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TVアニメ『FGOバビロニア』藤丸立香役・島﨑信長さんインタビュー!「『FGO』のおかげで僕自身の夢もどんどん叶い続けているんです」

2019.11.22 <PASH! PLUS>

 現在放送中のTVアニメ『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』より藤丸 立香を演じる島﨑信長さんのスペシャルインタビューが到着! TVアニメのことから『FGO』のことまでアツく語っていただきました。島﨑信長さんのサイン色紙プレゼント企画もお見逃しなく!

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藤丸立香役・島﨑信長さんインタビュー

――『Fate/Grand Order』(以下、『FGO』)の第七特異点がTVアニメ化し、そのEpisode 1が数時間後に始まるという状況ですが、率直に今のご感想はいかがでしょうか?

アニメ化自体は大晦日スペシャルでの『-First Order-』や『-MOONLIGHT/LOSTROOM-』など何度かさせてもらっているのですが、TVシリーズというのは初めてなので素直にうれしいです。『FGO』は旅をして、いろいろ積み重ねていく物語なので、その積み重ねていく流れを毎週毎週アフレコしながら、キャストもスタッフもキャラクターたちもいっしょに歩いていけるのがすごくいいなって思っています。実際、アフレコもとっても楽しくて、回が進むほど楽しくなってくるんですよね。物語自体は楽しいことだけではないんですが、どんどん気持ちが高まっていくような経験をさせてもらっています。

――島﨑さんが初めて『FGO』に関わったキャラクターというのは、アルジュナでしょうか?

いえ、『FGO』の最初は確か『TYPE-MOON エース』の特典でついたドラマCDかな。稼働前に序章の内容をドラマCD化したものがあって、そのときはまだ主人公も「藤丸立香」っていう名前がなかったんですが、あくまで“プレイヤー・男”っていう感じでやらせてもらったものが実は初めてなんですよね。ただ最初のときって、メディア展開もあるのかもわからなかったので、本当に単発のお仕事だったんです。主人公もソーシャルゲームだから各プレイヤーが自由に名前をつけられるし、性別も選べるしっていう“プレイヤーが投影しやすいもの”という前提があったので、あまり個性的にせず、「THE・プレイヤー」とディレクションをいただきました。

だから、当時は藤丸立香としてこんなに関わらせていただけるとは正直思っていなかったですね。そのドラマCDのお話の後に各クラスのサーヴァントが一言しゃべるCMで「アルジュナをお願いしたい」と言っていただけて。ドラマCDを収録した同じ日にアルジュナのTVCM用の一言を録らせてもらいました。で、そこからゲーム『FGO』のアルジュナや巌窟王をやらせていただいて、そのあとにだいぶ経ってから藤丸立香がまたやってきた感じです(笑)。

――再び主人公の“藤丸立香”を担当するとなりましたが、今回のアニメでもソーシャルゲームならではの無個性的なキャラクター性なのでしょうか?

実はソーシャルゲームの主人公とはいえ、『FGO』の主人公はけっこう個性的だし、印象的なセリフがいっぱいあるんですよ。ただ同時に、色々な捉え方もできる作りで。例えば、選択肢があるだけで「僕の主人公はこう」、「私の主人公はこう」って、できるじゃないですか。発言や行動にも、プレイヤーが自由に想像できるゆとりがある気がしています。

『FGO』のプレイヤーからすると、彼、彼女たちは十分個性的だと思うんですよね。はっちゃけるときははっちゃけるし、自身が危機的な状況でも、助けたいから助けようとしちゃったり。多分普通に今の時代を生きている僕らだったら、助けたくても仕方なく逃げるところを「助ける!」って言えちゃったりするんですよ。

今回のアニメでも、個性的ではあるのですが解釈の余地がある人というか、見る方によって印象が変わる部分があるといいなと思っています。あまりにも「この人はこれ!」と、強固になりすぎないようにしていますね。

――『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』はゲームでは第1部の第七特異点という終盤のストーリーでもありますが、ここでも主人公は綱渡りな部分が多いですか?

うーん、第七特異点も綱渡りではあるんですけど、個人的にはメインストーリーの第2部のほうが綱渡りのイメージが強いです。『FGO』はすべてギリギリの戦いが多いですが、第七特異点は主人公やカルデアに味方してくれるチームも強いんですよね。

戦いに勝利するためにギルガメッシュたちが準備に準備を重ねてくれているから、案外“綱渡り感”っていうのは第2部のほうがヤバい。第2部は本当の本当に偶然で助かったっていう場面も多いですからね。第七特異点はただ戦力的に強いだけじゃなくて、先のことを考えられる人たちが先手を打ってくれている。ただ、それでもギリギリの戦いになってしまうっていうのが『絶対魔獣戦線バビロニア』だと思います。

――島﨑さんは『Fate』シリーズを始め、TYPE-MOONのファンだと伺っていますが、きっかけはなんだったのでしょうか?

高校生のときにゲームセンターによく通っていて、そこで『MELTY BLOOD』っていう格闘ゲームが流行っていたんですよ。そこで触れて、世界観やキャラクターが魅力的で、おもしろそうだなって思ったのがきっかけです。そこからPC用の『MELTY BLOOD』をやり始めて、格闘ゲームとは思えないシナリオ量にたまげました。「こういうキャラクターなんだ! こういう話なんだ!!」って知って、メディアミックスも多かったので、そこからどんどん掘っていった感じです。

――『FGO』のやりこみもすごいと噂に聞いています。どれくらいやりこんでいますでしょうか?

やりこみ……その、僕はやってはいますけど、『FGO』ってやりこんでいる人は本当にやりこんでますからね!(笑) 200騎以上いる全サーヴァントの絆10みたいな人たちもいるので、その人たちに比べると全然そんなレベルじゃないです(笑)。でも、すごく楽しんでプレイしています。

――「ここが好き!」という部分を教えてください。

『FGO』は4年経って、5年目に入っているので、すごく前の話にはなるんですが、まず当時のソーシャルゲームでストーリーに重きを置いている作品っていうのがとても革新的だったと思います! それまでのソーシャルゲームって容量の問題もあって、そこまでシナリオは重要視されていなかったと思うんですが、『FGO』はガッツリシナリオを持ち込んだんです。

普通だったら戦闘の合間に文章を読ませるって、苦痛と感じる人が多いと思うし、スマホゲームって極力プレイヤーにストレスを与えない方向で制作しているのに、時代に逆行するかのように挑戦していた(笑)。そう、挑戦的な作品でしたよね。でも、やっぱりプレイヤーが「ガッツリ読むぞ!」って思っているビジュアルノベルでの文章の書き方とソーシャルゲームの書き方ってちょっと違うんですよね。

そういう反省だったり、改善だったり、経験を重ねていって、スタッフさんやシナリオライターさんもスマホゲームでの魅せ方をどんどんパワーアップさせていった。結果、今のスマホゲームでシナリオが重要視される流れになったのは、僕が勝手に思っているだけですけど、『FGO』の影響が大きかったんじゃないかなって思ってます。

『FGO』が存在してなかったら、こんなにソーシャルゲームでシナリオを大事にしようってならなかったんじゃないかな。それと、キャラクターのビジュアルには引っ掛からなかったり、プロフィール設定で刺さらなかったりしても、シナリオを読むとそのキャラクターに好きになっちゃうんですよね。それでそのキャラクターが欲しくなっちゃう。そういう現象が起こるのも『FGO』ならではだなって思います。今はそういうソーシャルゲームもどんどん増えていると思うのですが、キャラクターの個別ストーリーだけじゃなくて、メインストーリーの中でもキャラクターの魅力が立っていることが特徴的だと思います。

――プレイをしている中で縁があるなと思ったサーヴァントや戦闘でつい頼ってしまうサーヴァントなどはいますか?

召喚に関しては単純に確率の問題でアルジュナを始めとした恒常キャラはよく出ますね。『FGO』は同じサーヴァントを5騎まで重ねることができて、☆5サーヴァントに関しては6騎目以降が来ると“無記名霊基”っていうアイテムがもらえるようになるんですが、その無記名霊基が出るたびに「○○体目」って書いてあるんですよね。だから「ああ、もうアルジュナそんなに召喚したんだ」って(笑)。アルジュナ以外にアルトリア(セイバー)とか初期メンバーも2桁を超えてますね。

使用率で言うなら、巌窟王 エドモン・ダンテスが高いです。だいたい巌窟王(笑)。巌窟王とアルジュナ〔オルタ〕がいると周回から高難易度までなんでもいける場合が多いです。あとは、最近頭角を現わしてきたというか、もともと強いとは思っていたんですが、この前やったイベント『バトルインニューヨーク2019』で爆発的にみんなも「こいつは強い!!」って気づいた始皇帝。彼はちょっとヤバいですね……。始皇帝とアルジュナ〔オルタ〕がいればどうとでもなる! 第2部から登場する異聞帯の王たちはすげぇんですよ!

――今回の『「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」レイシフト直前SP』での楽しみなコーナーは?

コーナーもそうなんですが、個人的にはニトクリスやワルキューレ(オルトリンデ)役の田中美海さん。彼女はバビロニア宣伝大使にうち事務所の先輩の赤羽根健治さん(カドック・ゼムルプス役)といっしょに就任されているんですが、その熱量がすごい……! こんなこと言ってはあれですが、お二人は別に『バビロニア』には出てないんですよ! 『FGO』には関わってらっしゃいますが、第七特異点には、『バビロニア』には、ご出演されてない! なのに……! っていうね(笑)。

さすがに申し訳なさ過ぎるので、今後どこかでお呼びできるようなサプライズができればステキだなって思ったりもします。ふたりで『ここがすごいぞ!TVアニメ『FGOバビロニア』』っていうコラムも書かれていて、赤羽根さんの『Episode 0』のコラムを読んだときに「これはオーディオコメンタリーかな?」って思うくらい細かく書かれていて(笑)。本当にステキで、半端ないんです! 今回に関しては、逆にアフレコに関わっていないからこそファンとしての気持ちをより強く出せるのかもしれないなっていう気もします。

役者としての関わりが深いほど、ファンとしての部分の出し方は難しくなりますから。特に今回はTVシリーズで、継続的に役者として関わっていますしね。そんな中、今回は純粋にファンとしておふたりが宣伝大使をしてくださるのはとてもありがたいし、うれしいです。

――ずはり、島﨑さんにとって『FGO』とは?

「夢」かな。よ。最初は『Fate/Zero』でアサシンのひとりでTYPE-MOONさんに関わらせてもらって、その後ドラマCDのお仕事をいただき、まさか主人公役を演じさせていただいて。そこからサーヴァントも演じさせていただいて、それからも本当にいろんな形で関わらせていただけて。僕自身の仕事的な夢もそうだし、ファン的な夢も叶い続けているんですよね。奈須きのこさんや武内崇さんとお話させてもらえるのも、本当に、本当に光栄で幸せなことです。

ほかにも『FGO』の物語は、どこか王道っていうか、愛とか希望とか夢を感じる物語なんですよね。だから読後感がすばらしいというか、第1部が終わったときの幸せな気持ちは今も忘れられません。『FGO』を作ってらっしゃるクリエイターの皆さんも本当にクリエイティブな方々ばかりで、ちょっと無茶なこともがんばって実現させていたりするんです。例えば、サーヴァントのモーション改修。正直とんでもないコストがかかっているのに、いつか全キャラ改修してくれるんじゃないかなって期待しちゃうくらい頑張ってくださっていて。演出もどんどんパワーアップしていますし、システム面なんかも細かいところまですごく便利になっているし、進歩している。本当にプラスのエネルギーに溢れた作品だと感じています。

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島﨑信長さん作画サイン色紙をプレゼント!

インタビューの公開を記念して、「島﨑信長さん作画サイン色紙」を1名様にプレゼントします。

【応募方法】

PASH!公式Twitterアカウント(@magazine_pash)とAbemaTVアニメ(アベアニ)(@Anime_AbemaTV)をフォローして、対象のツイートをリツイートするだけ!締め切りは2019年11月29日23:59までです。

 

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DATA
■TVアニメ『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』

『Fate/Grand Order』アニメーションプロジェクトポータルサイト:https://anime.fate-go.jp/
公式サイト:https://anime.fate-go.jp/ep7-tv/
公式Twitter:@FGOAP_ep7

STAFF:
原作=奈須きのこ/TYPE-MOON
リードキャラクターデザイナー=武内崇
監督=赤井俊文
副監督=黒木美幸
キャラクターデザイン=高瀬智章
サブキャラクターデザイン=岩崎将大
クリーチャーデザイン=河野恵美
プロップデザイン=道下康太
アクションディレクター=河野恵美・大島塔也
テクニカルディレクター=宮原洋平
美術設定=塩澤良憲
美術監督=薄井久代・平柳悟
色彩設計=中島和子
撮影監督=佐久間悠也
3DCG=GEMBA
3Dディレクター=江川久志・篠崎亨
編集=三嶋章紀
音楽=芳賀敬太・川﨑龍
音響監督=岩浪美和
制作=CloverWorks

 

【キャスト】

 藤丸立香(CV:島﨑信長)
マシュ・キリエライト(CV:高橋李依)
フォウ(CV:川澄綾子)
ロマニ・アーキマン(CV:鈴村健一)
レオナルド・ダ・ヴィンチ(CV:坂本真綾)
ギルガメッシュ(CV:関智一)
エルキドゥ(CV:小林ゆう)
マーリン(CV:櫻井孝宏)
アナ(CV:浅川悠)
イシュタル(CV:植田佳奈)
シドゥリ(CV:内山夕実)
牛若丸(CV:早見沙織)
武蔵坊弁慶(CV:稲田徹)
レオニダス一世(CV:三木眞一郎)
ジャガーマン(CV:伊藤美紀)

©TYPE-MOON / FGO7 ANIME PROJECT

 

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