映画でのヴィオレの活躍に期待が膨らむトークも！ 『転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』トム・ブラウン みちおさんのファンとして満点すぎる反応にも注目の大ヒット記念舞台挨拶レポート

　映画『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』の大ヒット記念舞台挨拶が12月7日に新宿ピカデリーにて開催。本記事ではイベントの様子を写真とともにお届けします。

『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』大ヒット記念舞台挨拶レポート

　イベントが始まると、リムル役・岡咲美保さん、女王トワ役・福本莉子さん、ヴィオレ役・富田美憂さんの3名が来場者の拍手に迎えられながら登壇。

　岡咲さんは本イベントが“大ヒット記念”なので楽しみにしていたこと、福本さんは来場者たちとイベント楽しみたいこと、富田さんは『転スラ』のイベントには初めて参加することを述べつつ挨拶を済ませ、早速作品に関するトークが始まりました。

　最初の話題は、本作が大ヒットスタートを切ったことの反響について。岡咲さんは、スタッフのほっとした顔をしていたことや、観客に受け入れられて嬉しいことなど作品にかかわるからこその思いを語ります。

　福本さんは、SNSの盛り上がりや関係者の話がうれしかった他、コンビニや街中で『転スラ』を見かけることが増えたという発見についてコメント。TVシリーズに先んじて登場する形となるヴィオレを演じた富田さんは、ネタバレ要素を伏せつつ、ヴィオレについてあまり経験したことのないキャラクターだったことや、人気と聞いててプレッシャーを感じつつもびのびと楽しく演じることができたことなど裏話を披露しました。

　ヴィオレに関する話題にトークが派生すると、福本さんは女王トワとしてヴィオレと関わることに触れつつ“見た目も声もカワイイ”と彼女の魅力について言及。岡咲さんは、ディアブロとヴィオレが互いに睨み合う入場特典第2弾の描き下ろし特製イラストカードについて触れ、作中でのヴィオレの活躍に期待が膨らむコメントを残しました。

　トークが一段落すると、本作で鉱員役を演じるお笑いコンビ“トム・ブラウン”の布川ひろきさんとみちおさんが登壇。みちおさんは本作のファンということで非常に緊張している様子。会場は和やかな雰囲気に包まれます。

　本作に参加したことへの感想を聞かれると、布川さんはかわいらしい見た目の作品にあまり触れてきたことがなかったものの、本作に触てみると非常におもしろかったとコメント。声優として参加することについては今回のイベントまでドッキリだと疑っていたという芸人らしいコメントが飛び出しました。

　みちおさんは、本作について、お金がない時などに人生を彩り支えてくれた作品であるという非常に強い思いを告白。声優として参加することについても非常にうれしかったとのこと。

　ふたりの演技についてのトークでは、岡咲さんは演技の素晴らしさを熱弁。キャラクターとしての居場所を確立しつつ、ふたりの声を潰さずに演じるバランス感覚のよさを語ると、みちおさんその喜びをかみしめて感無量の様子。ステージをさらに和ませました。

　次の話題として、トム・ブラウンのふたりが本作の感想と作品の魅力について聞かれると、布川さんは本作を“ゴリゴリの男でも楽しめる”と評価。戦闘シーンの躍動感に男心をくすぐられたことを語りました。

　みちおさんは、あまりの緊張に本イベントでまだひとボケもしてないことを布川さんからツッコまれつつ、原作・伏瀬さん自らが原案を手がけた完全オリジナルストーリーなので原作ファンも楽しめることをアピール。上手い言葉が出てこないことに悶えつつも、最後の一分間が驚きの連続で最高であると、これから観賞するファンの期待を膨らませるコメントを残しました。

　本作でシリーズ初参戦ということで、福本さんと富田さんにも同様の質問が。福本さんは、ファンタジーなのに身近に感じられるテーマで時間を忘れて見入ってしまう作品であり、自身もハマってしまったとコメント。

　富田さんはTVシリーズを視聴しており、転生モノならでの熱いバトルと日常のコミカルなシーンの塩梅が絶妙で、1話の30分があっという間に過ぎてしまうと語りつつ、岡咲さんが演じるリムルのスライム姿が非常にカワイイことにも言及しました。

　続いては本作のテーマ“絆”にかけて、“身近に感じた絆”に関するトークが展開。岡咲さんは、メイクやスタイリストのスタッフとの絆を披露。本作の舞台挨拶が何度か行われていることから、だんだんと舞台で映えるポイントに気づいてくれたことなど、言わずとも理解してくれる関係性を語りました。

　福本さんが挙げたのは、自身の姉について。成長するにつれて家族の時間も減っている中でも、相槌のタイミングや声のトーンなど、ふとした要素がシンクロすることに驚いたことを話しました。

　富田さんは、自身が飼っている犬についてのトークを展開。言葉こそ交わすことはできないものの、自分が落ち込んでいる時に察してくれたり、ご飯前の“お手”、“おすわり”を勝手にしてくれたりという種族を超えた絆を披露します。

　布川さんは、普段ネタをほとんど間違えないのに、M-1グランプリの準々決勝でふたりとも似たようなタイミングでネタを間違えてしまったという、またもや芸人らしいエピソードを披露して壇上の笑いをさらいます。

　トークにオチがついてところで、岡咲さんが改めて作品の魅力を聞かれると、今回は初の劇場版かつオリジナルストーリーということで、原作ファンはもちろん、これからシリーズに触れるきっかけにもなる作品であることを語りました。

　舞台挨拶が終盤になると、特大“リムルさま”クリスマスツリーが登場！　岡咲さんと福本さんがツリーアンヴェールを行います。大迫力のツリーを前に、岡咲さん、福本さん、富田さんはそのキュートな見た目やプニプニとした触感に大興奮。壇上のテンションが上がります。

　ツリーが披露されるとイベントもいよいよ終了の時間に。来場者のメッセージとして、みちおさんは「もう最高の一言なので、もう何も考えずに楽しんでください！」、布川さんは「僕らの喋っているところも見逃さないでください！」、富田さんは「ヴィオレ初登場というところで、どういう風ふうに登場して、どんな子なのかというのを、ぜひ今回の劇場版で楽しんでいただければと思います」、福本さん「何度でも劇場に足を運んでいただいてもっともっと『転スラ』の輪が広がっていくとうれしいなと思います」、岡咲さん「よかったら、悔いが残らないよう何回も劇場で楽しんでいただけるとうれしいです」作品の完成度や思い入れなど、思い思いのコメントを残し、イベントを締めくくりました。

【登壇者(敬称略)】
岡咲美保(リムル＝テンペスト役)
福本莉子(トワ役)
富田美憂(ヴィオレ役)
トム・ブラウン(鉱員役)

『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』作品概要

【公開表記】
11月25日より全国ロードショー
【スタッフ】
原作:川上泰樹・伏瀬・みっつばー
ストーリー原案:伏瀬
アニメーション制作:エイトビット
配給:バンダイナムコアーツ
【キャスト】
リムル:岡咲美保
ヒイロ:内田雄馬
トワ:福本莉子
ベニマル:古川慎
智慧之王:豊口めぐみ
ヴェルドラ:前野智昭
シュナ:千本木彩花
シオン:M・A・O
ソウエイ:江口拓也
ハクロウ:大塚芳忠
クロベエ:柳田淳一
リグルド:山本兼平
ゴブタ:泊明日菜
ランガ:小林親弘
ゲルド:山口太郎
ガビル:福島潤
ディアブロ:櫻井孝宏
ラキュア:木村昴

『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』公式サイト
アニメ『転生したらスライムだった件』公式Twitter
(C)川上泰樹・伏瀬・講談社／転スラ製作委員会