映画『曇天に笑う』第4弾キャスト発表！

　2017年公開の映画『曇天に笑う』より、主人公・曇 天火の親友である金城白子（きんじょうしらす）役が、桐山 漣になったと発表された。

　桐山 漣は『仮面ライダーW』でドラマ初出演以降、数多くのドラマや映画に出演している俳優だ。

　桐山が演じる金城白子は、大ケガを負って曇神社に行き倒れていたところを天火に助けられて以来、曇家三兄弟と一緒に生活している。やさしく面倒見がよい性格で、天火とも仲が良く、曇家三兄弟の空丸や宙太郎にとっては、もう1人の兄のような存在。実は明治新政府を潰し再び一族を繁栄させようとたくらむ風魔忍者の末裔であるが、一族からは追われた身という過去を持っている。

　今回、桐山からのコメントも到着しているのでこちらもご紹介しよう。

■桐山 漣（金城白子役）

Q.原作・脚本を読まれた時のご感想は？
　原作から読ませていただいたのですが、すぐに世界に引き込まれました。登場人物ひとりひとりの生き様があますことなく描かれていて、素敵な物語に携われることに鳥肌が立ちました。
　脚本の流れは、映画の骨組みとしてはシンプルでとてもわかりやすかったです。300年に一度、古くからの言い伝えが現実になりつつあるなかで、何が正義なのか、誰の目線でも観れる作品だなと思いました。

Q.クランクアップしたばかりですが、監督の演出はいかがでしょうか？
　役の気持ちに寄り添って演出してくださるので、お芝居していく上でとても居心地がよかったです。クランクアップしたばかりですが、もうすでに『曇天』の撮影現場が恋しくもあります。

Q.手応えはいかがでしょうか？
　まだ作品が完成していないので、なんともコメントはできませんが、集中してこの役に身を捧げることができ没頭できました。白子の心の動きの様がどう観ている人に伝わるか楽しみでなりません。

Q.撮影現場の雰囲気はいかがでしたか？
　キャスト陣の大半が男性のみにもかかわらず、男臭くなく笑いの絶えない現場でした。特に三男のキラト（宙太郎役の若山耀人）がかわいくて、だんだんと役を超えて本当の弟のようにも思える感覚にもなりました。

Q.「金城白子」という役への意気込みは？　演じていて難しかった点などは？
　あるときは曇家の母のようであり、あるときは鋭く風魔忍者らしい狂気的な面もあり、いろんな顔を持つキャラクターです。謎が多い役であると思いました。本当のところはどうなんだろう、セリフひとつひとつを紐解いてくのが難しくもあり、楽しくもありました。作品への出演が決まってから誰よりも白子のことを考えてきたので、ご期待いただければと思います。

Q.アクションへの気概はいかがでしたか？
　本作をやるにあたり食事制限やトレーニング、アクションに必要なものを準備してきました。白子のどこか狂気で芯のある強さを意識して演らせてもらいました。

●桐山 漣／金城白子（きんじょう・しらす）

　曇家の居候で長男・天火の親友。大怪我をおって曇神社に行き倒れていたところを天火に助けられた。それ以来、曇家三兄弟と生活を共にしている。次男・空丸や三男・宙太郎にとっては、もう1人の兄のような存在。実は風魔忍者の末裔であるが、一族からは追われた身であるという。

DATA
曇天に笑う

ROADSHOW：2017年　全国公開

STAFF：
　原作：唐々煙『曇天に笑う』（マッグガーデン刊）全6巻＋外伝
　監督：本広克行
　脚本：高橋悠也

CAST：
　曇 天火＝福士蒼汰
　曇 空丸＝中山優馬
　曇 宙太郎＝若山耀人
　安倍蒼世＝古川雄輝
　金城白子＝桐山 漣　ほか

配給：松竹

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