舞台『おそ松さん on STAGE ～SIX MEN’S FESTIVAL～』をレポート！

　舞台『おそ松さん on STAGE ～SIX MEN’S FESTIVAL～』が3月25日に神奈川県・パシフィコ横浜 国立大ホールにて開催された。

　イベントには高崎翔太さん（おそ松役）、柏木佑介さん（カラ松役）、植田圭輔さん（チョロ松役）、北村 諒さん（一松役）、小澤 廉さん（十四松役）、赤澤遼太郎さん（トド松役）、井澤勇貴さん（F6おそ松役）、和田雅成さん（F6カラ松役）、小野健斗さん（F6チョロ松役）、安里勇哉さん（F6一松役）、和合真一さん（F6十四松役）、中山優貴さん（F6トド松役）、出口亜梨沙さん（トト子役）、窪寺昭さん（イヤミ役）、 KIMERUさん（チビ太役）、原勇弥さん（ハタ坊役）らキャスト陣が集結。トークや即興コント、ライブを披露し会場を盛り上げた。

　本記事では昼・夜の2部制で行われたうちの夜の部の模様をレポ―トする。

　イベントはF6による『WAKE UP! SIX MEN’S SHOW TIME!!!!!!』から幕開け。”アレしよう”と囁きかけながら、セクシーな歌声＆ダンスを披露するF6の姿に、会場のボルテージは急上昇。大きな歓声が飛び交った。そして、ステージ上に設置された襖が開くと、6つ子たちが登場！　続いてF6、イヤミ、トト子、チビ太、ハタ坊らが登場し、全員がお馴染みの”シェー”のポーズを決めてみせた。

　キャスト陣は自己紹介をすませると、舞台上に設置された松野家のお茶の間へ。そして「みんなどこから来たの？」、「何か聞きたいことある人ー！」と客席に向けて問いかけたのは高崎さん。しばし会場との掛け合いを行い、会場内にはまるでともにお茶の間で過ごしているかのようなアットホームな空気が流れ出す。

　そんな心地よい空気が流れたところで、最初のコーナーである”トーク de SHOW TIME!!”へ。ここでは舞台『おそ松さん』の裏話や今だから話せる秘話が披露されることに。まず「トークの出だしは大事だと思うんだよね」と切り出したのは高崎さん。6つ子の長男よろしく先陣を切っていくのかと思えば、「佑介はどう？」と柏木さんにキラーパス！　これを受けた柏木さんは「そうだな……朝食、かな？」とカラ松風に返答すると、高崎さんが「俺はおにぎりだったよ」となんともゆる～いトークを展開。そんなやりとりに植田さんは「俺がツッコまなかったらどうなるんだろう……」と呟き会場の笑いを誘った。

　また、和合さんは舞台『おそ松さん』の裏話として、客席でおでんを食べるシーンで、井澤さんにちくわの中にミントを詰め込まれ「（食べたちくわが）スースーしたことがあった」と暴露。この話に「そっちのおそ松もか!?」と反応したのは柏木さん。なんでも、ステージ袖に置いてあった飲み物に“物凄く甘くなる何か”を高崎さんに入れられていた経験があったのだとか。そんな6つ子＆F6おそ松のお茶目（？）な行動の暴露に、会場からは“なんだか想像できる”とも言わんばかりの笑い声が上がっていた。

　続いて、キャスト同士の質問が書かれた質問箱が登場。ここでは”6つ子おそ松とF6おそ松でジャスティス川柳対決をしてほしい”という声に答え、”パシフィコ横浜”をお題に2人が川柳を披露。高崎さんは「横浜の　女はエロイ　本当かな？」というおそ松らしさ全開の川柳を披露したのに対し、井澤さんは「たくさんの　笑顔が見れる　幸せ場」という爽やかジャスティスの名に恥じない爽やかな川柳を披露。会場からは”ジャスティス”コールが巻き起こった。さらに流れのままに和田さんが”肉川柳”、小野さんが”ジーニアス川柳”を披露するなど、何が起こるか分からない展開に、会場だけでなくキャストもドキドキしていたのが感じられた。

　続いては”即興ミニBATTLE”のコーナー。ここではランダムに4つのチームに分かれると、ボックスから”いつ・どこで・締めのワード”という3つのキーワードを手に入れ、そのキーワードを用いて即興劇を披露することに。

　Aチームは【高崎さん、植田さん、中山さん、KIMERUさん】、Bチームは【井澤さん、安里さん、柏木さん、小澤さん】、Cチームは【赤澤さん、和田さん、小野さん、窪寺さん】、Dチームは【北村さん、和合さん、出口さん、原さん】と4チームに分かれると、手に入れたお題を用いて即興劇を展開。それぞれが手に入れたお題を前に、時に困惑の表情、時に照れ笑いを浮かべながらも、見事なコンビプレーを披露していた。

　そして本来であれば各チームの対決で終わりを迎えるところ、急遽6つ子対F6によるエキシビションマッチが行われることに。先行F6は“バレンタインデー・宇宙・お前が犯人だ！”というお題を用いて、スマートに即興劇を披露。後攻の6つ子は“今・宇宙・初耳なんだけど”というお題を手に入れると、高崎さんが即効で「初耳なんだけど！」と叫びフィニッシュ！　この対決はF6の勝利となり、負けた6つ子は罰ゲームとして猫耳をつけると“猫になりきって愛の告白”を実施。赤澤さんはキュートに、小澤さんは元気に、北村さんはちょっぴり弱腰に、植田さんは自意識ライジングに、柏木さんはキザに、高崎さんはお調子者のように……とそれぞれが演じるキャラクターを意識した愛の告白を届け、会場を笑いと胸キュンで包み込んだ。

　いよいよ最後の演目となるライブコーナーへ。ステージ上の襖が開くと、聖歌隊のような真っ白なガウンを身に着けたF6が『聖なるかな匣智理紙』を披露。客席に飛び出すと、まるで賛美歌のような荘厳な歌声を響かせながら、ティッシュを配り歩いた。続けて6つ子たちが『ALL We NEET With LOVE』、『NO Warking No Wife』を披露した。

　そしてF6が『F→U GO!』を披露したのちには、F6が初のライブツアーを行うことが告知され、会場には悲鳴のような歓声がとどろいた。そんな歓喜する会場に向けて「ブチブチに盛り上がろう！」と『Forever 6ock You』が届けられ、会場には”F6”コールが鳴り響いた。さらにF6のメンバーからは、同ツアーでは新曲が披露されるかもしれないことが明かされ、会場のテンションは最高潮へ。

　最後は全キャストがステージ上に集結し『SIX FAME FACES』を披露。オープニングと同じく、全員で”シェー”を決め盛り上がった。そしてステージ上に6つ子だけが登場すると、三つ指をついて「本日はありがとうございました！　まだまだ飽きずに末永くよろしくお願いします！」とご挨拶。笑顔のままにイベントの幕は閉じられた。

　なおイベントの最後には喜劇『おそ松さん』の上演が11月に日本青年館ホール、京都劇場で行われることも告知された。まだまだ舞台『おそ松さん』は我々に笑いと衝撃を届けてくれそうだ！

喜劇『おそ松さん』

　喜劇『おそ松さん』は11月に東京と京都にて開催される。

　チケットは公式サイトにて3月31日12：00～4月8日23：59の期間、一次抽選先行販売が実施予定だ。

【日程・劇場】
東京：日本青年館ホール 11月15日～20日（全11公演）
京都：京都劇場 11月23日～25日（全7公演）
【出演者】
おそ松＝高崎翔太
カラ松＝柏木佑介
チョロ松＝植田圭輔
一松＝北村 諒
十四松＝小澤 廉
トド松＝赤澤遼太郎
トト子＝出口亜梨沙
イヤミ＝窪寺 昭
チビ太＝KIMERU
ハタ坊＝原 勇弥
ほか
※出演者は変更になる可能性がある。
【スタッフ】
原作＝赤塚不二夫「おそ松くん」
演出＝小野真一
脚本＝伊勢直弘
音楽＝橋本由香利
主催＝喜劇「おそ松さん」製作委員会2018
【チケット】
S席＝7,800円（税込/全席指定・1階席）
A席＝5,800円（税込/全席指定・2階席）
※S席は特典付き。
※未就学児の入場は不可

F6 1st LIVEツアー“Satisfaction”

　F6の1st LIVEツアー“Satisfaction”が8月に開催される。

【日程・会場】
●8月11日：東京公演＠豊洲PIT
＜昼の部＞開場14：00/開演15：00
＜夜の部＞開場18：00/開演19：00
●8月19日：沖縄公演＠ミュージックタウン音市場
＜昼の部＞開場13：00/開演13：30
＜夜の部＞開場16：30/開演17：00
●8月25日：大阪公演＠大阪メルパルクホール
＜昼の部＞開場14：00/開演15：00
＜夜の部＞開場18：00/開演19：00
【出演者】
F6/おそ松＝井澤勇貴
F6/カラ松＝和田雅成
F6/チョロ松＝小野健斗
F6/一松＝安里勇哉
F6/十四松＝和合真一
F6/トド松＝中山優貴
ほか
※出演者は変更になる可能性がある。
【主催】
エイベックス･ピクチャーズ
【チケット】
価格：各6,800円（税込）※1人1公演2枚まで
＜東京公演＞全自由（1ドリンク代500円別途必要/整理券番号順入場）
＜沖縄公演＞全自由（1ドリンク代500円別途必要/整理券番号順入場）
＜大阪公演＞全席指定
※全会場3歳以上有料、3歳未満入場不可
※東京・沖縄公演は立ち見になる可能性がある

☆JTBオフィシャルツアー先着受付：3月31日10：00～4月8日23：59
→http://www.jtbbwt.com/section/houjinyokohama/f6/
☆公式HP一次先行抽選受付：3月31日10：00～4月8日23：59

舞台『おそ松さん』公式サイト：http://osomatsusan-stage.com/
舞台『おそ松さん』公式Twitter：@osomatsu_stage