テーマは「旅」。羽多野 渉ライブツアー東京公演レポート!

2017.03.27 <PASH! PLUS>

7thシングル制作も決定!

 アーティスト活動5周年を記念して5大プロジェクトが進行中の声優・羽多野 渉さん。2月26日の千葉を皮切りに、愛知、大阪と各地を旅してきた、ミニアルバム『キャラバンはフィリアを奏でる』を引っ提げてのツアー「Wataru Hatano Live Tour 2017“LIVE CARAVAN”」が、ついに東京でファイナルを迎えました。「旅」をテーマに、アニメ『ユーリ!!! on ICE』のED『You Only Live Once』をはじめ全17曲を披露。昼夜合わせて約2,800人を動員した、3月26日・EX THEATER ROPPONGIでのライブレポート(昼の部)をお届けします。

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 照明が暗くなると、旅のはじまりをイメージさせる飛行機の音が会場に響きます。舞台セットのモチーフは、旅のトランク。ステージ後方にトランクを模した大きな白いボードが設置され、トランクとステージ全体に映し出される映像によって、曲ごとに「青い海」や「赤い荒野」、「深い森」へと旅する世界が変化していく演出です。幕開けとなる『You Only Live Once』の前奏に合わせていくつものキーワードとライブロゴが映し出されると、羽多野さんがステージに登場! モノトーンのスタイリッシュな衣装で歌い上げます。オープニングの勢いに乗って、『君がいるセカイ、君のいない世界。』、『流星飛行』、『Hikari』と立て続けに3曲を披露。曲の合間には、「お待たせ東京!」、「柏、名古屋、そして大阪、ようやく東京まで来ました。皆さんの応援のおかげです。最高の5周年、ありがとうございます!」と客席へ呼び掛け、オーディエンスも「WATARUブレード」などのサイリウムを振って力いっぱい応えます。

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 軽快でおちゃめなトークも持ち味の羽多野さんですが、ライブ前半はあえてMCを挟まず、『キャラバンはフィリアを奏でる』の世界観を大切にしたライブ進行。アジアを思わせる衣装にチェンジして、切ないバラード『流転流浪』と、テンポの速い和ロック『明日の篝火』を力強く届けます。ここで、劇場版公開も決定している『Dance with Devils』のテーマ曲で、疾走感のあるロックチューン『覚醒のAir』と弦の音色が印象的な『運命のCoda』をメドレー。『覚醒のAir』ではセクシーなリップ音に歓声が上がります。続く『リトル・レジスタンス』への導入では雨の映像とSE、ダンサー2人によるストーリー性のある踊りで表現したり、『流転流浪』や『リトル・レジスタンス』の前に朗読が挿入されたりと、趣向を凝らした演出が随所に。と同時に、これだけ振れ幅の大きい楽曲を次々と歌いこなす羽多野さんの声の表現力、声に物語を内包する力を改めて実感するライブ構成です。

 

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 明るい曲調の『リトル・レジスタンス』からはややラフな衣装に着替えて、お次はアップテンポな“タオル曲”『Rolling life』。オーディエンスと一体になってタオルを振ったり、客席へカラーボールを発射したりとさらに会場の温度が上がったところで、1回目のMCへ。当日はあいにくの空模様でしたが、雨男トークで観客を笑わせ、羽多野さん恒例の「80デニールはいてきた人?」「は〜い」というやりとりも。ここからは、羽多野さんらしい「喋りながら歌いながら」の進行へとシフトしていきます。続いて、過去のシングルやアルバムから、初めて作詞に挑戦した『あなたへ』。声優として演じる喜びを表現した羽多野さんらしいコミカルな楽曲『I’m a Voice Actor』では、「無限大のセカイへ♪」とオーディエンスと合唱し、その後のコーナーへ繋げます。今回のツアーでは会場ごとに異なるキャラクターソングを歌うコーナーが設けられ、東京(昼の部)ではアニメ『FAIRY TAIL』より、ガジルの『俺のIRONブルース』を披露。さらにここで、4名のCARAVANダンサーズの紹介&みんなで踊れる“ダンス曲”が続きます。羽多野さんとダンサーから振付のレクチャーがあり、『Never be too late』のサビをみんなで踊って、会場中が笑顔と熱気に包まれました。

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 そしていよいよ本編最後の曲へ。MCでは、この歌が羽多野さんにとっていかに大切な曲か、その想いが改めて語られ、『You Only Live Once』のミニアルバム収録バージョン『You Only Live Once -everlasting-』で締めくくり、ステージをあとにしました。

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 アンコールでツアーTシャツに着替えた羽多野さんがステージへ戻ると、ギターが登場。「キャンプファイヤーのような雰囲気で」と、アコースティックバージョンにアレンジした『Hikari Unplugged』の弾き語りに挑戦。弾き語り用のセッティングを待つ間には、羽多野さんがステージの縁に座ったり、愛猫むぎちゃんの名前が出たり、素直に準備を待つ客席に「いい子だね」と囁いたりと、楽しいひと幕も。そのたびに歓声が上がっていました。続いては、羽多野さんのライブ恒例となったトークコーナーを挟んで、重大発表が! ファン待望の7thシングル制作決定が発表されると、ひときわ大きな拍手と歓声が沸き起こりました。アンコール2曲目はダンサブルなクラブサウンド『Sing and Dance!』。そしてラストは、こちらもライブ恒例となった、1stシングル『はじまりの日に』を観客と合唱。歌う前には5周年プロジェクトを振り返り「毎日が充実していた」と語った羽多野さん。支えてくれるスタッフ、一緒に歩んでくれるファンへの深い感謝を伝え、「5周年ということで、ここでひと区切り。そしてこれが自分にとっての“はじまりの日に”なるように、記念日になるように、心を込めて歌いますので、みなさんも一緒に歌っていただければと思います。本当に今日はありがとうございます」と今後への決意も滲ませ、万感の思いが込もったラストソングとなりました。

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Text=千葉玲子

●INFO
羽多野 渉初のミュージッククリップ集「Wataru Hatano Music Clips 2011-2016」3月31日発売!
羽多野 渉7thシングル発売決定!
羽多野 渉公式サイトhttp://hatanowataru.dive2ent.com/

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