『ポケモン』世界初公開の「隕石の化石」や「小惑星リュウグウ」の試料も展示! 特別企画展「ポケモン天文台」が豊橋で開幕
2026.09.29 <PASH! PLUS>
PASH! PLUS
ゲーム『ポケットモンスター』シリーズに登場するふしぎな生き物「ポケモン」の多様な生態と、宇宙のさまざまな不思議を照らし合わせて学ぶことができる特別企画展「ポケモン天文台」が、令和8年9月21日(月・祝)に愛知県豊橋市の豊橋市自然史博物館(豊橋総合動植物園「のんほいパーク」内)で開幕。展示の見どころや開場式のレポートが到着しました。
「ポケモン」は251種類で止まっている筆者。現在は1,000種類を超える「ポケモン」が見つかっていると聞き、一抹の不安を覚えていましたが、「ポケモン」の生態の奥深さに大いに感心するとともに、広大すぎる宇宙の謎に目を輝かせて会場を後にしました。まさに、ゲーム『ポケットモンスター』シリーズに出てくる有名なセリフ「かがくの ちからって すげー!」そのものです。
帰路、思わず空を見上げたくなる、そんな特別企画展です。ぜひ、会場へ足を運んでみてくださいね。
「ポケモン化石博物館」から4年、豊橋にポケモンが帰ってきた!
豊橋市自然史博物館では、2022年に約14万人が訪れた「ポケモン化石博物館」を開催しました。それから、4年。今回は舞台を宇宙に移し、「ポケモン」たちを通して、宇宙の謎や発見・探求の面白さを紹介する「ポケモン天文台」を開催します。本展は全国を巡回している企画展で、豊橋市自然史博物館が4会場目。中部地方以西では初めての開催です。
地球から宇宙へ、そしてまた地球へ
展示は地球から始まり、月、太陽、太陽系、さらに遠い宇宙へと進みます。最後は隕石とともに地球へ戻り、宇宙の広大さや多様な惑星の姿に触れながら、生命が生まれる地球の環境の特別さを見つめます。
ポケモンと重ね合わせると分かりやすい! さまざまな体験型展示も
「重力が地球の〇倍です」と言われてもいまいちピンと来ませんが、「モンスターボールを、地球では3m遠くまで投げられる人が、火星や木星で投げたら何m先まで投げられる?」という紹介をしており、重力の違いを具体的にイメージできます。
重力の違いを体験してみよう!「ポケモン天文台シミュレーション研究室」
「地球・月・太陽でボールを投げた時、どんな違いがおこる?」をコンピュータの中でシミュレーションできます。同じように投げても、遠くまで飛んで行ったり、近くに落ちてしまったり…。映像の中にはそれぞれの舞台にちなんだポケモンが登場します。
太陽の黒点を、磁力に関係するポケモンで体感
太陽の表面に現れる暗い「黒点」は、強い磁石をもつ領域です。この展示では、磁力に関係するポケモン「コイル」「レアコイル」を使って、黒点の磁力を体験できます。
世界初公開!「隕石の化石」や触れる隕石も展示!
豊橋会場から新たに展示に加わったのは、約4億7000万年前の地層から発見された「隕石の化石(Osterplana 017 以下「Ark 017」と表記)」です。この標本は、アメリカ・シカゴのフィールド自然史博物館(Field Museum)が所蔵するもので、これまで一度も一般公開されたことがありません。「ポケモン天文台」豊橋会場での展示が、Ark 017の世界初公開となります。
この標本の大きな特徴は、宇宙から地球へ飛来した隕石と、当時の海に生息していたオウムガイのなかまの化石が、同じ一枚の石の中に保存されていることです。
豊橋会場での公開後も、Ark 017は「ポケモン天文台」とともに全国を巡回し、各会場でご覧いただける予定です。
豊橋市自然史博物館所蔵の隕石を展示
隕石は、「石質隕石」、「石鉄隕石」、「鉄隕石」に分けられ、それぞれ模様や質感が異なります。
豊橋会場では、巡回展示物に加えて、豊橋市自然史博物館が所蔵する隕石標本も展示します。一部の隕石は実際に触ることも可能。宇宙からやってきた石ってどんな肌触りなんだろう? ぜひ触れて、観察してみてくださいね!
宇宙関連の豊富な試料・模型・画像がたくさん!
小惑星探査機「はやぶさ2」が持ち帰った「リュウグウ」の試料
小惑星「リュウグウ」は、地球と火星の間にあります。本展では、小惑星探査機「はやぶさ2」が「リュウグウ」で採取し、地球へ持ち帰った貴重な試料を展示しています。この試料は、三河地域では初めての展示です。
その他にも、国立天文台、JAXA、国立科学博物館などが所蔵する、貴重な試料、模型、天体画像などが数多く展示されています。
星の一生と「コスモッグ」の進化を照らし合わせる
星の一生は、いろいろなガスや小さな砂粒が集まった「星雲」から始まります。星雲から星の赤ちゃん「原始星」が生まれ、周りのガスやちりを吸い込んで成長していきます。原始星が大きく重くなると、大人の星「主系列星」になります。星は年老いてくると大きくふくらみ、赤く見えるようになります。最後には重い星は「超新星爆発」を起こしてガスを吹き飛ばし、軽い星は長い時間をかけてガスをふき出します。これらのガスはまた星雲となり、次の星の材料になります。
「せいうんポケモン」の「コスモッグ」は、進化すると「げんしせいポケモン」の「コスモウム」になります。さらに進化した姿が「にちりんポケモン」の「ソルガレオ」や「がちりんポケモン」の「ルナアーラ」です。ガス状の体が進化していく様子は、星の一生と大変よく似ています。
豊橋会場から新登場!見えない光をMRで体験!
17世紀にガリレオ・ガリレイは望遠鏡を天体観測に用いました。現代の宇宙観測では、可視光だけでなく、電波・赤外線・X線など、人間の目には見えない電磁波も使われています。
豊橋会場から新たに加わったこの展示では、MRゴーグルを使い、さまざまな光で宇宙や「ポケモン」を見比べる体験ができます。
※MRは身体や目への影響を考慮し、6歳未満の子どもは体験できません。
宇宙に関連するさまざまなポケモンが等身大で登場!
「てんくうポケモン」の「レックウザ」、「DNAポケモン」の「デオキシス」、「てんたいポケモン」の「ゴチルゼル」など、会場のいたるところで沢山の「ポケモン」の等身大模型が展示されています。
また、展示の終盤には、「ねがいごとポケモン」の「ジラーチ」に願いを届けるコーナーも。
令和8年9月21日(月・祝)に開場式を開催
開場式には、事前に公募で選ばれた豊橋市内外の小中学生30人が参加しました。公募には255名の応募があり、抽選で選ばれました。
長坂豊橋市長は開場式で、「この特別企画展は3か月間という長きにわたって開催されます。ぜひ何度も足を運んでください。また、子どもたちだけでなく、「ポケモン」で育った、“元”子どもたちにも楽しんでいただけたらと思います。」とあいさつしました。
開幕初日のこの日には約2,700人が来場。望遠鏡を持った「ほしぞらピカチュウ」も登場し、会場を盛り上げました。
夜間開館がオススメ!
10月から12月の土日祝日は、豊橋市自然史博物館として初めて、通常の開館時間から引き続き21時まで開館します。
また、平日に来場された方、または土日祝の17時以降に『ポケモン天文台』へ入場した方に、オリジナル来館証をプレゼント!夜空を見上げたくなるデザインの、豊橋会場限定の入場特典です。
※数量限定。無くなり次第終了。
特別企画展「ポケモン天文台」豊橋会場 開催概要
会期:2026年9月21日(月・祝)~12月6日(日)
会場:豊橋市自然史博物館 特別企画展示室
休館日:毎週月曜日。ただし、月曜日が祝日の場合は翌平日
開館時間:
平日 9時~16時30分、
9月の土日祝日 9時~16時、17時~21時、
10~12月の土日祝日 9時~21時
※入場は閉館30分前まで
観覧料:
当日券 大人1,000円、小・中学生300円、未就学児無料
Webチケット 大人840円、小・中学生250円
※別途、豊橋総合動植物公園の入園料が必要です。
主催:豊橋市自然史博物館、自然科学研究機構 国立天文台
特別協力:ポケモン
制作協力:NHKプロモーション
展示制作:NHKアート
監修:自然科学研究機構 国立天文台
協力:宇宙航空研究開発機構(JAXA)
(C)Pokémon. (C)Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
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