『Plunderer』、『No.6』を満面の笑みとともに披露。『No.6』はアニサマダンサーとともにキュートなダンスを踊りながら、ブラス隊の演奏が映えるアップテンポな楽曲を元気いっぱいに歌い上げました。

　楠木ともりさんは『ハミダシモノ』の独唱とともに後方ステージから登場。力強い歌声で観客を圧倒します。歌唱力の高さは2曲目にカバーとして歌った『航海の唄』でも健在で、曲が終わると観客も拍手での声援を送りました。

　fhánaが登場すると会場からは自然と拍手が。明るくも切ない曲調の『星をあつめて』透明感のある歌声で披露すると、観客は聴き入リます。

　『愛のシュプリーム！』の後半では、サプライズゲストとしてスーパーちょろゴンずが登場し、観客のテンションも一気に上昇！　『青空のラプソディ』は観客もクラップで楽曲に参加し、会場全体で大いに盛り上がりました。

　“fhána feat. スーパーちょろゴンず”による楽しいお祭り騒ぎが終わると一転して大人の雰囲気に。森口博子さんが登場し、“森口博子 feat. ヒロムーチョ”として『君を見つめて -The time I’m seeing you-』を歌い、会場の空気を一気に変えます。“森口博子 feat. 今井隼”による『一千万年銀河』では、美しいピアノとともにしっとりと歌い上げます。

　『ETERNAL WIND ～ほほえみは光る風の中～』は“森口博子 feat. NAOTO＆酒井ミキオ with Healer Girls”の形でアニメ映像とともに熱唱。作品を見ている人には感動せずにはいられないパフォーマンスで熱狂のうちに前半を締めくくりました。

　後半戦1組目のアーティストとなる“Assault Lily ［一柳隊］”は、アニメを彷彿とさせる演出とともに登場し、『君の手を離さない』を披露。『GROWING＊』ではトロッコに乗るパフォーマンスを行った他、後方ステージに一柳結梨が登場し“Assault Lily ［一柳隊 with 一柳結梨］”になるというサプライズも。3曲目の『Edel Lilie』は疾走感のあるメロディーが印象的で、観客もクラップでパフォーマンスに参加しました。

　TVアニメ『アサルトリリィ BOUQUET』のアニメを使用した演出が終わるとRAISE A SUILENがステージに。迫力のバンドサウンドで『Sacred world』を演奏すると会場のテンションもさらに上がります。『R・I・O・T』、『EXPOSE』とパフォーマンスが進むごとにボルテージは上昇していき、ひと際大きなクラップや拍手が鳴り響きます。

　MCでは、アニサマ2021は2年分楽しむと意気込みを表明した雨宮天さん。切なく透明感のある声で歌い上げる『永遠のAria』と、白衣のアニサマダンサーをバック元気いっぱいで歌う『PARADOX』のギャップが印象的です。

　鈴木みのりさんは『エフェメラをあつめて』と新曲の『サイハテ』を歌唱。比較的落ち着いた曲調の中、元気な笑顔を見せる姿が魅力的です。

　早見沙織さんが披露するのは、デビュー曲であり、初めてアニサマで歌った曲でもある『やさしい希望』。やさしく高らかな歌声が印象的です。2曲目は初披露となる『Awake』。こちらはバラードながらハイトーンで歌唱する場面もあり、非常に聞き応えのある1曲となっていました。

　内田真礼さんは『youthful beautiful』と『ストロボメモリー』を続けて歌唱。夕焼けのような色にステージが染まる中、切なく歌う姿に観客も聴き入ります。

　MCに入ると雨宮天さんが登場し、コントのような掛け合いを挟んで2人のコラボによる『君のせい』がスタート。ハイテンポな曲調に加えて、2人がそれぞれトロッコに乗るパフォーマンスで会場のテンションも上がり、クラップが鳴ります。

　ホラーのような演出とともにステージに上がるのはReoNaさん。『ないない』では、恐ろしさを感じさせる曲調にReoNaさんの美しい歌声が映えます。他にも、初披露となる『生命線』や『ANIMA』を熱唱。『ANIMA』はクラップで観客も参加するほどの盛り上がりです！

　ギターパフォーマンスに乗せて登場したのは鈴木このみさんとRaychellさん。力強いユニゾンで『Absolute Soul』を歌い、直前のReoNaさんに負けない勢いで会場を沸き立たせていきます。

　コラボが終わると鈴木このみさんの出番に。『Realize』、『Missing Promise』、『Bursty Greedy Spider』の3曲で力強くも透明感のある歌声と高い歌唱スキルを魅せていきます。

　DAY3のトリを務めるTRUEさんの1曲目は『Storyteller』。ハイテンポな1曲に観客のテンションは最高潮。2曲目の『WILL』で美しいハイトーンボイスを披露した後のMCでは“声がかれてもいい！”と意気込みを伝えます。

　ラストスパートの『Another colony』、『サウンドスケープ』は観客もクラップで参加し、会場が一体になって盛り上がります。

　3日間に渡る“アニサマ2021”を締めくくるのは、飛び入り参加のオーイシマサヨシさんも加えての『なんてカラフルな世界！feat. オーイシマサヨシ』！　お祭り騒ぎのような楽しいテーマソングをアーティスト全員で熱唱し、歌詞の通り楽しすぎてもの悲しさすら感じられるような熱狂のアニサマ2021は幕を閉じました。

セットリスト

※アーティストは敬称略。

“Animelo Summer Live 2021 -COLORS-”公式サイトはこちら

(C)Animelo Summer Live 2021