90年代のアニメは凄かった!『赤ちゃんと僕』1996年7月スタート!

2017.04.09 <PASH! PLUS>

『夏目友人帳』『デュラララ!!』の大森貴弘初監督作品!

連載第27回『赤ちゃんと僕』

1996年7月スタート
『赤ちゃんと僕』

赤ちゃんと僕 DVD-BOX

※Amazonより

 4月11日に第六期が放送スタートする『夏目友人帳 陸』の総監督を務める大森貴弘の初監督作品です。

 主人公の榎木拓也(声/山口勝平)は小学校5年生。母親を亡くし、33歳の父親・春美(声/宮本充)と、2歳の保育園児・実(声/坂本千夏)と一緒に暮らしています。遊びたい盛りの拓也ですが、仕事で不在がちの父親の代わりに、保育園の送り迎えや、お散歩など、実のお世話で忙しい毎日を送っています。その様子は父親からも「本当に出来た息子」だと褒められるほど。

 そんな拓也ですが、かわいらしい実にほのぼのとさせられたり、癒やされたりする反面、忙しい毎日、ふと感じる孤独、母親がいない悩み、そこはかとない不安など、拓也の複雑な心象風景も描かれ、父と息子で赤ちゃんを育てるというほのぼのとしただけのホームコメディになっていないところが、本作が今でも名作として親しまれている理由のひとつでしょう。本作の大森監督が後に『夏目友人帳』を手掛け、ロングヒット作に育てたのもうなずけるところです。

 原作は1991年から1997年まで『花とゆめ』で連載。コミックスが18巻まで発売されました。原作者の羅川真里茂は本作で小学館漫画賞も受賞しました。

 ちなみに、1〜27話のオープニング曲は、『B.B.B.(Be Bad Boy)』。子役出身の小橋賢児が担当。この曲を作詞作曲したのが富樫明生。富樫明生とは、『Bomb A Head!』で一世を風靡したm.c.A・Tのことです。

1996年7月スタートのアニメにはこんな作品もありました。
『ガンバリスト!駿』
『はりもぐハーリー』
『家なき子レミ』(9月スタート)
『花より男子』(9月スタート)