今年最も売れた電子書籍は『SPY×FAMILY（9）』！『呪術廻戦』『ゴールデンカムイ』も人気の“honto 2022年間ランキング”発表

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2022.12.05 <PASH! PLUS>

PASH! PLUS

　大日本印刷（DNP）が丸善ジュンク堂書店、文教堂およびトゥ・ディファクトと共同で運営するハイブリッド型総合書店“honto”は、honto電子書籍ストアと本の通販ストアにおける書籍の販売データを元に、“honto 2022年間ランキング”を発表しました。

集計期間：2022年1月1日～11月23日
集計対象：honto電子書籍ストア、honto本の通販ストア
※同一タイトルの巻数違いはランキングから除外しています。

honto電子書籍ストア年間総合トップ10

　2022年、honto電子書籍ストアの年間総合ランキング第1位は『SPY×FAMILY（9）』です。2020年に数々のマンガ賞を受賞した本作は、今年4月からTVアニメ放映が始まると人気はますます高まり大ヒットとなりました。

　東西冷戦下の架空の国を舞台にしたスパイというスリリングな設定と心温まるホームコメディのギャップに、世代問わず魅了されているのでしょう。昨年のトップ2『呪術廻戦』、『ミステリと言う勿れ』を抑えての第1位に。続いて『呪術廻戦（19）』『ミステリと言う勿れ（11）』が並びました。

　第4位以降も『ゴールデンカムイ（31）』、『キングダム（65）』、『薬屋のひとりごと（10）』、『その着せ替え人形は恋をする（9）』と、メディア化作品や電子コミック週間ランキング上位常連作の顔触れとなりました。

1位:『SPY×FAMILY（9）』/遠藤達哉/集英社
 2位:『呪術廻戦（19）』/芥見下々/集英社
 3位:『ミステリと言う勿れ（11）』/田村由美/小学館
 4位:『ゴールデンカムイ（31）』/野田サトル/集英社
 5位:『キングダム（65）』/原泰久/集英社
 6位:『薬屋のひとりごと（10）』/原作：日向夏、作画：ねこクラゲ、構成：七緒一綺、キャラクター原案：しのとうこ/スクウェア・エニックス
 7位:『その着せ替え人形は恋をする（9）』/福田晋一/スクウェア・エニックス
 8位:『転生したらスライムだった件（20）』/川上泰樹（著）、伏瀬（原作）、みっつばー（キャラクター原案）』/講談社
 9位:『葬送のフリーレン（7）』/山田鐘人（原作）、アベツカサ（作画）』/小学館
 10位:『メイドインアビス（11）』/つくしあきひと/竹書房

honto本の通販ストア年間総合トップ10

　honto本の通販ストアの年間ランキングは『TVガイド特別編集KISS＆CRY Vol.46 羽生結弦 ShareHearts号限定表紙版 (TOKYO NEWS MOOK)』が第1位となりました。続く2位、5位、6位、9位とトップ10中の5作が羽生結弦さんのムック本で占められ、圧倒的な人気を感じる結果でした。

　お笑い芸人の人気振りもランキングに表れました。第3位に人気芸人8組のポストカードがランダムに1点添付される『【honto限定特典付き】OWARAI Bros. Vol.4 -TV Bros.別冊お笑いブロス-』が。第7位にはマユリカ・男性ブランコ・フースーヤの3バージョンの表紙が用意された『クイック・ジャパン別冊芸人雑誌volume6』の“男性ブランコ版”が見事にランクインしました。

　また、第4位には、1991年に誕生し累計1280万部突破した人気小説シリーズ『十二国記』の30年を辿るガイドブック『「十二国記」30周年記念ガイドブック』が登場。第8位には『ハイキュー!!』10年の軌跡を詰め込んだ記念本『ハイキュー！！ 10thクロニクルグッズ付き同梱版 (愛蔵版コミックス)』がランクインし、いずれも熱いファンの存在が感じられる年間ランキングでした。