90年代のアニメは凄かった!『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』1998年1月スタート

2017.05.21 <PASH! PLUS>

うすた京介&大地丙太郎のハイテンションギャグアニメ!

連載第33回『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』

1998年1月スタート
『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』

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※Amazonより

 後に『ピューと吹く!ジャガー』などを手掛けるうすた京介が原作。週刊少年ジャンプで95年〜97年まで連載され、一世を風靡したギャグ漫画でした。このアニメは連載終了後に放送されました。

 放送枠は、当時TBS系列で毎週月〜木曜日の深夜に放送されていた『ワンダフル』というバラエティ番組の10分コーナーでした。なので、都合毎週4本放送されていたことになります。監督は大地丙太郎。当時、10分週4の本作と、30分週1作品の『こどものおもちゃ』と掛け持ちで監督を担当していたようです。うすた作品と大地監督の相性は抜群で、シュールなハイテンションギャグで深夜のバラエティー番組の1コーナーでの放送ながら、多くの支持を得ました。

 転校ばかりで友達がなかなか出来ない藤山起目粒(ふじやま おこめつぶ 声/金丸淳一)。次なる転校先となったのは、怪しさたっぷりの県立「わかめ高校」。通称「わ高」。教室に入り担任から紹介され、指定された席に進むとなぜだがクラスがどんよりとした雰囲気に。すると、なぞの歌声が。

 そこに現れたのが本作の主人公花中島マサル(声/上田祐司)。藤山は教科書に書いているヒゲの落書きをマサルに見られて、同じヒゲマニアとして、すっかり気に入られて弁当も強奪されてしまいます。そして、これまで学校に来なかった3カ月間、秘密の修行をし、「セクシーコマンドー」を発見したと告白されます。この後、喧嘩に巻き込まれたマサルは、ついにズボンのチャックを下ろし「セクシーコマンドー」を披露します……。

 主題歌は、PENICILLINの『ロマンス』。最近でも『サンデージャポン』など、バラエティ番組のBGMでよく使われるのは、本作の主題歌だったことが印象的だったからでしょうか。楽曲自体も、OPでちらっと映るPVもインパクト抜群だったこともその理由のひとつかもしれません。OPの題字は本作の大ファンだったという西村知美さんが担当しています。

 ちなみに、大地丙太郎監督ですが、98年1月〜4月まで本作が週4で連日放送。この後、98年6月〜8月まで同じ『ワンダフル』10分枠の『浦安鉄筋家族』で再び週4を担当。98年の10月〜はNHK教育(現在のEテレ)で、週4〜5回放送の『おじゃる丸』を2017年現在まで担当するなど、ここ20年近くにわたって、大地監督作品のアニメは、平日のほぼ毎日放送されてきたことになります。その間にも『フルーツバスケット』や『僕等がいた』、『神様はじめました』などの監督を務め、様々なアニメ作品で絵コンテや演出を担当。2015年には舞台『こどものおもちゃ』の脚本と演出も手掛けており、その多作ぶりは驚愕に値します。
  

1998年1月スタートのアニメにはこんな作品もありました。
『爆走兄弟レッツ&ゴー!! MAX』
『AWOL -Absent Without Leave- 』
『異次元の世界エルハザード』
『万能文化猫娘』
『星方武侠アウトロースター』
『春庭家の3人目』
『Bビーダマン爆外伝』(2月スタート)
『こっちむいて!みい子』(2月スタート)
『ふしぎ魔法ファンファンファーマシィー』(2月スタート)
『ヘリタコぷーちゃん』(2月スタート)
『銀河漂流バイファム13』(3月スタート)