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『呪術廻戦』榎木淳弥、中村悠一らが「見てほしい」と語る思い入れのあるシーンを振り返る「AnimeJapan2021」ステージイベントレポート

2021.03.29 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

 TVアニメの最終回を記念して、3月28日(日)の「AnimeJapan2021」にて、「TVアニメ『呪術廻戦』スペシャルステージ」が開催。メインキャラクターを演じる榎木淳弥(虎杖悠仁役)、内田雄馬(伏黒 恵役)、瀬戸麻沙美(釘崎野薔薇役)、中村悠一(五条 悟役)ら4名のキャスト陣によるトークショーが行われた。

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 まずは、「これが私の黒閃を食らった瞬間!」と称したコーナーで、TVシリーズ全24話の中より、キャストが見てほしい思い入れのあるシーンを映像とともに振り返ることに。

 瀬戸は、アニメ第17話「京都姉妹校交流会―団体戦③―」より、圧倒的な強さを見せつけた真希と三輪の闘いをセレクト。「この第17話の印象が強すぎます。ここで真希に惚れたといっても過言ではないくらいです。風圧まで感じるほどの迫力ある映像にも圧倒されました」と、奥行きや空気感までを描き出す本作の映像のクオリティについて触れた。

 内田は、第23話「起首雷同―弐―」より、伏黒の領域展開のシーンをセレクト。不完全な領域展開の中で、笑いを浮かべながら特級呪霊と闘う伏黒の姿や、水墨画のように描かれているアクションシーンを含めて、凄まじい映像だと感じたそう。このシーンは、内田さんがほぼ一人でアフレコ収録したため、自分自身を開放する伏黒の心情とも重なりあうところがあったと振り返った。

 中村は、第1クール目のクライマックスとなった第13話「また明日」より、虎杖と七海が真人を祓うために激しい闘いを展開するシーンをセレクト。この時の真人の領域展開のシーンについて話が及ぶと、虎杖や真人などキャラクター達の全力でぶつかり合って闘いに挑む姿が気になるとの感想が語られた。

 そして、榎木は、第19話「黒閃」より、虎杖が黒閃を放つシーンを挙げ、「原作とは違った表現で、違う角度からさらに解釈している、新たな表現で挑んでいく監督やMAPPAさんの姿勢に感銘を受けます」と本作の映像表現について触れた。また、最終回でも放つ黒閃のシーンの映像表現や、アフレコ時にディレクションを受けた細やかな息遣いについても振り返り、何度も繰り返し映像を楽しんでほしいと締めくった。

 また、先日解禁となったばかりの『劇場版 呪術廻戦 0』解禁映像も上映され、期待感あふれる映像にキャスト陣から大きな拍手が贈られた。原作者・芥見下々先生描き下ろしの解禁ビジュアルも紹介され、コミック0巻で登場する乙骨憂太ついても話が及ぶ。この解禁映像では、中村と、夏油 傑役の櫻井孝宏のボイスも収録されており、色々な表現で丁寧にテイクを重ね、何度も検討したうえで収録したボイスであることも明かさた。劇場版に関しては、キャスト陣がらも「ワクワクする」「楽しみ」と、期待の声が次々と上がり、作品の続きを楽しみに待ち望んでいる様子が伺えた。

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 イベント最後には、キャスト陣一人一人よりメッセージが贈られ、榎木からは「原作も、まだまだ続いていますし、『劇場版 呪術廻戦 0』の公開も楽しみです。TVアニメは気になるところで終わっていますので、ぜひまた続きができたらなと思います。引き続き応援を宜しくお願いいたします」と今後の展開への期待を含めて、以下のメッセージが語られた。

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 TVアニメ『呪術廻戦』は、各配信サイトにて好評配信中。また、Blu-ray&DVDシリーズは第3巻まで発売中。最新4巻は、4月21日(水)に発売開始となる。

作品情報

■TVアニメ『呪術廻戦』

【STAFF】
原作:「呪術廻戦」芥見下々(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督:朴性厚
シリーズ構成・脚本:瀬古浩司
キャラクターデザイン:平松禎史
音楽:堤博明・照井順政・桶狭間ありさ
制作:MAPPA

【CAST】
虎杖悠仁:榎木淳弥
伏黒 恵:内田雄馬
釘崎野薔薇:瀬戸麻沙美
五条 悟:中村悠一
両面宿儺:諏訪部順一
禪院真希:小松未可子
狗巻 棘:内山昂輝
パンダ:関智一

公式サイト:jujutsukaisen.jp
公式twitter:@animejujutsu

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

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