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『ULTRAMAN』木村良平さん&江口拓也さんSP対談!「役者としては表現の限界に挑戦していきたい」

2019.03.26 <PASH! PLUS>

 4月1日よりNetflixにて世界同時独占配信される『ULTRAMAN』より、早田進次郎役・木村良平さん、諸星 弾役・江口拓也さんのスペシャル対談が到着! 本作の見どころや、お互いのキャラクターの印象をうかがいました。

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早田進次郎役・木村良平さん&諸星 弾役・江口拓也さんスペシャル対談

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──まずは改めて作品の印象を教えてください。

木村 収録の段階ではアニメの画はだいぶ入っていたんですが、効果音などはまだ入っていなかったので改めて完成した映像を観るといろいろな発見がありました。今回の取材に合わせて観たんですが、気がついたら「お~っ」と食い入るように観てしまっていたんで、それはイコールこの作品が良い作品だということだと思います。

江口 残念ながら僕はまだ完成したアニメはチェックできていないんですが、最終話のダビング作業のときに聴かせていただき、収録のときには入っていなかった音楽の力をすごく感じました。シーンにしっかりと寄り添って一曲一曲作っているので感動する人も多いんじゃないでしょうか。

──モーションキャプチャーの作品だからこそ絵の出来上がりもお芝居に直結する部分があると思います。アフレコの段階ではどこまで絵が完成していたんですか?

木村 人間の造形や口の動きはほぼできていましたね。

江口 目線とか距離感とかもしっかりわかる感じで。

木村 モーションアクターが実際に演じているものなんですけど、身体を動かした上で気持ちのいいセリフの言い回しと画に当てるセリフの言い回しって違うんですよ。モーションアクターの口の動きがそのまま映像になっているので、それに合わせて芝居をするのは(情報量の多さとして)ありがたい部分とがんばらなきゃいけない部分とどちらもありました(笑)。

江口 どういう尺でどこまで伸ばしてどこで切るというのが明確に、それも日本語を発する口の動きとしてついているので、そこは難しかったですね。

木村 これが洋画の吹き替えだったら口の動きが日本語じゃないので違うものだと割りきってお芝居ができるんですけど、今回のような場合は元が日本語だからもう日本語しか合わないんです。ヘタをするとモーションアクターさんのしゃべり方のクセまでトレースすることになりかねません。

──そんな枷がある中でも色を出していったのでしょうか?

木村 そうですね。やっぱり役者としては表現の限界に挑戦していきたいですし。

江口 抗っていきたい!(笑)

──それぞれの役の印象も教えてください。

木村 もともとモーションコミック(漫画『ULTRAMAN』のコマに動きと音声をつけた動画。2013年よりWEB上で配信)でも僕は早田進次郎を演じていて、そのときは今回のアニメとは違うキャストと掛け合いをしてました。

 一部キャストが変わって、あらためて進次郎を演じるとどうなっていくのかという懸念もあったんですが、現場に入って江口の芝居を聞いたら「あっ、この諸星もすごくいい諸星だから、自分なりの進次郎として掛け合っていければいいや」と直感でそう思いました。江口からしたら新規のお仕事だろうけど、そんな彼に安心感を持たせてもらった不思議な感じですね。

江口 僕からしても安心感しかなかったですよ(笑)。個人的な感想としても良平さんとお芝居ができるのもうれしいですし、リラックスして役に向き合うことができました。

木村 今まで別作品で意外とガッツリ掛け合う機会ってなかったもんね。

──掛け合いなどをしていて「相手のこんなところが素敵だなぁ」と思うことも?

木村 そりゃー、あったって言いませんよ(笑)。

江口 お酒でも入らないと(笑)。逆に僕の場合は2009年に放送されたアニメ『東のエデン』の現場で、「主人公を演じているのはこういう人なんだ。すげぇなぁ……」と良平さんのことを眺めていましたし、そういう憧憬の気持ちは今でも変わりません。今でも仕事でご一緒するたびに「すげぇなぁ」って。

木村 それを言ったら僕だって「すげぇなぁ」って思ってますよ! 「すげぇなぁ背ぇ高ぇなぁ。前見るのに邪魔だなぁ」って(笑)。

江口 えー、ちょっと!(笑)

──それでは最後にファンに向けてのメッセージをお願いします。

江口 観て感じていただけるぐらい圧倒的な映像美の作品です。「えっ、このクオリティで最後まで行くの?」と不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、安心してください。最後までそのクオリティで行くというか、むしろクオリティは上がっていきますので(笑)。一度観始めたら止まらなくなるぐらい本当にすごい作品なので、ぜひ一話をチェックしてください!

木村 原作をご覧になっている方はご存知かと思いますが、この作品は誰もが知っている“ウルトラマン”を題材にした人間ドラマであり、社会ドラマ。主人公の進次郎も人のために動けるすごい奴ですし、だけれども入り口が空っぽだからこそドンドン成長していくのもすばらしい。決して流し見できるような内容ではないので、ぜひしっかりと正座をして楽しんでください!

 今回のスペシャル対談と別カットの撮り下ろしグラビアは4月10日発売のPASH!5月号にも掲載予定です! お楽しみに!

【ストーリー】
かつてこの世界には〈光の巨人〉と呼ばれる存在がいた。 やがて〈光の巨人〉はその役目を終え、 遠い宇宙にある自らの故郷へと帰還し、 同化していた地球人はそれまでの記憶を失うことで自らの在るべき場所へと戻っていった。 ウルトラマンの存在は過去のモノとなり、 科学特捜隊日本支部もその役割を終えて、 光の巨人記念館へとその姿を変えていた。 
早田進次郎は多感な思春期を過ごす高校生。 だが彼は、 自分が驚異的な跳躍力や頑丈な肉体といった人間離れした“普通”ではない力を持っていることを自覚していた。 そんなある日、 進次郎は父・早田進が、 かつてウルトラマンであったことを知る。 そしてウルトラマン無き地球に暗躍する宇宙人たちの存在も。 進次郎は、 秘匿組織として健在する科学特捜隊の井手によって開発されたウルトラマンスーツを着用できる数少ない適合者だった。

「単刀直入に言おう――キミにウルトラマンになってもらいたい」

DATA
■アニメ『ULTRAMAN』
アニメ『ULTRAMAN』公式サイト: http://anime.heros-ultraman.com/
公式Twitterアカウント:@heros_ultraman

公開情報:2019年4月1日よりNetflixにて世界同時配信開始

STAFF:
原作:円谷プロダクション、 清水栄一、 下口智裕(「月刊ヒーローズ」連載)
監督:神山健治、 荒牧伸志
音楽:戸田信子、 陣内一真
制作:Production I.G×SOLA DIGITAL ARTS
主題歌=OLDCODEX『Sight Over The Battle』

CAST:
早田進次郎=木村良平
諸星弾=江口拓也
北斗星司=潘めぐみ
早田進=田中秀幸

©円谷プロ ©Eiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi ©ULTRAMAN製作委員会