『FlyME project』DRINK ME『The New World』の作曲を手掛けたA9・ヒロトにインタビュー!

2018.05.05 <PASH! PLUS>

 豪華男性声優とヴィジュアル系バンドがコラボしたプロジェクト『FlyME project(フライミープロジェクト)』。本プロジェクトでは、キャッチーな楽曲&ヴィジュアルの“DRINK ME(ドリンクミー)”、ダークなサウンドとヴィジュアルの“MEDICODE(メディコード)”の2バンドが、同レーベルから同時デビューし、時にすれ違い、時に音を重ね合わせる様が描かれている。

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 2017年12月6日には“FlyME project第2弾シングル”として、DRINK MEが『The New World』、MEDICODEが『GABBY』をリリース。今回、この第2弾シングルで楽曲制作を手がけたアーティストにインタビューを実施した。

 本記事ではDRINK ME『The New World』を手掛けた、A9(エーナイン)のギタリスト・ヒロトのインタビューをお届けしよう。

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【A9(エーナイン)プロフィール】

 将(Vo)、ヒロト(G)、虎(G)、沙我(B)、Nao(Dr)の5人からなる2004年結成のヴィジュアル系バンド。2009年、バンド名表記を”Alice Nine”に変更。2011年1月6日、初の日本武道館公演を行う。人気は海外にも拡大し、2014年、初のアジア・ツアー(全14公演)を敢行。同年8月23日のライヴをもって前所属事務所より独立。

 約1年の沈黙を破り2015年8月23日、豊洲PITのライヴで完全復活すると同時にSTART-UP EP『銀河ノヲト』を発売。同年9月、バンド名を”A9″に変更する。近々では2018年5月4日六本木EXシアターを皮切りに、8月25日の14th ANNIVERSARY LIVE”『ALICE IN CASTLE』-星の王子と月の城-”@新木場STUDIO COASTまでの全国ツアーがスタートし、さらに2018年4月25日に最新アルバム『PLANET NINE』の発売も決定している。

公式サイト:http://a9-project.com/
公式Twitter:@a9_official

山下さんの歌声を聴いて、「言葉を伝える表現力の高さに驚きました」

――『FlyME project』への参加が決まった時の気持ちをお聞かせください。

ヒロト:直系の先輩で良き兄貴分であるLM.CのAiji(アイジ)さんも以前参加されていて、話も聞いていました。僕も好きなとても魅力的な声優さんがキャラクターボイスを担当されていることもあり、とてもやってみたいなと思いました。

――今回『FlyME project』へ提供した楽曲と自身のバンドでの楽曲で作曲の仕方に違いはありましたか? また、作曲者としての聴きどころやこだわりを教えてください。

ヒロト:基本的にはそんなに変わらないか、むしろより“らしい”曲に仕上がったようにも思います。まず「A9のヒロトさんにお願いしたいです」とお話を頂いたので、それは“その人となりが見えるような楽曲”を求めて頂いているのかなと思い、より自分らしいエッセンスがたっぷり入った曲を目指して作りました。

 しかし、7割くらい出来た段階で、どうもこのプロジェクトに寄せすぎて「面白くないのではないか?」と思い、最初に作っていた曲を取りやめて、元々存在していた『The New World』の原型の曲に舵を切りなおし、そこからはこの曲のように突き抜けるように出来上がって行きました。

 山下大輝さんの歌がとても力強く色気もあり、かつキラキラしていて、曲をぐっと引っ張っていってくれていて、その横でDRIVEしていくギター、そして歌からバトンタッチされて弾いたギターソロも是非ご賞味頂きたく思います!

――作曲した楽曲を山下大輝さんが歌われていますが、どのような感想を持たれましたか?

ヒロト:楽曲制作が7割くらい進んだ段階で、山下大輝さんに歌を入れて頂いたのですが、その歌を聴いた瞬間に、あまりに魅力的な声と歌で、とてつもないゲット感があり、そこまで録音した楽器も、その歌に合わせて録り直したくらいに素晴らしかったです。声と演技のプロフェッショナルの方が紡ぐ言葉と、ニュアンスの繊細さ、言葉を伝える表現力の高さに驚きました!

 それに加え、山下大輝さんの歌には力強さもあるので、曲が内包していた前へ突き進むようなパワーがスパークしたように思います。「やってよかった!」と思いました。個人的にはカップリングナンバーである『EAT EAT EAT』の曲終わりの山下大輝さんの息混じりの声が超ヤバいと思いました(笑)。みなさんも是非食べられちゃってください。

――PASH!PLUSではアニメをメインに紹介しているのですが、ヒロトさんは好きなアニメや漫画はありますか? 

ヒロト:少し前の作品ですが、TVアニメ『天元突破グレンラガン』に込められた熱血でスポ根、友情にLOVE、宇宙、ロボットといった要素がドンズバに好きです。見ると気合いが入るので、ここぞというライブの前に楽屋で見ています(笑)。

 そして、山下大輝さんが出演されているTVアニメ『弱虫ペダル』もやはり同じ理由からとても好きで観ています。ほかにも『たまこマーケット』や『みなみけ』のようなほっこり、のほほんとするようなアニメも好きですね。

――アニメなどの2次元コンテンツとヴィジュアル系との関係性についてどのようなイメージ・感想を持たれていますか?

ヒロト:僕らがやっているA9というバンドも、非現実的で時に激しく、煌びやかなステージや演出も多く、“2.5次元”と表されることも多いので、とても近い部分が多く、相性も良いと思います。なので、今後どんどん魅力的なコラボレーションが生まれていったら良いなと思います。

――最後に読者へのメッセージをお願いします。

ヒロト:『FlyME project』に参加させてもらったおかげで、自分でもとても大好きな2曲が出来上がりました。僕の曲を歌って頂いた山下大輝さんとも出逢えましたし、このプロジェクトがどんどん羽ばたいていき、ゆくゆくはリアルライブなど出来たらとても素敵だなぁと密かに楽しみにしています。

 そして、A9のことを既に知っている方にはニヤリとしてもらえるでしょうし、山下大輝さんや作品のファンの方には新たな魅力を感じてもらえるのではないかと思います。ぜひ聴いて、ドキドキしてください!

――ありがとうございました!

FlyME projectとは

 声優×ヴィジュアル系バンドがコラボしたプロジェクト。キャッチーな楽曲&ヴィジュアルのDRINK ME(ドリンクミー)、ダークなサウンドとヴィジュアルのMEDICODE(メディコード)の2バンドが、同レーベルから同時デビューし、時にすれ違い、時に音を重ね合わせる様が描かれている。

【About FlyME】

 異なった見た目、楽曲のV系バンドが同じ音楽レーベルへほぼ同時期に所属。事務所側からはお互いを競わせるため、CDの同時リリースを決める。

 以前から同じバンドメンバーとして活動しており仲の良いものもいるが、一部メンバーはあるバンドの解散以来、まともに会話さえできなくなってしまった。

 些細な事ですれ違ってしまった感情、ねじ曲がってしまった関係、過ぎてゆく時間と共に闇へ葬られようとする過去、そして真実。

 抱えるものは違えど、いつか分かり合えるはず。そう信じて、それぞれの音は、今、重なり合う。

公式サイト:http://flymepro.com/
公式Twitter:@FlyMEproject
グッズ通販サイト:http://x-po.jp/

©EXIT TUNES/Xarts

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