“『アイ★チュウ ザ・ステージ』~Stairway to Étoile 2018~川井雅弘&設楽銀河インタビュー

2018.02.22 <PASH! PLUS>

役作りに関してや稽古場でのエピソードなど、盛りだくさん!

 2017年8~9月に公演された『アイ★チュウ ザ・ステージ』が、2月23日より初演より内容が一部パワーアップして公演開始。本作から愛童星夜を演じる川井雅弘さんと、初演から引き続き華房 心を演じる設楽銀河さんの対談インタビューをお届けします。

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舞台出演2回目で座長に抜擢。今の自分にできることをやるしかない

――まずは、ご出演が決まったときのお気持ちを教えてください。

川井:星夜の役はオーディションだったのですが、マネージャーさんから出演決定の電話をいただいたとき「いやいやいや…」ってにわかには信じられなくて。1回電話を切ってから、もう一度僕からかけ直しました(笑)。それくらい実感が湧かなかったんです。

 2回目の電話のあとは「あぁ、本当に決まったんだ…」と、うれしく思うと同時に「星夜になれるかな」という不安もあって。さらに作品をどんどん知っていくうちに、星夜というキャラクターの重要さを実感して責任を感じています。僕自身、舞台に出るのが2回目なんですよ。

設楽:え、そうなの!?

川井:そうだよ!(笑) それでいきなり座長をやることになって…。

設楽:それは不安だらけですよね。

川井:でしょ! 座長って何をすればいいのかも全然分からない状態で。でも、今の自分にできることをとにかくやるしかないと思っているので、稽古は常に全力で臨んでいます。

設楽:僕が2回目のときは、絶対にこんなにしっかりしていなかったと思う(笑)。

川井:年齢が全然ちがうからね(笑)。

設楽:いやいや、本当にすごいです。僕たち初演から参加しているメンバーも、去年の11月25日に行われたライブで2作目のキャストが発表されたタイミングで、初めて自分たちが出演することを知ったんです。だからそれまでは、僕らも2作目に出られるのか分からなくて。

川井:そうなんだ!?

設楽:僕はちょうど成長期だったので「出られるのかな…」と不安だったんです。でもこの作品が大好きなので、こうして出演できることになって本当にうれしいです!

――役作りに関してもおうかがいしていきます。それぞれ、演じているキャラクターをどのような人物だと捉えて役作りをされていましたか?

川井:男の娘の役って、最初聞いたときはどう思ったの?

設楽:最初は「どういう役なんだろう…?」って疑問に思って。「男の娘」という存在を知ったあとは、どう演じれば男の娘に近づけるのかな、と考えました。まわりにもそういう子はいなかったので、分からないことだらけでプレッシャーでしたね。

 でも、中身は男の子だけど女の子の格好が好きということなので、アイドルの方の動きを真似して女の子っぽい仕草を研究したり、心ちゃんの声優さんの村瀬(歩)さんの声を聴き込んで、声を近づけたりしていました。だから、初演が終わったあとの事務所のレッスンでも、しばらく内股が癖になってしまったこともありましたね(笑)。川井くんは?

川井:僕は元々星夜と似ている部分が多くて。星夜は考えるよりも行動する「当たって砕けろ」タイプなのですが、僕もどちらかというとそっちのタイプですし、歌が好きなところも、食べるのが好きなところも、そっくりなんですよ。

 僕が所属しているCandy Boyのメンバーに「今度こういうキャラを演じるんだ」と報告したら「まーくんそのまんまだね」と言われて。まわりからもそう見えるんだったら、自分から役に寄せていくのではなくて、星夜と共通している部分を強く押し出していけばいいのかな、と思いました。

設楽:僕も初めて会ったとき、「星夜だ!」って思った。

川井:ほんとに!?

設楽:初対面から星夜だったんですよ。雰囲気も似ているし、フレンドリーだしアメリカ感があって。

川井:アメリカ感は顔の話でしょ?(笑)

設楽:(笑)。見た目も中身も星夜だなぁと思いました。

川井:銀ちゃんは、心ちゃんに“寄せていく”タイプの芝居じゃないですか。僕の場合は、日常生活では抑え込んでいる部分を開放してもっと振り切ったら、星夜っぽくなれるのかなと思っています。

シャッフルユニットとしてみんなで稽古できるのが楽しい

――第2作ではシャッフルユニットという制度も導入され、おふたりはそれぞれリーダーを務められますね。

川井:銀ちゃんすごい喜んでたよね!

設楽:そうなんです! POP’N STAR(ポップンスター)からは僕ひとりの出演なので、普段の稽古は基本ひとりでやっていて寂しくて…。シャッフルユニットになって初めてダンスや歌をみんなで稽古できるのが楽しくてしょうがないんです。それに、僕のチームは「ハートチーム」といって、かわいい子が揃っているので癒やされています。

川井:髪の色がみんなピンクだもんね。

設楽:楽曲もすごくかわいいんですよ! 川井くんは「ダイヤチーム」だよね。

川井:ダイヤは、盛り上がるハイテンションな楽曲が多くて、「ザ・夏!」という感じなんです。本番でも絶対盛り上がると思うので楽しみにしていてほしいです!

――稽古の雰囲気はいかがですか?

川井:僕は今作からの参加なのですが、みんな優しくてとにかく面白いんです。

設楽:みんな個性強いですよね! 喋ってるだけでボケてきたりツッコまれたり…。本当に面白くて賑やかな稽古場です。

川井:最初は不安もあったのですが、とにかくみなさんの個性が強すぎて、稽古が始まった瞬間にそんな不安が消し飛びました(笑)。

設楽:本当にアイチュウって感じがしますよね。みんな、それぞれが演じているキャラクターに似ていて、見ているだけでも飽きないです。

――稽古中に起こった印象的なエピソードはありますか?

川井:黎朝陽役の登野城(佑真)くんが面白すぎるんですよ。キャラクター的には引っ込み思案でシャイな子なので舞台の上ではあまり動かないからこそ、稽古では動こうって言っていて…。

設楽:すっごい動いてますよね(笑)。

川井:そんなことする!?っていう動きするよね。

設楽:体はふざけてるのに目がすっごい真剣で、本気なんですよね。

川井:そのギャップがシュールすぎて…。しかも、そんな面白いことしてるのに、意外と誰も見ていないっていう…(笑)。稽古終わったあとに「あれで大丈夫ですか?」って聞いたら「本番はちゃんとやるから」って言ってました(笑)。

――稽古中に演出家の方に言われて印象に残っていることはありますか?

川井:演出の(田尾下)哲さんが「川井くんの星夜をどんどん見せていこう!」「やりたいようにやっていいよ」と言ってくださったのが印象に残っています。そもそも舞台の経験が少ない僕に手とり足とり教えてくださって、本当にありがたいですね。

設楽:田尾下さんは分からないことも聞けばすぐ教えてくださって「こんな演出家さんいるんだ!」と僕も驚きました。

川井:哲さんご自身がガンガン動きまわって芝居をつけてくださるので、やりやすいしすごく楽しいです!

自分が誰よりも頑張るので、その姿を見てもらいたい

――川井さんは、座長としてどんな座組みにしていきたいですか?

川井:糸を束ねてまとめるというよりは、サーフィンのように今できている波に乗って、その波を先行していけたらと思っています。そのためには、「お! 川井雅弘できるじゃん!」と思われないといけないので、稽古前に家で自主練して、セリフも完全に頭のなかに入れて…というふうに、できることをガンガン積極的にやっていこうと思っています。まずは、自分が誰よりも頑張る。その姿を見てついてきてもらえればと思っています。

――では、初演から出演している設楽さんから川井さんへ、メッセージをお願いできますか?

設楽:年下の僕からはちょっと言いにくい部分もありますが…(笑)。堂々としていたら、みんなついていくと思います! 

川井:頑張ります…! まだちょっと遠慮している部分もあるので…そういうのもなくしていきたいですね!

――ありがとうございました。最後に、舞台への意気込みをお願いします。

川井:どのアイチュウよりも、キラキラ輝く愛童星夜を見せていきたいなと思っています。芝居はもちろん、ダンスでも誰よりも動いて、キレッキレなパフォーマスをお見せしたいですね。

設楽:今回はシャッフルユニットという新たなユニットを結成できたので、アプリとは違うやり取りをお見せできると思います。そこにも注目してください!

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▲愛童星夜(川井雅弘)

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▲華房 心(設楽銀河)

DATA
■『アイ★チュウ ザ・ステージ』~Stairway to Étoile 2018~

公式サイト:http://i-chustage.jp/

Text=鈴木 幸(ウララコミュニケーションズ)
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