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『どうぶつの森』シリーズの思い出を振り返ってみた

2017.11.21 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

シリーズの魅力と過去作の思い出を語ります♪

『どうぶつの森』過去のシリーズを振り返ろう!

 続いて、2001年から2017年までに発売されてきた『どうぶつの森』シリーズを振り返ってみましょう!

『どうぶつの森』はここから始まった! 第1作目『どうぶつの森』

 2001年にシリーズ第一作目となる『どうぶつの森』(NINTENDO 64用ソフト)がリリースされました。初代『どうぶつの森』は、1つのカセットで最大4人がプレイすることができ、他プレイヤーと手紙の交換や宝物を探すことができたほか、様々なイベントでの交流も楽しむことができました。

 さらに、友達のカセットを借りれば、友達の村に遊びに行くこともでき、住民だけでなく他プレイヤーとの交流ができたのも魅力です。

 『どうぶつの森』は“コミュニケーション”が魅力の1つのゲームなので、毎日のように村に顔を出しては、住民たちと会話をして楽しんだものです。全シリーズを通して大きな変化はないのですが、やっぱり初代『どうぶつの森』にはノスタルジックな雰囲気がありました。

■哀愁漂うストリートミュージシャンの秘密とは?

 『どうぶつの森』には、ニヒルな表情のストリートミュージシャン“とたけけ”が登場します。全シリーズ通して登場しているキャラクターであり、毎週土曜日になるとライブで生歌を聴くことができます。とたけけのレパートリーは数多く、リクエストをすれば好きな曲を歌ってくれたものです。

 ちなみに、とたけけが任天堂のサウンドディレクター・戸高一生さんがモデルであり、音声も戸高さんの声を加工していることは『どうぶつの森』ファンの中では有名です。加えて、『劇場版 どうぶつの森』では、俳優の小栗 旬さんが熱演していました。

初代から8カ月後には『どうぶつの森+』が登場!

 2001年のリリースから約8カ月後という脅威のスピードで初代『どうぶつの森』に新たな要素が追加された『どうぶつの森+』、2003年には『どうぶつの森e+』(ニンテンドー ゲームキューブ用ソフト)がリリースされました。

 今作から虫や魚、絵画、化石を寄贈・展示できる“博物館”、オリジナルの服や傘をデザインできる“仕立て屋”が新たに登場。自分がデザインした服は仕立て屋で販売することができ、住民がデザインした洋服を着て歩いてくれたことが、もの凄く嬉しかったのを覚えています。

 また、『どうぶつの森e+』では、『どうぶつの森 カードe+』(拡張データを付与できるプログラムが記載されたカード)に記載されている“あいことば”を記載した手紙を住民に送ると、相手から返事がくるシステムも登場。より住民たちと深いコミュニケーションをとることができるようになりました。当時はこの『どうぶつの森 カードe+』が品薄状態になりやきもきしたものです。

 また、家具や捕まえられる魚・虫の種類が『どうぶつの森』よりも増え、『麻雀』『ベースボール』などのファミコンゲームがプレイできるように。筆者はNINTENDO64でゲームを知った世代なので、初めてプレイするファミコンゲームの操作が難しくて「もうやらない!」とよく怒っていたのを覚えています(数時間後にまたやる)。

ニンテンドーDSで2画面に!『おいでよ どうぶつの森』

 2005年にはニンテンドーDS専用ソフト『おいでよ どうぶつの森』がリリース。『どうぶつの森+』が『どうぶつの森』をアレンジした内容だったのに対し、『おいでよ どうぶつの森』は新規機能が多数追加された完全新作として発売されました。

 『おいでよ どうぶつの森』では、これまでの『どうぶつの森』シリーズにあった駅や交番、ゴミ捨て場、郵便局などがなくなり、新たに役場と関所が建てられました。また、新たに“天文台”と“喫茶店”が追加され、天文台ではオリジナルの星座を作ることができ、喫茶店では渋いマスターが入れるコーヒーを味わうことができるようになりました。

 ちなみに、今シリーズでは、毎週土曜に喫茶店でとたけけけのライブが開催されるように。マスターのコーヒーを飲みながら、とたけけの歌を聴く……なんだか大人の楽しみ方でした。

 さらに、『おいでよ どうぶつの森』は、DSの2画面表示を活かして上の画面には空が、下の画面には村の様子が表示されるように。空には流れ星や花火が打ち上げられたり、プレゼントがついた風船が漂ったり、さらにジョニーの乗ったUFOが飛んだりことも……。パチンコを使って撃ち落すことができたので、ジョニーが乗っているUFOを墜落させると手に入る“うちゅうのぶひん”を集めると、ちょっとしたレアアイテムをくれました。

 UFOの出現率の低さや撃ち落す難易度の高さ、うちゅうのぶひんが見つからないなど意外と苦戦するイベントでした。『どうぶつの森 ポケットキャンプ』にもこうした一癖ある住民は登場するのでしょうか?

 このほかにも、『おいでよ どうぶつの森』は、1ソフトで4人の主人公を設定することができたり、他プレイヤーとの“すれちがい通信”や“ともだちコード”の登録で他プレイヤーの家におでかけできたり、住民が家のインテリアを評価してくれたりと、さまざまなシステムが追加されました。

Wiiリモコンとヌンチャクで操作がリアルに感じた『街へいこうよ どうぶつの森』

 2008年には『街へいこうよ どうぶつの森』がWii専用ゲームソフトとして発売。Wiiリモコンとヌンチャクを使用してのプレイにより、これまで以上に釣り竿や虫とり網の操作がリアルに感じられ、より村の世界観に入ることが可能になりました。

 『街へいこうよ どうぶつの森』という名の通り、今作からは村とは別に“街”が登場。村にあるバス停からバスに乗り、占いを体験できる“うらないのやかた”や高級な服や家具を販売している“グレイシーグレース”、アイテムを出品・売買できる“オークションハウス”に行くことができるように。村とは違い、より現代的な街の要素が加わりました。

 個人的に一番驚いたのは“クレジットカード”が使用できるようになったこと。クレジットカードといっても、貯金残高から支払をする形ではあるのですが、ベル(『どうぶつの森』のお金の単位)を持ち運ばなくていいようになったのは画期的でした。

村長として村づくりに挑戦! 『とびだせ どうぶつの森』&『とびだせ どうぶつの森amiibo+』

 2012年に発売された『とびだせ どうぶつの森』と、2016年に発売された『とびだせ どうぶつの森amiibo+』です。どちらもニンテンドー3DS用ゲームソフトで、プレイヤーがただの住民ではなく、村のリーダーである村長となり村づくりを行います。

 “公共事業”が追加。橋やベンチなどの公共物を自由に設置できるようになったほか、“条例”を設定することで、長時間プレイしなくてもゴミや雑草が出にくくなったり、店の開店・閉店時間を自由に決めたりできるようになりました。

 また、お店や博物館がある“商店街”、村の外からきたどうぶつが宿泊する“キャンプ場”が新たに追加。このキャンプ場の要素が、今回リリースされる『どうぶつの森 ポケットキャンプ』で展開されるのではないでしょうか?

 ゲームを進めるうちに“島”へ行くことができるようになり、村にはない虫や魚、果物などが手に入るほか、ミニゲームで遊ぶことができるようになりました。

まとめ

 今回は『どうぶつの森』シリーズをざっくり振り返ってみました。筆者は『どうぶつの森 ポケットキャンプ』が待ち遠しすぎて、『おいでよ どうぶつの森』を久々にプレイし始めました。部屋や村のなかは大惨事でしたが、温かく迎えてくれた住民に思わずほっこり。

 『どうぶつの森 ポケットキャンプ』では、一体どんな風な生活を送ることができるのでしょうか? PASH!PLUSでは、今後も『どうぶつの森 ポケットキャンプ』の情報を追っていきます!

DATA
■『どうぶつの森 ポケットキャンプ』
iOS版のダウンロードはこちら
Android版のダウンロードはこちら
公式サイト:https://ac-pocketcamp.com/ja-JP/site
公式Twitter:@pokemori_jp

ジャンル:コミュニケーション
メーカー:任天堂
価格:ダウンロード無料(一部有料のコンテンツあり)
配信日:2017年11月22日

©2017 Nintendo

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