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映画『曇天に笑う』第9弾キャスト発表! “風魔”一族三人衆に池田純矢、若葉竜也、奥野瑛太が決定

2016.09.29 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

クランクアップ直後の3人のコメントも到着

©唐々煙/マッグガーデン

 映画『曇天に笑う』の第9弾キャストが発表された。最強の忍者集団・風魔一族の三人衆を演じるのは、それぞれ、迅影(はやかげ)役を池田純矢、霧生(きりゅう)役を若葉竜也、雷牙(らいが)役を奥野瑛太だ。

 風魔一族は一族の従者としての結束力が強く、一族が復活を遂げ世の中を支配するという使命に命を捧げている。また忍として並外れた身体能力を持ち、くないを自由自在に操る。

■迅影役・池田純矢

片目を前髪で隠した忍で、風魔一族の中でも圧倒的身体能力を持つ。アクロバティックな動きを得意としているのが特徴。

――原作・脚本を読まれたときのご感想は?
 時代感のリアリティと、ファンタジックなストーリーの融合がとても心地よく、今までにない新たなタッチになるのでは、と期待が高まりました。

――クランクアップされたばかりですが、撮影中、監督の演出はいかがでしょうか?
 基本的には自由にお芝居をさせていただき、のびのびと役と向き合えました。反面、大掛かりな撮影では細かく説明を受け、本広監督の頭の中には明確なビジョンがあるのだと感じ、心より信頼し撮影に臨めました。

――手応えはいかがでしょうか?
 まだまだ想像しきれない部分がたくさんあって、完成形が掴めない壮大な作品です。僕らも皆様と同じ気持ちで今か今かと楽しみにしています。しかし確実に想像を超えてくる、といおう手応えはしっかりと感じています。

――撮影現場の雰囲気はいかがでしたでしょうか?
 今作では、曇家(くもうけ)、犲(やまいぬ)、風魔(ふうま)と対立する立場にありましたが、現場はとてもアットホームで、チーム入り乱れ、男同士でわいわいがやがやと、とてもにぎやかな現場でした。

――「迅影」という役への意気込みは? 演じて、難しかった点は?
 僕が演じさせて頂いた迅影は、原作に登場するキャラクターではなく、映画オリジナルの役だったので、クランクイン前に他のキャラクターとのバランスや立ち居振る舞いという部分で、役を形成する段階で少し苦労はありました。実際にインしてからは、あまり悩まずスムーズに演じさせていただけたと感じています。

――アクションへの気概はいかがでしょうか?
 今作で迅影は、ノースタントノーワイヤーで全アクションシーンを演じさせて頂きました。思わず吹き替え(アクションスタント)かな? CGかな? と思っていただけるようなカットもたくさんあります。そのあたりも楽しんでいただければ幸いです。

◇池田純矢 プロフィール
1992年、大阪生まれ。第19回JUNONスーパーボーイコンテストで史上最年少準グランプリを受賞。2011年『海賊戦隊ゴーカイジャー』(EX)や2014年『牙狼<GARO>~闇を照らす者』(TX)などでのアクションが高く評価される。自身が企画・構成・脚本・演出を手掛ける舞台公演『エン*ゲキ』シリーズの第2弾『スター☆ピープルズ!!」を紀伊國屋ホールで上演するなど多彩に活躍。主な出演作は、映画『DIVE!!』(08)、『メサイア「漆黒ノ章」』(13)、『新宿スワン』(15)、『ライチ☆光クラブ』(16)など。舞台では、『ベイビーさん~あるいは笑う曲馬団について~』(15)、『アヴェマリターレ!』(16)など多作品で主演を務める。その柔軟な芝居感で作品ごとに異なる面を見せ魅了する。

■霧生役・若葉竜也

長髪がトレードマークで、風魔一族の中でも特に感情が表に出ないのが特徴の不気味な忍。

――原作・脚本を読まれたときのご感想は?
 脚本に、すごくサラッと「煙と共に消える」って書いてあって、こりゃ大変だぞ…と思いました。
 それと同時に、早く「煙と共に消える」のシーンをやりたい!とワクワクしたのを覚えています。

――クランクアップされたばかりですが、撮影中、監督の演出はいかがでしょうか?
 小さい子どもが最高の遊び道具を見つけたときみたいに、ニコニコで演出していたのが印象的でした。

――手応えはいかがでしょうか?
 完成を観ないと分かりませんが、夏を『曇天に笑う』にささげました。

――撮影現場の雰囲気はいかがでしたでしょうか?
 和気藹々になりすぎず、いい緊張感もあり素敵な現場でした。

――「霧生」という役への意気込みは? 演じて、難しかった点は?
 難しい点はやはりアクションです。

――アクションへの気概はいかがでしょうか?
 どちらかというと、「動けるっぽい!!」という芝居に集中しました。忍者らしい動きをコピーした感じです。

◇若葉竜也 プロフィール
1989年、東京都生まれ。1990年、若葉劇団にて1歳3ヶ月で初舞台を踏む。1998年、持ち前の舞台度胸と演技力が評価され、NHK大河ドラマ『徳川慶喜』に出演。陰のある役からアクの強い役まで作品によって180度違った表情を見せる幅広い演技力で数多くの作品に出演。主な出演作に、映画『恋する日曜日 LOVE ON SUNDAY』(06)、『MAYU ~ココロの星~』(07)、『赤い糸』(08)、『恋極星』(09)、『雷桜』(10)、『GANTZ Ⅰ・Ⅱ』(11)、『源氏物語』(11)、『DOG×POLICE』(11)、『旅立ちの島唄~十五の春~』(13)、『明烏』(15)、『葛城事件』(16)、『Anniversaryアニバーサリー』(16)、TVドラマ『4TEEN』(04/WOWOW)、『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』(06/NTV)、『赤い糸』(08/CX)、『さばドル』(12/TX)、『吉原裏同心』(14/NHK)、『新解釈・日本史』(14/TBS)、舞台『ロミオとジュリエット』<NINAGAWA×SHAKESPEARE>(14)、『muro式.9~=』(15)などがある。

■雷牙役・奥野瑛太

周りを鼓舞するのがうまく、人々を操るのに長けている。風魔の中でも特にパワープレイが得意。

――原作・脚本を読まれたときのご感想は?
 活字を読むだけでは、映像化したときを想像できないくらい壮大なファンタジーと膨大なアクションに正直驚きました。

――クランクアップされたばかりですが、撮影中、監督の演出はいかがでしょうか?
 エンターテイメントに徹する姿勢にとても真摯な印象を受けました。どんな映像になってるかとにかく楽しみです。

――手応えはいかがでしょうか?
 まだできあがりを観てないので分かりませんが、スタッフの皆さん、役者の皆さんの絶対的熱量に溢れた現場でしたので、その熱気が画面を通して伝わっていることを願ってます。

――撮影現場の雰囲気はいかがでしたでしょうか?
 全編通して曇天のもと撮影していました。なので、「この希少なタイミングを絶対に逃すな!」という得も言えぬ緊張感が漂ってました。今思えばこの作品にとっていいように作用していると思います。

――「雷牙」という役への意気込みは? 演じて、難しかった点は?
 風魔の中忍の1人なのですが、各々動きに個々人の特徴を持たせることが難しかったと思います。同じトレーニングを積めば積むほど動きが似てしまいますから。忍びながら個性を目立たせようと意気込みました。

――アクションへの気概はいかがでしょうか?
 もちろん、各々のキャラクターが中心となるアクションもあるのですが、今回は集団でのアクションが本当に多かったです。一手が全体を崩すことにも繋がりかけないのでとても緊張感がありました。

◇奥野瑛太 プロフィール
1986年、北海道生まれ。主な出演作は、映画『SR サイタマノラッパー』(09)、『クローズEXPLODE』(14)、『TOKYO TRIBE』(14)、『ラブ&ピース』(15)、『セーラー服と機関銃 -卒業-』(16)、『あやしい彼女』(16)、『64-ロクヨン- 前編/後編』(16)、『世界から猫が消えたなら』(16)など。舞台では、赤堤ビンケ『暗闇シークエンス』(07)、赤堤ビンケ『涙が出るくらいのイメージ』(07)、『ホワイトシアター』(10)などがある。話題作へ立て続けに出演する注目の若手演技派俳優の一人として活躍。

DATA
曇天に笑う

ROADSHOW:2017年 全国公開

STAFF:
 原作=唐々煙『曇天に笑う』(マッグガーデン刊)
 監督=本広克行
 脚本=高橋悠也

CAST:
 曇 天火=福士蒼汰
 曇 空丸=中山優馬
 曇 宙太郎=若山耀人
 安倍蒼世=古川雄輝
 金城白子=桐山 漣
 鷹峯誠一郎=大東駿介
 永山 蓮=小関裕太
 武田楽鳥=市川知宏
 迅影=池田純矢
 霧生=若葉竜也
 雷牙=奥野瑛太 ほか

STORY:
物語の舞台は、明治維新後の滋賀県・大津。300年に一度蘇り、人に災いをもたらすという巨大な力を持つ大蛇(オロチ)。大蛇復活の年、その力を阻止するために立ち上がった曇神社を継ぐ曇家(くもうけ)の長男の曇 天火、次男の空丸、三男の宙太郎の曇天三兄弟(どんてんさんきょうだい)と、明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊・犲(ヤマイヌ)は、それぞれ違った方法で大蛇の力を再び封印し、日本に平和をもたらそうとしていた。しかし、その力を手に入れ明治政府を転覆させるため動き出した最強の忍者集団・風魔一族の暗躍により、曇天三兄弟の行く手は阻まれてしまう。曇天三兄弟vs犲vs風魔一族…三つ巴、空前絶後の戦いが、今始まる!

配給:松竹

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