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“ネット流行語100”どれだけ知ってる? TOP10や特別賞の単語を紹介!

2021.12.30 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

 株式会社ドワンゴとピクシブ株式会社が“ネット流行語100”年間大賞2021表彰式を開催し、年間大賞として『ウマ娘 プリティーダービー』が決定しました。

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 “ネット流行語100”は、ユーザーが編集するオンライン百科事典“ニコニコ大百科”と“ピクシブ百科事典”という、ネットのあらゆる新語・流行語を網羅する2サービスが主催し、今年ネットで最も流行った単語を表彰する企画。

 アニメ、漫画、ゲームからさまざまな単語が選出されましたが、ものすごいスピードでコンテンツが発表される昨今、ランキング入りした単語がさっぱりわからない人もいるのでは? 今回は、TOP10と特別賞の単語に焦点を絞り、単語を紹介していこうと思います!

【“ネット流行語100”年間大賞2021内容】
100位:NKO DICE
99位:無職転生 ~異世界行ったら本気だす~
98位:Yandere Simulator
97位:PlayStation 5
96位:かくめいのち
95位:周央サンゴ
94位:淫獄団地
93位:スーパーロボット大戦30
92位:にじさんじ甲子園2021
91位:あげません!
90位:ウマ娘 シンデレラグレイ
89位:チョコが一番ですわ
88位:ブルーアーカイブ
87位:モンスターハンターライズ
86位:jackochallenge
85位:両面宿儺(呪術廻戦)
84位:ゴジラS.P<シンギュラポイント>
83位:転生したらスライムだった件
82位:「私」(蜘蛛子)
81位:パンドラ(リゼロ)
80位:ナイスネイチャ(ウマ娘)
79位:ローラ・ラメール
78位:ヒカリ(ゼノブレイド2)
77位:ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない
76位:三島一八
75位:仮面ライダーリバイス
74位:SSSS.DYNAZENON
73位:Ξガンダム
72位:三途春千夜
71位:ハサウェイ・ノア
70位:男の人っていつもそうですね…!
69位:トロピカル~ジュ!プリキュア
68位:キタサンブラック(ウマ娘)
67位:どけ!!!俺はお兄ちゃんだぞ!!!
66位:松野千冬
65位:カール・ハイゼンベルク
64位:ウルトラマントリガー
63位:東方虹龍洞 ~ Unconnected Marketeers.
62位:バイオハザード ヴィレッジ
61位:ホムラ(ゼノブレイド2)
60位:ドナ・ベネヴィエント
59位:ハルウララ(ウマ娘)
58位:メリュジーヌ(Fate)
57位:鈴原サクラ
56位:伏黒恵
55位:エレン・イェーガー
54位:ダイワスカーレット(ウマ娘)
53位:九十九由基
52位:シン・エヴァンゲリオン劇場版
51位:場地圭介
50位:釘崎野薔薇
49位:スペシャルウィーク(ウマ娘)
48位:呪胎九相図
47位:シンボリルドルフ(ウマ娘)
46位:式波・アスカ・ラングレー
45位:天官賜福
44位:サイレンススズカ(ウマ娘)
43位:120億円事件
42位:ギギ・アンダルシア
41位:虎杖悠仁
40位:バーヴァン・シー(Fate)
39位:狗巻棘
38位:佐野万次郎
37位:マザー・ミランダ
36位:機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
35位:駿川たづな
34位:オグリキャップ(ウマ娘)
33位:メジロマックイーン(ウマ娘)
32位:禪院真希
31位:ツインターボ(ウマ娘)
30位:ワールドトリガー
29位:ケルヌンノス(Fate)
28位:アグネスタキオン(ウマ娘)
27位:加茂憲倫
26位:伏黒甚爾
25位:うまぴょい伝説
24位:モルガン(Fate)
23位:オベロン(Fate)
22位:禪院直哉
21位:イーサン・ウィンターズ
20位:やばいクレーマーのSUSURU TV
19位:機界戦隊ゼンカイジャー
18位:PUI PUI モルカー
17位:ヤマト(ONE PIECE)
16位:オベロン・ヴォーティガーン
15位:ふにんがす
14位:夏油傑
13位:トウカイテイオー(ウマ娘)
12位:真希波・マリ・イラストリアス
11位:妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ
10位:脹相(呪術廻戦)(チョウソウ)
9位:ライスシャワー(ウマ娘)
8位:オルチーナ・ドミトレスク
7位:乙骨憂太(オッコツユウタ)
6位:五条悟(ゴジョウサトル)
5位:ゴールドシップ
4位:東京卍リベンジャーズ
3位:呪術廻戦
2位:ゴールドシップ(ウマ娘)
1位:ウマ娘 プリティーダービー

1位:ウマ娘 プリティーダービー(ウマムスメプリティーダービー)

 “ネット流行語100”の年間大賞を受賞した『ウマ娘 プリティーダービー』は、Cygamesによる実在の名馬の名前を受け継いだ“ウマ娘”たちを描くクロスメディアコンテンツ。2021年にはアニメ第2期が放映されたほか、アプリゲームがサービス開始。特に後者は約3年の歳月を経て配信される形となったため、ファン以外も注目することとなりました。

 また、作品の細部に実在の名馬やレースを彷彿とさせる部分があり、競馬ファンが興味を持つだけでなく、『ウマ娘』から競馬に興味を持つユーザーも現れるようになるなど、アニメやゲーム以外の分野でも話題になりました。

 ランキング入りした『ウマ娘』の関連ワード数はネットミームを含めればなんと20個! 全体の2割を占めるという結果から、2021年を代表するコンテンツといってよいでしょう。

2位:ゴールドシップ(ウマ娘)

 『ウマ娘 プリティーダービー』に登場する、競走馬“ゴールドシップ”をモチーフとしたウマ娘。抜群のプロポーションを持つクールビューティですが、その実態は理性よりもおもしろさ優先の自由人で、コンテンツきっての破天荒ウマ娘です。

 特定の媒体で主役となっているわけではない彼女ですが、非常にメディア露出の機会が多いうえに、破天荒な行動でいつも強烈なインパクトを残していくため、納得の順位かもしれません。

 また、元となった競走馬“ゴールドシップ”も破天荒かつ人気が高かったたり、VTuberデビューしている上になかなかの古参と(2018年)、話題に事欠かないキャラクターである点も流行の一因かもしれません。

3位&pixiv賞:呪術廻戦(ジュジュツカイセン)

 『呪術廻戦』は芥見下々さんが週刊少年ジャンプで連載している漫画作品。主人公の高校生・虎杖悠仁が、ひょんなことから呪いを廻る戦いの世界へと巻き込まれていく姿を描いたダークファンタジーです。 過酷な戦闘が繰り広げられ、平然と人が死ぬハードな作品ですが、タフな登場人物や間に挟まれる小気味よいセリフは次の展開を心待ちにさせる魅力を持っています。

 2020年10月~2021年3月にアニメはMBS/TBS深夜アニメ枠歴代1位の視聴率を獲得したり、“登場人物の五条悟の戦闘シーンがカッコよすぎる”とSNSで話題になったりと、大きなムーブメントを巻き起こしました。

 なお、週刊少年ジャンプで連載されている漫画作品ということもあって、アニメに登場していないキャラクターがランクインしている点も印象的です。

4位:東京卍リベンジャーズ(トウキョウリベンジャーズ)

 『東京卍リベンジャーズ(東リベ)』は和久井健さんによる漫画作品で、4月にアニメ化、7月には実写映画化、8月には舞台化と非常に幅広いメディアミックスが行われました。特にアニメ化による人気の爆発がすさまじく、12月17日発売の25巻をもって総部数が4,363万部を突破しました。

 いわゆる“ヤンキー(不良)”を主題にしながらも、主人公はケンカが強くなかったり、“タイムリープ”によるクライムサスペンス要素が加わっっていたりと一風変わった作品となっているところが見どころ。

 また、登場人物の人気も高く、“佐野万次郎(マイキー)”、“場地圭介”、“松野千冬”などがランキングに入っています。このキャラクター人気も順位を底上げした一因と言えるでしょう。

5位:ゴールドシップ

 2011年~2015年の期間に活躍した日本の元競走馬で、2012年にはJRA賞最優秀3歳牡馬を獲得しました。本記事を見る人にとっては、“ゴールドシップ(ウマ娘)の元ネタ”と認識する人が多いかもしれません。

 しかし、実在のゴールドシップはウマ娘に負けず人気が高く、そして破天荒な馬だったとのこと。43位にランクインした“120億円事件”彼を語るエピソードのひとつです。

 実在する存在を擬人化したコンテンツが登場すると、擬人化したほうの画像ばかりがヒットするという現象が多いですが、ゴールドシップの場合はそれがないという点も確かな人気の証左と言えるでしょう。

6位:五条悟(ゴジョウサトル)

 3位とpixiv賞を獲得した『呪術廻戦』の登場人物。主人公・虎杖悠仁が通う呪術高専一年の担任にして、日本に4人しか存在しない特級呪術師のひとりです。

 公式で“美形”と設定されているキャラクターであり、その美しさは『呪術廻戦』の項で紹介した通り“五条悟の戦闘シーンがカッコよすぎる”と話題になるレベル。

 また、公式サイトで“最強呪術師”と評されるほどの強さを持ちつつも、周囲を振り回す軽薄かつマイペースな性格と、容姿以外にも目が離せなくなるような魅力がたっぷり。五条悟に関連する投稿がpixivで増加したとも言われていることから、『呪術廻戦』の順位向上に大きく貢献したキャラといってよいかもしれません。

7位:乙骨憂太(オッコツユウタ)

 乙骨憂太は五条悟と同じく『呪術廻戦』の登場人物で、前日譚である『呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校』、『劇場版 呪術廻戦 0』の主人公でもあります。

 『呪術廻戦』においてはいわゆる前作主人公にあたる人物で、アニメ『呪術廻戦』の放映中である2021年2月ごろに漫画のほうで本格的に登場しました。アニメにおける発表は、3月に『呪術廻戦 0』の公開決定、6月には設定画、7月には担当声優と絶え間なく新情報が公開されており、そういった面も注目されることにつながったのかもしれません。

 また、担当声優が緒方恵美さんに決定したことも話題になりました。漫画作品のファンには、作品のアニメ化に際してキャラクターの担当声優を予想する人も多く、そちらも反響につながったのではないでしょうか。

8位:オルチーナ・ドミトレスク

 『バイオハザードヴィレッジ』の登場する敵キャラクターで、290cmほどもある超長身が特徴の女性。トレーラーや体験版などゲーム発売から露出が多く、妖艶なスタイルだったこともあり、国内外を問わず大きな人気を集めました。

 服装が帽子とワンピースのようなドレスで、貴婦人のような佇まいであったことからモデル担当のひとりである俳優のヘレナ・マンコフスカさんやモデルの叶美香さんがコスプレを披露するエピソードもありました。

 ドミトレスクの人気の高さは制作サイドも認知しているようで、クリエイターコメントが公開されており、まさしく『バイオハザードヴィレッジ』の顔役と言っていい立場を獲得しています。

9位:ライスシャワー(ウマ娘)

 『ウマ娘 プリティーダービー』に登場する、競走馬“ライスシャワー”をモチーフとしたウマ娘。臆病で弱気ですが優しい性格をしており、目標に向かって努力を重ねることもできる健気さも持ち合わせています。

 2021年に放映されたアニメのあるエピソードでは主役格の活躍を見せ、ユーザーの間で話題に。さらに、その活躍とほぼ同時期にゲームが配信されたことで、プレゼントのキャラクター引換券をライスシャワーに使うユーザーが続出し、さらに強い印象を残しました。

 その他にも、ネットミームという形で後述する『呪術廻戦』の登場キャラクター“脹相”と思わぬコラボをすることに。ゴールドシップとは違う形で話題に事欠かないウマ娘でした。

10位:脹相(呪術廻戦)(チョウソウ)

 『呪術廻戦』の登場キャラクターで、特級呪物“呪胎九相図”の1番が受肉し生まれた姿。アニメにおける登場シーンは非常に少ないため、原作漫画を読んでいない人は“誰だっけ?”と思う人が多いかもしれません。

 キーキャラクターであるとはいえ、アニメに登場しておらず、ビジュアルで話題になったわけでもない彼がトップ10にいる一因は、彼のセリフであり67位にランクインした“どけ!!!俺はお兄ちゃんだぞ!!!”でしょう。

 単独でもかなりインパクトがあるセリフですが、ちょうど『ウマ娘』にプレイヤーのことを“お兄ちゃん”、“お兄様”と呼ぶキャラクターがいたことから一躍話題になりました。人によっては“脹相”の検索予測に『ウマ娘』のワードが表示されることもあったそうです。

ニコニコ賞:周央サンゴ

 周央サンゴは2020年8月にデビューしたにじさんじ所属のバーチャルライバーで、5人組ユニット“世怜音女学院”のメンバーです。

 趣味のひとつにニコニコ動画を挙げ、配信中にニコニコで流行ったネタが飛び出すことも。2021年6月26日~7月2日の期間にニコニコで最も多く検索された“ニコニコ検索トレンドワード”では男性10位にランクインしていることから、ニコニコのユーザーにも愛されているようです。

 契機は2021年6月ごろで、ファンによる切り抜き動画がニコニコでたびたび注目を浴び、“空前の周央サンゴブーム”というタグが作られるように。そのままブームは加速し、なんと2021年8月20日にはニコニコ動画のランキングのエンターテイメントカテゴリにおいて“周央サンゴ”がジャンルとして設けられる事態になりました。ファンからは“ジャンルになった女”との異名をつけられたとか。

 なお、本人も2021年10月23日にニコニコ動画への初投稿となる“周央サンゴの暴走”投稿したり、同動画についたコメントを“ニコる”配信をYouTubeで行ったりと、ニコニコライフを楽しんでいるようです。

※画像は公式サイトをキャプチャーしたもの。
(C) DWANGO Co., Ltd.

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