堀内犬友、犬川登志夫、犬田哲章ら”新人声優”、アフレコで緊張？『織田シナモン信長』大盛り上がりの先行上映イベントをレポート

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2019.12.28 <PASH! PLUS>

PASH! PLUS

　2020年1月より放送開始となるTVアニメ『織田シナモン信長』の先行上映イベントが、12月28日に開催。この度、堀内犬友らが歌うエンディングテーマも初楽曲解禁されるなど、大盛り上がりとなったステージのオフィシャルレポートが到着した。

　目黒川うなが原作を務める本作は、月刊コミックゼノンにて2014年より大好評連載中の人気漫画。群雄割拠の戦国時代に覇王と呼ばれた織田信長が、現代の日本に蘇ったその姿は、なんと柴犬。愛嬌満点のルックス、但し、中の人は戦国武将という大いなるギャップを抱えた多種多様な犬たちが登場する、究極のギャップに癒される異色コメディ作品だ。TVアニメで個性豊かな武将犬を演じる謎の新人声優陣（堀内犬友、犬川登志夫、犬田哲章、杉田直司ほか）が話題を呼んでいる。

　本編の第1話・2話上映終了後、「ドウモミナサン、コンバンハ～！」と第2話で宣教師役として出演した高橋伸也が、MCとして宣教師の衣装を来て登場。そして、堀内犬友（織田シナモン信長役）、犬川登志夫（伊達ブー政宗役）、犬田哲章（武田ラッキー信玄役）、熊田茜音（尾田市子役）、七海ひろき（三津秀人役）が大きな拍手で迎えられ、冒頭の挨拶で堀内は「大型新人声優として大役を務めさせていただきましたが、宣教師には負けません！」と、MCの高橋にライバル心を燃やし、会場を沸かせた。

　第1話と2話の感想を聞かれると、堀内は「実は、初回のアフレコは緊張しました。皆さんの圧がすごかったので、気合を入れて声を張って演技をしましたが、逆に皆さんは引きの演技をしてくれたので“やるな！おぬし！”と思いました。武将と犬を演じるときのメリハリが流石で、完成を見て感動しました」と本作に自信を見せる。

　犬川も、「とにかく緊張しました。皆さん演技講師をされている方ばかりですし、皆さんのバランスにどうしたら合うかをとても考えました。（本編を観て）絶対ヒットすると思いませんか？」と作品の完成に自信をのぞかせる一方、「今日来た方は、この作品の犬伝（宣伝）に努めて頂けますよう、心からお願い申し上げます」と、観客にメッセージ。熊田は、「同じアフレコブースに入ることに緊張しすぎて、自分だけしゅんと小さくなっていましが、でも皆さん本当に優しくて、楽しい雰囲気を作ってくださったので、とても楽しく演じさせていただくことが出来ました」と嬉しそうに話した。

　今回の配役について尋ねられると、犬川は「伊達政宗は元々好きなのですが、収録前からフレンチブルドッグのグッズを集めて始めて、今はたくさんグッズがあります。僕はブーちゃんの役で本当に良かったです」と話し、犬川のフレンチブルドッグ大好きエピソードが明らかに。犬田は「ラッキーは可愛いのに、パンティ占いが大好きで、本性が3話以降も出てきますので、それもまたみどころです」と今後の展開に期待感を高めた。

　また、アフレコ現場で印象に残ったことを聞かれた熊田は、「シナモンの足をクンクンする演技が全然出来なくて、犬友さんが実際に演じてみせてくださったんです。そのように演じたら出来るようになって、その場でアドバイスをくださる先輩方に囲まれていて幸せだなと思いました」と心温まるエピソードに、犬川がすかさず「恐るべき新人ですね！」とツッコミを入れ会場の笑いを誘う。続く七海は、「本当に温かい現場で、ご飯を食べているときに犬友さんがゴルフボールのお菓子の話をしていた翌週には、そのお菓子がスタッフさんから差し入れがあって。何気ない会話だったのですが、そういった思いやりで素敵な環境を作ってくださっているスタッフさんに有り難いなと思いました」としみじみと語った。

　その後、堀内、犬川、犬田が歌うエンディングテーマ「犬性は一度きり」の話題に。歌について聞かれた犬田は、開口一番「いやーこれまたひどくてね！」と切り出す。「なんてキーの高い歌だ！俺のキーじゃないと思いまして、現場で処理してくれると思ったら、ずっと高いままなの」とクレームを言うと、犬川から「最初に聞かれたでしょ!?」と押し問答が。堀内が収めるように「ラップが難しかったよね。作詞作曲がSEAMOさんで、自由気ままに行ってください！ノリで行ってください！と言ってくださったこともあり、何度か歌ってるうちに楽しくなってきて、最終的にはノリノリな感じに仕上がったと思います」とアピールした。

　そんな3人の話を受け、MCの高橋が「その曲聴いてみたいと思いませんかー!?」と客席に向かって聞くと大きな拍手が送られ、なんと本イベントにて「犬生は一度きり」が初解禁。観客が楽曲に聴き入る中、高橋が「本日はここまでー！」と楽曲の半ばで、強引にストップをかけると、もっと聴きたいキャスト一同、そして客席からもブーイングが発生。犬田からは「ここから俺の出番なのになんで止めるんだよ（笑）！」という抗議に、会場は笑いが飛び交った。さらに、CD化も発表され、合いの手にはジュリアン（杉田直司）、ギルバート（櫻犬孝宏）、チャーリー（犬上和彦）、マルタロウ（鈴村犬一）が参加していることも発表された。

　最後挨拶で七海は、「毎週絶対に笑える、そして温かい気持ちで床につける作品になっておりますので、皆さんぜひ周りの方に勧めていただけると嬉しいです」と。犬田は、「堀内犬友の代表作になると信じていますし、そう感じています」と期待を述べた。

　また、堀内は「高橋監督含め、チーム一丸となって作っていきましょうという温度感がすごく伝わってくる作品です。感謝と優しさに包まれているので、やるだけのことはやりました」と胸を張り、「私たち、みんなで“ワン”チームです！」と心強い一言でイベントは幕を締めくくった。