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Jupiterの『アリギル』に幕張が揺れた! 3年間の歩みを眩く刻み付けた“THE IDOLM@STER SideM 3rdLIVE TOUR ~GLORIOUS ST@GE!~”初日レポ

2018.02.04 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

 『アイドルマスター SideM』のライブイベント“THE IDOLM@STER SideM 3rdLIVE TOUR ~GLORIOUS ST@GE!~”が開幕。ツアー初日となる2月3日(土)の千葉・幕張イベントホール公演には、315プロダクション所属アイドル全46人が出演しました。本記事では初日の模様をお届けします。

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出演(敬称略)

【Jupiter】
寺島拓篤(天ヶ瀬冬馬 役)、松岡禎丞(御手洗翔太 役)、神原大地(伊集院北斗 役)

【DRAMATIC STARS】
仲村宗悟(天道 輝 役)、内田雄馬(桜庭 薫 役)、八代 拓(柏木翼 役)

【Beit】
梅原裕一郎(鷹城恭二 役)、堀江 瞬(ピエール 役)、高塚智人(渡辺みのり 役)

【High×Joker】
野上翔(伊瀬谷四季 役)、千葉翔也(秋山隼人 役)、白井悠介(若里春名 役)、永塚拓馬(冬美旬 役)、渡辺 紘(榊夏来 役)

【W】
山谷祥生(蒼井享介 役)、菊池勇成(蒼井悠介 役)

【S.E.M】
伊東健人(硲道夫 役)、榎木淳弥(舞田類 役)、中島ヨシキ(山下次郎 役)

【彩】
バレッタ裕(華村翔真 役)、山下大輝(猫柳キリオ 役)、中田祐矢(清澄九郎 役)

【FRAME】
熊谷健太郎(握野英雄 役)、濱 健人(木村 龍 役)、増元拓也(信玄誠司 役)

【神速一魂】
益山武明(紅井朱雀 役)、深町寿成(黒野玄武 役)

【Café Parade】
狩野 翔(神谷幸広 役)、天﨑滉平(東雲荘一郎 役)、古川 慎(アスラン=ベルゼビュートII 世 役)、児玉卓也(卯月巻緒 役)、小林大紀(水嶋 咲 役)

【Altessimo】
永野由祐(神楽 麗 役)、土岐隼一(都築圭 役)

【THE 虎牙道】
寺島惇太(大河タケル 役)、小松昌平(牙崎漣 役)、濱野大輝(円城寺道流 役)

【もふもふえん】
矢野奨吾(岡村直央 役)、古畑恵介(橘 志狼 役)、村瀬 歩(姫野かのん 役)

【F-LAGS】
三瓶由布子(秋月 涼 役)、浦尾岳大(兜大 吾 役)、徳武竜也(九十九一希 役)

【Legenders】
笠間 淳(葛之葉雨彦 役)、汐谷文康(北村想楽 役)、駒田 航(古論クリス 役)

全46人による圧巻のライブパフォーマンス! 『SideM』の今までとこれからを感じさせてくれたライブをレポート

 定刻を20分程過ぎたころ客電が落ち、『アイドルマスター』のライブでは恒例のファンによる提供読みが開始。その後315プロダクションの事務員・山村 賢から諸注意が伝えられます。思えば、2017年2月に開催された2ndライブにて山村の声優が発表され今年で丸1年。そう思うと『SideM』とともに過ごしてきた月日の速さに驚くとともに、TVアニメ化や新作アプリゲームの登場などどれだけ『SideM』にとって濃密な1年だったかがわかります。

 ステージ頭上に大きな1つの星が輝きだすと、その光は瞬く間にステージの周囲を走り抜け、ここが彼らの立つ場所だと言わんばかりに輝かせていきます。そして、そんなまばゆく輝くステージへ315プロダクションに所属するアイドルたちが登場し、ライブは『DRIVE A LIVE』からスタート!

 今回は『SideM』のライブ史上初となる全46名のアイドルたちが集結。彼らが横一列になって“315”を掲げる様は圧巻の一言。ふと、眩い光に照られているステージのサイドを見ると、そこにはステージで踊る彼らの動きに合わせて影が揺らめいていおり、今そこに彼らが実在していることをありありと実感することができたのでした。

 そんな光景に彼らが生き生きとステージを披露していることを実感している間にも、ステージは刻々と進んでいきます。各ユニットから一言ずつ挨拶が送られるなか、仲村さんは「世界一熱いステージにしようぜ!」と熱い思いを叫び、DRAMATIC STARSが『STARLIGHT CELEBRATE!』を披露。1stライブから披露し続けている曲だからこそ、彼らがステージを大きく使い伸び伸びと歌う姿が過去と重なり、いかに彼らが進化し続けているのかが感じられます。

 梅原さん、堀江さん、高塚さんの歌声が静かに始まりを告げたBeitの『TOMORROW DIAMOND』では、曲終わりに跪いた3人がそっと箱を開くような仕草を見せた瞬間に手元がキラリと輝き、まるでダイヤモンドのエンゲージリングを差し出されたかのような気分に。

 そんなダイヤモンドのように煌めく空間に夜を呼び込んだのは、Café Paradeの『Reversed Masquerade』。揺らめくダンスで、会場を華やかながらもダーティな舞踏会へと変貌させました。「バーニン!」の掛け声で始まりを告げた神速一魂の『バーニンクールで輝いて』では、神速一魂が持つ熱さがフルバーストするようなステージングに会場も勇ましい歓声で答えていきます。

 彩は新曲『桜彩(さくらいろ)』を初披露。これまでの彩の華やかな楽曲とは打って変わって、降りしきる桜の花びらをバックにしっとりと胸を打つ歌声で会場を魅了しました。

 続いては、Jupiterの『Over AGAIN…』。Jupiterの3人がステージに揃うのは2016年に開催された1stライブぶりのこと。3人そろっての久々のステージでは、TVアニメでも印象的だった新曲を披露し、その先の未来へ進む彼らの姿を刻み付けました。

 ここまで駆け抜けるように全7曲を披露しましたが、ライブはまだまだこれから。S.E.Mのキラーチューン『Study Equal Magic!』で会場が一体となって通称”たけのこダンス”を踊ると、High×Jokerがタオルを振り回しステージを駆け巡った『JOKER↑オールマイティ』、ボクシング・拳法・柔道とそれぞれの持ち味を生かしたダンスを披露したTHE 虎牙道の『情熱…FIGHTER』と続きます。

 さらにAltessimoが、2人が出会ったことで世界が広がったように、明日へ繋がる思いを荘厳かつ爽やかな歌声を高らかに響かせた『Tone’s Destiny』を。Legendersが、これまでの海や運命といった大きな歴史を感じさせるものから一変して、都会的なビル群を背景に今を生きる思いを歌った『Symphonic Brave』と、それぞれ新曲を披露しました。

 続いてはJupiterとWの『カレイド TOURHYTHM』。この楽曲は2ndライブでも披露されましたが、その際は寺島さん、神原さんが不在のまま、松岡さん、山谷さん、菊池さんのみで披露。今回は初めて全員が揃った状態で披露できたとあって、後のMCコーナーにて5人が感激から熱いハグを交し合う姿がありました。

 そんな幸せな光景に胸をぐっと掴まれながらもまだまだライブは中盤戦! Beitが『Fun!Fun!Festa!』で会場をお祭り会場に作り替えると、トロッコに乗り2階席に登場したF-LAGSが『夢色VOYAGER』で、赤・青・白のサイリウムが輝く大海原を航海。もふもふえんの『もっふ・いんざぼっくす♪』では、可愛い仕草と歌声で会場の視線をくぎ付けにしていきます。

 WはTVアニメ初披露された新曲『AFTER THE RAIN』を披露すると、双子ならではの息のあったダンスを披露しつつも、会場に大きな虹を描きだします。FRAMEは2ndライブでも披露した『MISSION is ピースフル』を歌唱。2ndライブではトロッコに乗っており、ダンスが見えない状態でしたが、今回はステージをめいいっぱいつかって時に肩を組みあい、拳を重ねあいながら心温まる歌声を届けてくれました。

 そして、TVアニメ第8話“海・合宿・315の夏!”の挿入歌『夏時間グラフィティ』をBeit・High×Joker・Wが、ED『流星PARADE』をDRAMATIC STARS・S.E.M・Jupiterらがそれぞれ披露。

 ここからはライブも後半戦、S.E.Mの『From Teacher To Future!』では、伊東さん、榎木さん、中島さんがTVアニメ第5話“先生よ、大志を抱け!”のS.E.Mのように会場にエールを送ったほか、3人が肩を組みあい可憐なラインダンスも披露します。2階席後方に姿を現したHigh×Jokerは風船で飾りつけられたトロッコに乗ると、『Sunset★Colors』に乗せて会場を一周。カラーボールを客席に投げ入れながら、笑顔で客席を回るHigh×Jokerの姿はTVアニメ第10話“sunset of youth”の文化祭の時のように楽し気です。

 この日、会場を1番と言っても過言ではないほど驚愕に包み込んだのは、会場ステージ上に961プロダクション時代のJupiterのロゴが映し出された瞬間でしょう。黒いバックを前に姿を現したJupiterは『Alice or Guilty』を披露。その表情に一切笑顔はなく、どこかヒールのような雰囲気さえ感じられます。そして、現在の315プロダクションのロゴに変わるとJupiterの再デビューシングル『BRAND NEW FIELD』を熱唱。Jupiterが315プロダクションの一員であることを改めて感じられました。

 そして、DRAMATIC STARSが『ARRIVE TO STAR』を披露すると、ライブはいよいよフィナーレへ。再び全46名がステージに集結すると『Reason!!』、そして『Beyond The Dream』を全員で歌い、本編ラストを迎えます。アンコールでは『GLORIOUS RO@D』、『DRIVE A LIVE』が披露され、華々しい光景とともに“THE IDOLM@STER SideM 3rdLIVE TOUR ~GLORIOUS ST@GE!~”初日公演は幕を下ろしました。

 なお、同ツアーは2月24日、25日にゼビオアリーナ仙台(宮城県)、3月25日に西日本総合展示場(福岡県)、4月28 日、29日にエコパアリーナ(静岡県)にて開催予定です。全てのライブで異なる演出が行われるとのことですが、今後はどの曲が披露されるのでしょうか。まだまだ始まったばかりの“THE IDOLM@STER SideM 3rdLIVE TOUR ~GLORIOUS ST@GE!~”、そして『アイドルマスター SideM』の今後に注目です!

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セットリスト

01.『DRIVE A LIVE』(全員)

02.『STARLIGHT CELEBRATE!』(DRAMATIC STARS)

03.『TOMORROW DIAMOND』(Beit)

04.『Reversed Masquerade』(Café Parade)

05.『バーニン・クールで輝いて』(神速一魂)

06.『桜彩』(彩)

07.『Over AGAIN…』(Jupiter)

08.『Study Equal Magic!』(S.E.M)

09.『JOKER↑オールマイティ』(High×Joker)

10.『情熱…FIGHTER』(THE 虎牙道)

11.『Tone’s Destiny』(Altessimo)

12.『Symphonic Brave』(Legenders)

13.『カレイド TOURHYTHM』(Jupiter/W)

14.『Fun!Fun!Festa!』(Beit)

15.『夢色VOYAGER』(F-LAGS)

16.『もっふ・いんざぼっくす♪』(もふもふえん)

17.『AFTER THE RAIN』(W)

18.『MISSION is ピースフル!』(FRAME)

19.『夏時間グラフィティ』(Beit/High×Joker/W)

20.『流星PARADE』(Jupiter/DRAMATIC STARS/S.E.M)

21.『From Teacher To Future!』(S.E.M)

22.『Sunset★Colors』(High×Joker)

23.『Alice or Guilty』(Jupiter)

24.『BRAND NEW FIELD』(Jupiter)

25.『ARRIVE TO STAR』(DRAMATIC STARS)

26.『Reason!!』(全員)

27.『Beyond The Dream』(全員)

EN01.『GLORIOUS RO@D』(全員)

EV02.『DRIVE A LIVE』(全員)

テキスト:ちゃん子
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

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