anime

【アニメ『時光代理人』GW企画】リンのある事実に古賀葵さんもビックリ!? キャストインタビュー

2022.05.04 <PASH! PLUS>

 2021年4月よりbilibili動画にて配信され、わずか4カ月で世界での総再生回数1.6億回を突破したオリジナルアニメーション『時光代理人 -LINK CLICK-』

 本記事では『PASH!』4月号に掲載されたリン役・古賀葵さんへのインタビューの一部を特別に掲載します!
(PASH UP!では、『PASH!』本誌の電子版購読サービスや電子版定期購読、電子版+特別付録の送付サービスなどを行っています。興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね!
  4号はこちら

01

リン役・古賀葵さんインタビュー

「依頼内容を見ているだけで、リンちゃんのふたりへの信頼が伝わってきます」

 時光写真館の紅一点であるリンを好演している古賀さん。リンの魅力はもちろん、弟のような存在というトキ&ヒカルへの想いや、3人の信頼関係、また英語の外画吹替とは違うなと感じたことなどを、朗らかに話してくださいました!

お芝居でまず意識したのは彼女の持つ明るさです

――古賀さんが本作の物語や世界観に持たれた感想から聞かせてください。

 オリジナル版のアニメと台本を拝見して、アニメっぽくないというか、どちらかというとドラマに近い作風なのかな? と感じました。

 写真の中に入ったり、過去で行動したりするのは、現実的にはありえないようなことですが、世界観がすごくリアルに作られていますし、ストーリーも誰もが経験したことがあるような心に刺さるところがあって。フィクションに感じられないリアルさが面白いなと思いました。日本のアニメ作品では個人的に観たことがない作風で、インパクトがありました。

――前号でもトキ役・豊永利行さんとヒカル役・櫻井孝宏さんがドラマ的な作りに感じたとおっしゃっていました。

 そうなんですね。普通なら綺麗に描かれそうなところも見せちゃうんだ!と思って。でもそれによって人間味が溢れているというか、登場人物も世界観もリアルで、現実とリンクする部分があったので、感情移入もすごくしやすい作品だなと思いました。

――それでは古賀さんが演じられているリンの魅力を教えてください。

 リンちゃんは時光写真館で唯一の女の子ということで、場をパッと明るくしてくれる存在です。トキとヒカルには歳の近い姉弟のように接してくれる、親しみやすくてお姉ちゃんらしいところも素敵な子だなと思います。

 一方で、依頼人の方と話すときにはちゃんと大人として接しているので、すごく賢い子なんだなと。責任感もありますし、ただ明るいだけじゃなく、自分の信念を持っているのが分かります。依頼を持ってくるのはリンちゃんなので、「難しそうだけど、トキとヒカルなら解決してくれるだろう」という3人の信頼関係も、依頼内容を見ているだけで伝わってくるところもいいなと思います。

01

――収録はオリジナル版の中国語音声を聴きながら行っているとのことですが、お芝居で大切にしていることは?

 原音を聴いていても、リンちゃんの明るさが声から伝わってくるので、まずは私もリンちゃんとしてその明るさを出せるように意識しました。また依頼人と話すときのテンションや、第7話で自分の後悔をトキに打ち明けるときの真面目さも、オリジナル版同様表現できるよう、しっかり切り替えられたらいいなと考えていました。

02

――中国語を日本語で吹き替える点では、どんなご苦労がありましたか?

 英語の外画の吹替を担当した経験はあったのですが、中国語の吹替に携わらせていただくのは今回が初めてで。なので他の中国語作品と比べてどうかなどは分からないのですが、やっぱり英語作品の吹替とはまたちょっと違うなと思いながらやっていました。

――日本語や英語と比べて、中国語は音数も少ない言語ですもんね。

 そうなんです。だから原音と同じところで音を区切ってしまうと、日本語の場合は不自然に聴こえてしまうところもあって、そういう部分は調整しつつ、リンちゃんらしさを忘れずにやらせていただきました。それから、中国語で聴こえてくるのと同じテンションで話すと、日本語にした場合少しキツく聴こえてしまうかもしれない、というところもあって。そこは日本語のニュアンスにできるよう意識しています。

信頼の形は違うけれどトキもヒカルも弟的存在

――主人公のひとりであるトキには、どんな魅力を感じていますか?

 トキはすごく明るくて、いつも飄々としていておちゃらけた人という印象を受けますが、決めるときは決めるカッコよさがありますよね。それに写真にダイブすると、依頼人の感情が彼のなかにダイレクトに入ってくるじゃないですか。だから肉体的にも精神的にもすごく大変だろうなと思うんです。それでも依頼に前向きなトキは、とてもタフな子だなと。ダイブしている人に感情移入しすぎてしまって、その人自身になりかけるくらいシンクロする部分や、依頼に熱くなってしまうところが、人間味があって素敵です。

――ヒカルはいかがでしょう?

 ヒカルはトキと対照的で、いつも冷静でクールな印象です。ヒカルは自分の能力で、トキよりも先に依頼人がどうなってしまうのかが分かるじゃないですか? 私が彼だったら、きっとすごく動揺してしまうと思うんです。それでもヒカルはトキに知られないように、ちゃんと冷静さを保ったまま、指示を出しているところがスゴいと思います。その一方で、トキが無茶をしたり危険な場面に陥ったりすると、「トキ!」と声を荒らげることもあって。だからただクールな人というわけじゃなく、ちゃんと感情はあるうえで冷静さを保っているところに人間味を感じます。トキの暴走を引き止めてくれる、大事な存在です。

――ふたりのコンビ像についてはどんな印象があるでしょう?

 内面だけじゃなく、髪の色が黒と白だったりとビジュアル的にも真逆なイメージが強いです。まさにツーカーというか、お互いなくてはならない存在なんだろうなと。トキもヒカルもまだ若いのに、よくこんな人格が形成されたなと思うくらい、人間ができた人たちだなと感じます。

03

――リン自身はふたりにどんな人物像を抱いていると、古賀さんは捉えていらっしゃいますか?

 トキは幼馴染みなので、手のかかる年子の弟という感じだと思います。普通に喧嘩もするし、親友みたいに何でも気兼ねなく話せる関係で、リンちゃんも素の自分でいられる存在なのかなと。ヒカルは、トキに任せられない部分をしっかり引き取ってくれるので、安心して見ていられる出来のいい弟。実年齢というわけではなく私個人の感覚としては、3つくらい年下の可愛い弟という感じで見ています。

 トキはガミガミ言わなきゃいけない子なのに対して、ヒカルは「いい子だね~、よくできました!」と褒められる子というか(笑)。リンちゃんの年相応な部分が出せるのはトキで、大人な話をする相手はヒカルで。でも形は違うけれど、彼女がしっかりふたりを信頼していることは見て取れるので、すごくいいバランスの3人なんだろうなと思います。

――トキとヒカルの関係性がよく見えたシーンとして挙げるなら?

 いっぱいあるので悩みどころですが、やっぱり第1話で最初にダイブするシーンは印象的です。あそこでヒカルがルールを説明していて、その意味がだんだん分かっていく演出も面白いですよね。ふたりの信頼関係という意味では、第3話にあったふたりの出会いの回想シーンが大好きです! それに第5話で依頼人のお母さんを地震で亡くしてしまったトキが、ショックを受ける姿はすごく心に来ました。

 トキから殴られるのを甘んじて受け入れるヒカルもいて、どっちの立場でも苦しくて……。ああいうお話をアニメーションで表現するのもスゴいなと思いましたし、考えさせられるエピソードだったなと思います。

――第9話で、実はリンはふたりがどうやって写真から過去の情報を得ているのかは知らない、と明かされたのは驚きでした。

 そうなんですよね!(笑) 私ももちろんリンちゃんがそれを知ったうえで依頼を持ってきていると思っていたんですけど、いや知らなかったんか~い! とビックリでした(笑)。でも「どうやって解決しているのかは分からないけど、君たちならできるだろ!」と任せていたのを知って、厚い信頼関係だなと思います。この先リンちゃんが知ってしまったら、どうなるんでしょう……?

 私も今は第9話までの物語しか知らないので、ドキドキしています。お友達の徐は大丈夫なのかも心配です。それにまさか第1話終盤でエマがぶつかった帽子の男が、ここで出てくるのか! と衝撃でした。

――ストーリーが進めば進むほど、第1話の重要さに気付かされますよね。

 本当に! 第1話からたくさんの伏線が張られていたんだと驚いています。

――気になるクライマックスへ向けて、最後にメッセージをお願いします!

 オープニングテーマからトキたちがいる世界へダイブする感覚が味わえるように、本作は映像はもちろん合間に入る音楽にもこだわりを感じる作品です。物語も感動してほっこりする話もあれば、胸が締め付けられる話もあって、登場人物たちの感情が視聴者の方にもリアルに伝わってくると思います。

 物語が進むにつれてサスペンス要素も増してきていて、演じている私たちもこの先どうなるのかまったく予想が付きません。みなさんも散りばめられていた伏線や物語の小さな鍵を復習したり思い出したりしながら、トキとヒカル、そしてリンちゃんの時光写真館のみんながどうなっていくのかを、最後まで見届けていただきたいです。どうぞよろしくお願いします!

Blu-ray&DVD vol.1&vol.2 発売中! Vol.3は5月25日発売予定

 アニメ『時光代理人 -LINK CLICK-』のBlu-ray&DVDが好評発売中です。完全生産限定版には、vol.1~3のいずれにも三方背BOX、特製ブックレット、特典映像が付属します。Vol.3は5月25日に発売予定です。

01

02

03

アニメ『時光代理人 -LINK CLICK-』公式サイト
アニメ『時光代理人 -LINK CLICK-』公式Twitter
(C)bilibili/BeDream

『PASH!』4月号 電子版購読ページはこちら

タグ

オススメ
あわせて読みたい