90年代のアニメは凄かった!『機動武闘伝Gガンダム』1994年4月スタート

2017.02.05 <PASH! PLUS>

富野監督以外が初めて制作したTVシリーズのガンダム作品

連載第18回『機動武闘伝Gガンダム』

1994年4月スタート
『機動武闘伝Gガンダム』

機動武闘伝Gガンダム 石破天驚 Blu-ray Box 第壱巻
※Amazonより

 『新機動戦記ガンダムW』(1995年)、『機動新世紀ガンダムX』(1996年)と合わせて「平成ガンダム三部作」と呼ばれることになる、アナザーストーリーを描いたシリーズの第1作です。総監督は今川泰宏氏。TVシリーズとしては、富野由悠季氏以外の監督が制作した初めてのガンダム作品で、各国を代表する格闘家がガンダムを操縦して世界の覇権を格闘技大会「ガンダムファイト」で争うという、それまでの宇宙世紀作品とは繋がりのない、パラレルワールドが描かれています。、本作をきっかけに『ガンダム』で描かれる世界が大きく広がったといってもいいでしょう。
 時は未来世紀。荒廃しつつある地球から離れた人類は、宇宙にスペースコロニー国家を作り生活していました。各国は、宇宙での大規模な戦争を避けるため、地球をリングにしてそれぞれの国の代表としてガンダム同士を戦わせ、優勝した国はその後4年間の主導権を握ることができる「ガンダムファイト」という制度を発案します。そして未来世紀60年。ガンダムファイト第13回大会が開かれようとしていて……。
 主人公のドモン・カッシュは、自己再生能力を持つデビルガンダムとともに逃亡した兄・キョウジを追いながら、ネオ・ジャパン代表としてクルーのレイン・ミカムラとともに各地をさまよいながらガンダムファイトを続けていきます。「ガンダムファイト」は国の代表であるガンダム同士の戦いということもあり、数々のバトルのなかで「ガンダムファイト国際条約第●条」と条文のようなセリフが出てくるのが、格闘技といいつつ国同士の戦いだということを思い出させます。
 放送開始から22年経った2016年の9月には『機動武闘伝Gガンダム 石破天驚 Blu-ray Box 第壱巻』、11月には同『第弐巻』が発売されるなど、いまだ根強い人気を誇っています。
 ちなみに、本作の制作会社サンライズのプロデューサーとして、植田益朗氏、南雅彦氏の名前がクレジットされていますが、後に両名ともサンライズを離れ、植田氏はアニプレックスの社長に。南氏はボンズの社長になっています。本作にキャラクターデザイン協力として参加している漫画家の島本和彦氏と南氏は、大阪芸術大学の同期生で、島本氏の自伝的漫画『アオイホノオ』にも、庵野秀明氏らとともに、実名で登場しています。

1994年4月スタートのアニメにはこんな作品もありました。
『モンタナ・ジョーンズ』
『3丁目のタマ うちのタマ知りませんか?(第2期)』
『カラオケ戦士マイク次郎』
『ゴールFH』
『ジーンダイバー(実写+アニメCG)』
『プチプチ・アニメ(クレイアニメ・ストップモーション・アニメーションほか)』
『超くせになりそう』
『覇王大系リューナイト』
『レッドバロン』
『白雪姫の伝説』
『とっても!ラッキーマン』
『おまかせスクラッパーズ』
『銀河戦国群雄伝ライ』
『ヤマトタケル』

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