TVアニメ『ユーリ!!! on ICE』トークショー＆オールナイト上映会オフィシャルレポート！

■『まだまだ滑走しちゃうよ！「ユーリ!!! on ICE」オールナイト上映会』レポート

　トークショー終了後、オールナイト上映会開始直前の劇場では来場者特典のスケーター応援うちわを準備する観客の皆さんの楽しそうなやりとりが見られました。

　いよいよ第1滑走が23：30～スタート。上映開始からすぐに勇利のうちわを振り始める人の姿も見られ、勇利のスケーティングシーンでは会場が大きな拍手に包まれます。

　第2滑走でヴィクトルを追って長谷津に降り立ったユーリ・プリセツキー。商店街で虎のトレーナーを見つけて「マジヤバい」という一言を放つと、会場から大きな笑いが起きました。また、ロシアのユーリが「ユリオ」と名付けられるシーンでも和やかな雰囲気となり、劇場からはくすくすと笑い声が。

　第3滑走での“温泉on ICE”に向けた勇利とユリオの演技練習中、ヴィクトルの「まあ、寺かな」の名言がでると会場全体には今まででいちばんの笑い声が響き、ほかにもヴィクトルの「フクースナー！」や勇利の「すっごくエロスでした！」など笑い声に包まれるシーンが多く見られました。そんな和やかな雰囲気が一転、勇利とユリオの対決が始まると、シンと静かに演技を見守る雰囲気に。ユリオが演技の後半で4回転トゥループを決めると、どっと拍手が沸きます。勇利の演技が始まるとジャンプが成功するごとに歓声が上がり、まるで生の試合を観ているような盛り上がりでした。

　ついにグランプリシリーズが開幕し、各国のスケーターが多く登場した第6滑走では終始劇場は大盛り上がり！　ピチット・チュラノンの演技ではリズミカルな楽曲に合わせた手拍子で会場の一体感が増していきます。勇利がSP（ショートプログラム）の滑り出しでセクシーなポーズを決めるシーンでは「フゥ～！」と声が上がり、演技を披露し終えると拍手喝采！　盛り上がりは最高潮に。

　第7滑走の試合では会場はますますヒートアップ！　クリストフ・ジャコメッティの試合中はペンライトが紫に光り、ピチットの試合中は緑に光るなどキャラクターのイメージカラーに合わせてペンライトを振って応援する様子が目立ちます。勇利の試合中も劇場全体がペンライトで青く染まり、大きな拍手も響いていました。

　第8滑走が始まる頃にはすでに深夜3：00。まだまだ熱が冷めることのない劇場で深夜だということを感じさせないくらいの大きな声援を浴びたのはJJ！　お馴染みの「It’s JJスタイル！」や、大人気のJJソング『Theme of King JJ』が始まると劇場が一気にピンクのペンライトに染まり、音楽に合わせて大合唱が始まります。さらに「JJがんばってー！」「キャー！」という黄色い声援も響き、まるでスケートリンクの側にいるかのような臨場感を感じました。そして勇利の滑り出しでも「がんばってー！」「勇利ーーーー！」とJJに負けないくらいの応援が送られ、緊張した勇利を後押しします。

　第10滑走のグランプリファイナル直前の話では、ヴィクトルとジャコメッティのプールのシーンや、スケーターの食事シーンなど、和やかなシーンが続き、会場からの笑い声が止まりません。

　第11滑走ではついにグランプリファイナルがスタートし、劇場の熱気は最高潮まで高まります。会場からはまるで選手たちが目の前にいるかのような盛大な拍手と、深夜とは思えない完璧な応援が送られ、演技をより盛り上げます。ユリオのSPでは、過去最高の演技と世界歴代最高得点の発表に今まででいちばん大きく盛大な拍手が起こりました。

　そして時刻は朝4：00になり、いよいよ最終話第12滑走を迎えたオールナイト上映会。冒頭でヴィクトルと勇利が約束を交わすと会場からは黄色い声が。そしてグランプリファイナルFSの滑走が始まると、選手ひとりひとりに大きな拍手が送られます。勇利の最終滑走の滑り出しでは「いけー!!!」と会場のあらゆる所から応援の声があがり、勇利が最後のジャンプを着氷させると劇場からはすすり泣く声が聞こえてきました。

　上映終了後、会場では大きな拍手が鳴りやまず響いていました。オールナイトで行われた上映会でしたが、中国大会、ロシア大会、グランプリファイナルと大会が進んでいくにつれ、応援上映の劇場も興奮が増していく様子に『ユーリ!!! on ICE』の熱はまだまだ冷めず、むしろどんどん上がっているように感じました。

DATA
『まだまだ滑走しちゃうよ！「ユーリ!!! on ICE」トークショー＆オールナイト上映会』

開催日程：2017年2月11日（土）
時間：22:00～　※トークショーの後に1～12話を上映。
場所：TOHOシネマズ六本木ヒルズ　SCREEN 7
登壇：
　久保ミツロウ（原案・ネーム（脚本原案）・キャラクター原案）
　豊永利行（勝生勇利役）
　諏訪部順一（ヴィクトル・ニキフォロフ役）
　内山昂輝（ユーリ・プリセツキー役）、
　MC／三上大樹（テレビ朝日アナウンサー）