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映画『転生したらスライムだった件』怪獣絵師・開田裕治さんが描く! ヴェルドラ&邪悪リムルの場面カットが初解禁

2022.12.28 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

場面カット

 映画『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』について怪獣絵師・開田裕治さんが本作のために描き下ろした場面カットが初解禁となりました。

 開田裕治さんは兵庫出身のイラストレーターとして、怪獣やロボット等のキャラクターイラストを中心に、様々なソフトパッケージや映画のポスターなどを制作提供しています。

 菊地康仁監督が描き下ろしを熱望しオファー、開田裕治さんは元々小説版から『転スラ』の大ファンだったため、本作へのイラスト寄稿が実現しました。

 解禁となった場面カットは、劇中でラージャ小亜国のキーマン達が、まだ見ぬリムル率いるテンペストの戦力に圧倒されるシーン。

 周辺国間で不可侵の取り決めをしていたジュラの大森林に進行したファルムス軍をリムルが全滅させ、その際復活した暴風竜ヴェルドラと交渉を成功。必要以上の被害を食い止めたとの伝令を聞いたラージャの面々は、テンペストの盟主の戦力にたじろぎながらも、その手腕を認め、危機が訪れるラージャへの支援交渉に乗り出すという重要なシーンです。

 話だけ聞いていたラージャの面々は、凶暴な竜を懐柔し敵軍をも一掃するその姿を邪悪なイメージとして想像しており、怪獣絵師・開田裕治さんの得意とする、モンスターが敵を蹂躙するイメージの一枚絵が大きなインパクトをあたえています。

 巨大怪獣の圧倒的な存在感を描くスキルと、『転スラ』愛の融合は、これまでの『転スラ』の画とはまた違ったテイストで、本作に深みを与えました。開田裕治さんご本人はインタビューでも、「『転スラ』は小説版、マンガ版、アニメ版と全部見ていますから、お馴染みのキャラクター達の新たな活躍を見られたのは嬉しかった」と、元々のファンならではの喜びのコメントを寄せました。

 さらに『転スラ』ワールドの魅力について聞かれると「多彩で愛すべきキャラクター達が織りなす物語が魅力的ですし、一貫して魔物側の視点から語られている処も好みですね。転スラのファンなら見逃せない作品だと思います」と怪獣絵師から見ても“魔物”目線で物語が展開していく本作のストーリーは大好評というお墨付きも!

 なお、該当シーンの伝令役を務めたのは日本テレビアナウンサーの伊藤遼さん。声優挑戦を5分で終わらせることに成功した、ヒイロたちの恐怖心を煽ってしまう伝令としての技量にも注目です。

 今回解禁された場面カットは、東京お台場のGALLERY21で開催されている、Wonderful World !IV展で2023年1月15日まで、映画版の画角でない大迫力のイラスト全体の実物が展示されています。『転スラ』旋風が吹き荒れる今、貴重な原画を目にするチャンスです。

 また、今劇場では原作漫画・川上泰樹による描き下ろし<リムル&ヴィオレ>クリスマスクリアファイル(A4)を配布中(なくなり次第終了)。30日からは入場者プレゼント第5弾として、キャラクター原案のみっつばーさんが表紙を描いた<ヴィオレ>が表紙を飾る特製リーフレット“インタビュー・ウィズ・ヴィオレ”も配布予定となっています。原作・伏瀬自身が書き下ろした、『劇場版 転スラ』の裏側をヴィオレ視点で語る特別なショートストーリーが収録されています(なくなり次第終了)。

怪獣絵師・開田裕治さんインタビュー全文

自画像

――『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』をご覧になった感想をお聞かせください。

 『転スラ』は小説版、マンガ版、アニメ版と全部見ていますから、お馴染みのキャラクター達の新たな活躍を見られたのは嬉しかったですね。

――劇中イラストのイメージから完成までの工程と、制作期間のおおよその日数を教えてください。

 頂いた絵コンテを元にラフを描き、監督のOKを頂いてから10日ぐらいで描きあげたと思います。

――制作に苦労した点はありますか?

 セルアニメの表現を私のリアルタッチに落とし込むのは少し難しかったです。

――メディアミックス全体を通して『転スラ』ワールドの魅力はどんなところだと思いますか?

 多彩で愛すべきキャラクター達が織りなす物語が魅力的ですし、一貫して魔物側の視点から語られている処も好みですね。

――本作を観て“推し”キャラクターは誰ですか?理由も合わせて教えてください。

 全作を通してですが、常に冷静で頼りになる相棒でありながら、時折素っとぼけたおちゃめさも見せる大賢者(智慧之王)さんが推しですね。

――これから劇場版を見る皆様にメッセージをお願いいたします。

 『転スラ』のファンなら見逃せない作品だと思います。

『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』作品概要

【公開表記】
11月25日より全国ロードショー
【スタッフ】
原作:川上泰樹・伏瀬・みっつばー
ストーリー原案:伏瀬
アニメーション制作:エイトビット
配給:バンダイナムコアーツ
【キャスト】
リムル:岡咲美保
ヒイロ:内田雄馬
トワ:福本莉子
ベニマル:古川慎
智慧之王:豊口めぐみ
ヴェルドラ:前野智昭
シュナ:千本木彩花
シオン:M・A・O
ソウエイ:江口拓也
ハクロウ:大塚芳忠
クロベエ:柳田淳一
リグルド:山本兼平
ゴブタ:泊明日菜
ランガ:小林親弘
ゲルド:山口太郎
ガビル:福島潤
ディアブロ:櫻井孝宏
ラキュア:木村昴

『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』公式サイト
アニメ『転生したらスライムだった件』公式Twitter
(C)川上泰樹・伏瀬・講談社/『転スラ』製作委員会

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