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『銀魂 THE FINAL』ついに“掟破り”の入場者プレゼント画像解禁!空知英秋「“記録”より“記憶”に残る作品を目指します!」

2020.12.19 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

 12月19日(土)に開催された「ジャンプフェスタ」にて、特別番組「銀魂タイムズ」が配信。坂田銀時役の杉田智和、志村新八役の阪口大助、神楽役の釘宮理恵の万事屋キャストが登場し、今回の新作映画をはじめさまざまな「銀魂」情報やエピソードトークを披露した。

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 本作は、シリーズ累計発行部数5500万部を超える「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)の超人気コミック『銀魂』(原作:空知英秋)が原作。抱腹絶倒のギャグと壮絶アクション、そして厚い人情をも詰め込んだ、この天下無敵の痛快エンターテイメント作品は世界中のファンに愛され続けており、完全新作アニメとして映画版の製作が決定されていた。そして15年間続いてきた大人気シリーズ、アニメ「銀魂」が“今度こそ本当に”(!?)終わることが発表されている。

 連日の情報解禁でTwitterトレンド入りを連発するなど、話題沸騰中の映画『銀魂 THE FINAL』。1月9日(土)には、映画館でキャスト登壇の舞台挨拶、そして全国の劇場でのライブビューイングも決定している。

 映画公開を前にあらためて注目が集まる「銀魂」の情報を届ける「銀魂タイムズ」では、阪口がキャスター、杉田と釘宮が有識者という設定で、3人とも珍しく(?)スーツ姿で登場。神妙な面持ちでスタートしたかと思いきや、早くも阪口が「スーツ…無理だ!」とギブアップ。昨年の「ジャンプフェスタ」を振り返り、ステージに登壇できずニコ生配信のみの登場だった件について“愚痴る”など、一気にいつもの銀魂らしい雰囲気に。『銀魂 THE FINAL』についても、釘宮が「みんな最後だから本気でやるって言ってました!」とコメントし杉田が「今まで本気ではなかった…?」とツッコむなど、マイペースな作品紹介が続いた。

 「本当に出来上がるのか!?」という世間の“心配”を乗り越えついに完成した『銀魂 THE FINAL』では、笑いのみならずド迫力のアクションや重厚なドラマ、繊細な人物描写も大きな見どころに。脚本を読んだ阪口が、思わず演じる杉田のことを「大変だな」と語るほど、さまざまな試練に立ち向かう銀さんの姿が描かれるが、主演の杉田は「いろんなことに決着をつけないといけないから負担は増えるけど、逆に光栄な話で、ちゃんと決着をつけてくれるんだということのほうが嬉しかった」と喜びを語った。一方、これまでのテレビアニメシリーズについての話題になると、笑いの絶えないアフレコ現場の思い出が続々。特にオンエアされないテスト段階では、本番でできないような演技もたびたび披露されることから、桂小太郎役の石田彰、マダオこと長谷川泰三役の立木文彦の演技が印象的だったそう。杉田と阪口は「桂とかマダオとか本当に困る!」と笑いを我慢するのが大変だったことを明かし、釘宮は「私はしょっちゅう笑ってるからうれしかった!」と笑顔を見せた。

 これまで自身が演じてきたキャラクターについての話題では、杉田は「銀時は過去や自分自身を隠しながら生きている人なので、それに対して心を開ける万事屋、仲間を得て、彼は幸せ者だなと思いました」としみじみ。阪口は、実は一番成長しているのは銀さんだと言い、「逆に新八は全然変わってないからね、最初からある程度完成されてた気がする。それほど15年前と印象は変わってないし、新八はずっと新八なんだろうなあという気がします」と分析。釘宮は、物語の中で家族と向き合うようになる神楽の姿を挙げながら、「父や兄とも心が通じ合って、家族の問題がどんどん解決していって、万事屋だけで固まっていたところに家族の豊かさも加わって、人間としてすごく成長できたかなと思います」と自ら演じたキャラクターを語った。
 
 原作者の空知英秋の話題になると、杉田は「シャイで面倒見のいい、銀時みたいな人。だけどあらゆる銀魂のキャラクターの要素も入っている」とコメント。また、ジャンプフェスタ恒例となった空知英秋の手紙について、手紙の文面で空知のバイオリズムの状態がわかるほど、とコメントし杉田と特別な信頼関係にあることがうかがえた。続いて釘宮が空知に「一言あるとすれば…好きです!という気持ち」とコメントすると、すかさず阪口が「あのゴリラ調子乗るぞ!」と突っ込み、釘宮が「いやあ、あのゴリラは調子に乗っていいゴリラでしょ!」と即答する場面も。

 すると、会場に“ゴリラ”こと空知英秋の着ぐるみが登場。空知英秋が万事屋キャスト3人に向けた手紙を手渡し、釘宮が代読した。ついに1月8日(金)より公開を迎える『銀魂 THE FINAL』への意気込み…かと思いきや、「どこもかしこも『鬼滅』ブーム」「俺が見逃してやってるだけでその気になれば、秒で終わらせられるからね!」「『鬼滅』のアフレコ現場に杉田をスパイとして送り込んでいた」など、パワーワード全開のメッセージが到着。万事屋キャストがすかさずツッコミを入れる中、手紙では最終的に「『記録』より『記憶』に残る作品を目指します!」と宣言が行われ、「僕の方も『アニメ銀魂』に最後にしてやれる事はないかと特典ポストカードを書き下ろしさせてもらいました!描いているうちに、色んな想いが溢れてきて10枚にもなっちゃったけど、、、是非、僕が描いたキャラクター達の最後の姿、見てほしいな」と、空知英秋自ら入場者プレゼントについての紹介が。

 そして、「連載終えてブランクがあるから、多少画風が変わってても野暮なツッコミはなしだゾ」というコメントと共に、先日の情報解禁でも世間を賑わせた“掟破り”の入場者プレゼント、空知英秋描き下ろし<炭治郎&柱イラストカード>の一部ビジュアルが初解禁となった。

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 この度公開となったのは、空知英秋が描き下ろした竈門炭治郎、煉獄杏寿郎、胡蝶しのぶのイラストカード。こちらは『銀魂 THE FINAL』第一週目の入場者プレゼントとなっており、今回解禁された3種類のほか、全10種類の描き下ろし<炭治郎&柱イラストカード>がランダムで配布される。入場者プレゼントについて、空知英秋は「俺は俺の責務を全うする!!このオワコンアニメにどんな手を使っても客を呼ぶ!!劇場で“柱”達とその他で待ってるぜ!」と気合十分にコメント。未解禁のイラストカードについても、さらなる話題を呼ぶこと間違いなしだ。

 番組の最後には、万事屋キャストからそれぞれ映画を楽しみに待つファンへメッセージが。釘宮は、映画公開に合わせてさまざまなキャンペーンが展開されることに触れながら、「アニメを一話から最終話まで復習するも良し、原作を一巻から全部読むも良し、ファイナルにふさわしい活動をみなさんにも今からしていただいて、みんなで盛り上がれたら最高だなと思いますので、ぜひぜひみなさんも活動頑張ってください!私たちも頑張りたいと思います!」と呼びかけた。

 阪口は、「本当にファイナルなのかなって言うぐらい、まだ終わった感じもしないです。僕の中でふつふつと“銀魂”的なものがまだ煮えたぎっているような、いないような。最後まで駆け抜けて行きたいと思いますので、みなさんもぜひ息切れしないように、ついてきていただけたらいいなと思っています。銀魂ラストラン、よろしくお願いします!」とコメント。

 そして杉田は、「自分の中の『好き』という感情を裏切らないでほしい。僕は『鬼滅』も『美少女戦士』も『新世紀』も全部観たいです。出演作かどうかで差なんてつけられない。『好き』でいいじゃないですか。『銀魂』、今後ともよろしくお願いいたします!」と熱い思いを語った。

作品情報

■『銀魂 THE FINAL』
公開日:2021年1月8日(金)

監督/脚本:宮脇千鶴
監修:藤田陽一
原作:空知英秋(集英社ジャンプコミックス刊)

声の出演:杉田智和、阪口大助、釘宮理恵 ほか

アニメーション制作:BN Pictures
配給:ワーナー・ブラザース映画

オフィシャルサイト:gintamamovie.jp
公式Twitter:@gintamamovie

©空知英秋/劇場版銀魂製作委員会

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