TVアニメ『バッテリー』本日7月14日（木）、フジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送開始！

　あさのあつこ原作のTVアニメ『バッテリー』がいよいよ本日2016年7月14日（木）より、フジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送開始する。

　第1話放送を前に、主役の原田 巧を演じる内山昂輝と、巧とバッテリーを組むもう1人の主人公の永倉 豪を演じる畠中 祐の2人が、作品の魅力を語ってくれた。

―─作品を読んだ感想は？

内山昂輝：家にハードカバーの原作があり、子供のころに読んだ覚えがあるのですが、アニメへの出演が決まり改めて読み返してみると、こんな物語だったんだ！　と新鮮に感じました。
　野球小説というイメージがあったのですが、思春期の少年たちが持つナイーブな心情が細かく描かれていて、驚くとともに興味深く感じられました。

畠中 祐：僕は、『バッテリー』という作品にふれるのは、今回が初めてでした。作品を読む前は野球小説というイメージを持っていたのですが、実際に読んでみると野球の試合よりもこのころの青年が持つ身体感覚や、強い衝動にかられる様子、体に収まりきらない感覚が細かく描写されていると感じました。
　描写が素晴らしかったので、どうやって自分の中に落とし込んでいくか、読みながら悩みました。

―─演じるキャラクターはどんな人物でしょうか？
内山：巧は、天才野球少年で人をひきつける魅力を持っている孤高の存在です。プライドの高い性格で、監督や先輩が求める暗黙の了解のような、無意味な決まりことには疑問を感じて反抗する人です。そういう気持ちには共感ができて、感情移入しやすかったです。

畠中：豪は、小学校の頃から巧のことを知っていて、中学でバッテリーを組むことになり、彼の投げるボールに魅了されて、振り回されていくキャラクターです。本当は将来に向けての勉強をやらなきゃいけない時期なのですが、巧のことを知りたいという気持ちにまっすぐにぶつかってしまう少年です。
　少年野球をやっているリーダーとして余裕を持っていたいという気持ちがあり、巧と向き合うことへの緊張感やプレッシャーを感じているように思います。

―─お互いにキャラクターと似ているなと感じた点があれば教えてください。
内山：熱意を持って何かにまっすぐ進んでいく感じが畠中くんにもあるので、豪と似ているなと思いました。

畠中：内山さんは巧ですね（笑）

内山：褒められた感じがしない（笑）。監督も、最初の説明のときに「巧は性格が悪い」って言ってました。

畠中：悪いんじゃないですよ！　巧の行動原理とか目的を理解してないと、勘違いされてしまう性格なんです。

内山：取り繕わない感じ？

畠中：そう、内山さんも取り繕わないで演技をされる方だなと。そこがとても魅力的で、自分も魅了されてしまいます。そこに巧らしさを感じています。

―─役作りでこだわっている点、苦労している点をそれぞれ教えてください。
内山：奇をてらわずに自然に喋ってくださいと監督から指示があったので、それを念頭において演じています。

畠中：方言ですね。そこをきちんと演じたうえで、豪が何を思って、どういう目的をもって行動しているのかを考えながら演じています。声も作り込みすぎずに、巧との掛け合いのなかで自然に生まれてくるものを大事にしたいなと思っています。

―─映像を観ての印象を教えてください。
内山：巧の投球フォームがとても綺麗に描かれているのが印象的でした。やはり『バッテリー』のアニメでは外せない重要なポイントだと思っていたのですが、とても滑らかな動きで描かれていました。

畠中：表情の変化が繊細に描かれています。驚くところも露骨に目を見開いたりするのではなく、細かく丁寧に表情が変わる様子を描いているのが印象的です。

―─本作の見どころや印象的なシーンを教えてください。

内山：原作を読んだことのある人が観ても、違和感のないような仕上がりになっていると思います。音楽や効果音がついて、作品が完成したときに、どんなふうになるか今は想像がつかない部分があるのですが、皆さんの期待を裏切らないような作品になっていると思います。

畠中：第1話で印象に残っているのは、初めて巧とキャッチボールをするシーンです。巧と豪がぶつかり合うのですが、演じていても観ていてもそのシーンが印象に残っています。巧がすごく腹立たしく感じましたね。
　巧の貫きっぷりは、ドラマや映画でも描かれているのですが、アニメの中の巧はよりいきいきと感じられると思いますので、そこは見どころの一つだと感じます。

―─最後にメッセージをお願いします。
内山：原作でよく描写される自然豊かな風景も綺麗だし、野球のシーンも丁寧に描かれています。みんなで頑張って作っていますので、楽しんでいたければと思います。

畠中：みんなが登場するキャラクターになりきっていると思います。『バッテリー』の持つ熱さを感じられる現場なので、全力で取り組んでいきたいと思いますので、みなさん見守っていただければと思います。

　また監督・脚本を務める望月智充とプロデューサー木村 誠からのコメントも到着したので、こちらもご紹介しよう。

◆望月智充（監督）
　望月です。
　いよいよ本日から放送が始まります。普通の少年たちが普通に部活をしているだけだけれど、続きが気になるような。そんな雰囲気の作品を目指していますので、ぜひ毎回観てもらえると嬉しいな、と思っています。

◆木村 誠（プロデューサー）
　『バッテリー』が世に出て今年でちょうど20年目を迎えます。昔、この物語を夢中になって読んでいた子供たちも、今は大人になりました。僕もそんな大人の1人です。大人になってしまった皆さんは“あの時の気持ち”を、いま青春真っ只中の子供たちは“一緒に戦ってくれる仲間”を、きっとこの物語の中で見つけることができるはずです。
　本日放送の1話は、2話へと続く原田 巧の弟である青波のエピソードがメインに描かれます。「家族」という枠組みの中で、兄に憧れる病弱な弟と向き合った巧の心の動きにご注目ください。2話の終わり、何か感じるものがあるはずです。いよいよアニメ『バッテリー』がスタートします。最後までお楽しみください。

　また本作は「キリン メッツ」とのコラボも決定。そのコラボが反映されるエンディング映像の先行カットも到着したので、こちらも紹介しよう。

　本作のエンディング曲は、anderlustが歌う『明日、春が来たら』。このエンディング映像の演出は『灰と幻想のグリムガル』や『ねらわれた学園』などでも監督をつとめる中村亮介が担当する。

　そのエンディング・テーマと「キリン メッツ」がコラボレーションすることに。スピンアウト的に展開する叙情的なある日の午後の映像の中に「キリン メッツ」が溶け込んで登場する。青春を感じるバッテリーの世界観と「キリン メッツ」の爽やかなレモンフレーバーがマッチするという構想のもとに今回のコラボが実現した。

　果たして誰がキリン メッツの飲料をどのように飲んでいるのか。心に響くエンディング・テーマの楽曲と中村亮介演出の世界観と合わせてぜひ楽しもう！

　なお本作の音楽を担当する千住 明によるオリジナルサウンドトラックの発売と、Blu-ray＆DVDシリーズの特典詳細も決定した。

　CDでは、『バッテリー』の世界観を表現した、美しい楽曲の数々をぜひ楽しもう。

　Blu-ray＆DVDシリーズは、キャラクター原案を担当した人気漫画家、志村貴子によるコミックや数々の人気アニメ作品の脚本を手掛ける待田堂子によるドラマCDなど豪華特典が満載となっている。

　ますます盛り上がりをみせるTVアニメ版『バッテリー』。放送をお楽しみに！

DATA
■バッテリー

ON AIR：
フジテレビ　2016年7月14日より毎週木曜深夜0時55分～深夜1時25分
（初回放送は特別編成により10分押しの深夜1時05分～）

岩手めんこいテレビ　2016年7月14日より毎週木曜深夜0時55分～深夜1時25分
（初回放送は特別編成により10分押しの深夜1時05分～）

仙台放送　2016年7月14日より毎週木曜深夜2時10分～深夜2時40分
秋田テレビ　2016年7月14日より毎週木曜深夜1時20分～深夜1時50分
さくらんぼテレビ　2016年7月14日より毎週木曜深夜0時55分～深夜1時25分
（初回放送は特別編成により10分押しの深夜1時05分～）

福島テレビ　2016年7月14日より毎週木曜深夜1時55分～深夜2時25分
（初回放送は特別編成により10分押しの深夜2時05分～）

新潟総合テレビ　2016年7月14日より毎週木曜深夜1時45分～深夜2時15分

長野放送　2016年7月19より毎週木曜深夜1時55分～深夜2時25分

テレビ静岡　2016年7月14日より毎週木曜深夜1時35分～深夜2時05分

東海テレビ　2016年7月14日より毎週木曜深夜2時20分～深夜2時50分
（初回放送は特別編成により5分前倒しの深夜2時15分～）

関西テレビ　2016年7月14日より毎週木曜深夜1時55分～深夜2時25分

テレビ新広島　2016年7月14日より毎週木曜深夜2時00分～深夜2時30分

テレビ愛媛　2016年7月14日より毎週木曜深夜1時00分～深夜1時30分

テレビ西日本　2016年7月14日より毎週木曜深夜1時55分～深夜2時25分

サガテレビ　2016年7月15より毎週金曜深夜0時55分～深夜1時25分
（初回放送は特別編成により5分押しの深夜1時00分～）

テレビ熊本　2016年7月14日より毎週木曜深夜1時45分～深夜2時15分
（初回放送は特別編成により10分押しの深夜1時55分～）

鹿児島テレビ　2016年7月14日より毎週木曜深夜2時05分～深夜2時35分

岡山放送　2016年7月24日より毎週日曜深夜1時35分～深夜2時05分
（初回放送は特別編成により30分押しの26：05分～）

※放送日時は予告なく変更となる場合があります。

STAFF：
　原作＝あさのあつこ『バッテリー』シリーズ（角川文庫刊）
　監督／脚本＝望月智充
　キャラクター原案＝志村貴子
　アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督＝草間英興
　音楽＝千住 明
　アニメーション制作＝ゼロジー
CAST：
　原田 巧＝内山昂輝
　永倉 豪＝畠中 祐
　原田青波＝藤巻勇威
　門脇修吾＝小野友樹
　瑞垣俊二＝木村良平
　海音寺一希＝梅原裕一郎
　沢口文人＝村瀬 歩
　東谷啓太＝石川界人
　展西詠司＝森嶋秀太
　戸村 真＝郷田ほづみ
　吉貞伸弘＝斉藤壮馬
　野々村旭良＝石井マーク
　井岡洋三＝宝亀克寿
　原田真紀子＝乃神亜衣子
　原田 広＝小田敏充
　永倉節子＝生田善子
　校長先生＝西村知道　ほか

オープニング・テーマ：『いつかの自分』（アーティスト＝anderlust）
エンディング・テーマ：『明日、春が来たら』（アーティスト＝anderlust）

HP：www.battery-anime.com/
Twitter：@battery_anime

■バッテリー ORIGINAL SOUNDTRACK
音楽：千住 明
発売日：2016年9月28日（水）
価格：3,000円＋税
収録内容：千住明によるアニメ『バッテリー』全劇伴を収録
特典：描き下ろしジャケット、千住明手書きメロ譜同梱

■Blu-ray＆DVDシリーズの特典情報

第1巻　完全生産限定版特典
イベントチケット優先販売申し込み券
音楽：千住明『バッテリー ミニサウンドトラック』CD
キャラクターデザイン：草間英興描き下ろしジャケット

第2巻 完全生産限定版特典
○キャラクター原案：志村貴子コミック『出会いの日（前編）（後編）』同梱
　※『月刊コミックビーム』7月号、8月号連載分

第3巻 完全生産限定版特典
○『バッテリー　オーディオドラマCD vol.1』
脚本：待田堂子
出演：内山昂輝（原田巧）、畠中祐（永倉豪）、藤巻勇威（原田青波）、村瀬歩（沢口文人）、石川界人（東谷啓太）
収録内容：第1話『自主トレーニング』、第2話『イチゴがり』、第3話『豪の夢』、第4話『原田の弟』

第4巻 完全生産限定版特典
○キャラクター原案：志村貴子描き下ろしコミック『池のほとり』同梱

第5巻 完全生産限定版特典
○『バッテリー　オーディオドラマCD vol.2』
脚本：待田堂子
出演：内山昂輝（原田 巧）、畠中 祐（永倉 豪）、小野友樹（門脇秀吾）、木村良平（瑞垣俊二）、梅原裕一郎（海音寺一希）　
収録内容：第1話『バーガーショップ朝10時』、第2話『梅の朝』、第3話『淡雪』

第6巻 完全生産限定版特典
○キャラクター原案：志村貴子描き下ろしコミック『ラスト・イニング』同梱

■ANIPLEX＋全巻購入特典内容
○ANIPLEX+全巻購入特典：録り下ろしボイスアラームクロック（巧＆豪）

※特典内容、仕様は予告なく変更となる場合があります。