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『Kiramune リーディングライブ カラーズ 』浪川大輔、柿原徹也らが出演したライブの模様をレポートレポ

2019.04.28 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

禁断のソフトウェアを巡る、詐欺師たちの騙し合い!

 今年で7年目を迎えた『Kiramune Presents リーディングライブ』。今回は10月28日の夜公演の様子をお届けします! 出演したのは柿原徹也さん、 田中秀幸さん、浪川大輔さん、野島健児さん、吉野裕行さん、代永 翼さん。

 物語はプログラマーの緑川(柿原徹也さん)が、親友・灰原の死の真相を知るために調査に乗り出すところから始まります。刑事の黒部(浪川大輔さん)と情報を集めるうちに、灰原の死には銀行口座から金を盗むことができるスキミングソフト「ドリームキャッチャー」が絡んでいることを知る緑川。しかし黒部に陥れられ、彼自身が逮捕されかけてしまいます。

 そんな緑川を救ったのが、詐欺集団「カラーズ」の青柳(吉野裕行さん)、赤井(野島健児さん)、黄金崎(代永 翼さん)、シラサワ(田中秀幸さん)でした。彼らの目的もドリームキャッチャーだっんたことから、緑川は最初彼らを疑っていましたが、彼らの本当の目的を知ると、カラーズの一員になる決意をします。

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 黒部の悪事を暴くことはできるのか、ドリームキャッチャーを起動させるパスワードはなんなのか、そして灰原の死の真実とは? 疑惑と陰謀が渦巻くスリルのあるストーリーとなっています!

 舞台は冒頭から、緑川が黒部やカラーズの面々に翻弄されながらも必死に真実を追う姿にグッと引き込まれます。誠実な人となりがわかる緑川はもちろん、頭はいいがどこか感情的な面がある青柳や、ドライな性格ながらも力を貸してくれる赤井、変わり者ながら常にほかの仲間を気遣う黄金崎など、それぞれに魅力と個性を持つ登場人物たちが、互いを引き立てながら物語を彩ります。浪川さん演じる黒部は、刑事でありながら人を騙し続け金を巻き上げる狡猾な面を隠し、緑川に近づき…。

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 最初の真面目で人のよさそうな演技を信じてしまった人も多かったのでは? またシラサワ役の田中さんの存在感は強烈で、重厚な声と渋みのある演技で、物語により緊張感をもたせていました。

 中盤では、ライブビューイングのカメラに向かってキャスト陣がウィンクや甘いセリフ、投げキッスを贈り、会場中から黄色い声が。さらに「シラサワです、シロクマじゃありません」というジョークで会場の笑いを誘った田中さんからも、投げキッスをいただきました!

 そのとき浪川さんは、カメラアシスタントになりきってステージ上に登場。なかなか触れてくれない他のキャストに対し、「お前らの目は節穴か!」と力強くツッコんで会場を沸かせ、朗読以外でもキャスト陣の息がピッタリなところを楽しめる場面も♪ 

 クライマックスで、黒部を欺くためカラーズがシラサワに裏切られたと思わせるシーンでは、本当に裏切られてしまったのでは? と会場はハラハラ…。黒部とともに観客も騙されたカラーズの見事な演技に驚かされました。さらに会場のお客さんが物語の一部となったり、大量の紙幣が舞ったりと、まさに会場全体を使った演出は圧巻! 最後まで会場を騙し続けたキャスト陣には大きな拍手が送られました。

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 エンディングの挨拶ではキャスト全員がステージに登壇し、それぞれの思いや感謝の言葉などを語りました。最後は「毎年、皆さんが足を運んでくださっていることがリーディングライブを続ける糧になっています。今後とも応援よろしくお願いします」と浪川さんが締めくくり、『カラーズ』は幕を下ろしました。

©Kiramune Project

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