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『映画刀剣乱舞』山姥切国広役・荒牧慶彦さんインタビュー!これまでとは違う三日月宗近との距離感も

2019.01.29 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

 現在発売中のPASH!2月号では1月18日より公開中の『映画刀剣乱舞』の特集を掲載しています。その特集内に掲載されている、山姥切国広役・荒牧慶彦さんのインタビューを一部ご紹介!

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山姥切国広役・荒牧慶彦さんインタビュー

──『刀剣乱舞』が実写映画になり、さらに出演が決まった際の率直なお気持ちを聞かせてください。

 映画化すると聞いてはいたんですが、誰が出るのか僕は全然知らなかったんです。「映画に山姥切国広が出るならあの俳優さんかな?」なんて、自分以外のキャストを予想したりしていて。なので出演が決まった際は喜びと驚きがありましたね。

 でもほかの役者さんが演じるよりも舞台版で演じ続けてきた僕らのほうが世界観も分かっていますし、作品やキャラクターへの愛も理解も絶対に深いので、映画に出ることへのプレッシャーよりは僕らに任せていただける嬉しさが大きかったです。

──『刀ステ』とは異なる、この本丸の山姥切国広像とは?

 少し達観した部分がある山姥切国広だと思っています。舞台版は原作の要素に僕と(舞台版脚本・演出の)末満(健一)さん要素も加えた山姥切国広ですが、それを本作では一旦フラットにして、より大人っぽくクールになるよう意識して演じました。

 感情的になりすぎず、自分のなかにある筋を通す、そんな刀剣男士です。でもどこまでも仲間のことを信じていて、仲間を第一に考える姿は変わらず彼らしいですね。劇中、河原でのワンシーンがあるのですが、これまで見せたことがない格好で驚いていただけるかもしれません。

──では今回の物語の中心となる三日月宗近についてはいかがでしょう?
 
 この本丸での三日月宗近は、舞台版とはまた違った背負い方をしているなと思いました。それに舞台版でも謎めいたキャラクターでしたが、より一層謎が多いなと。近侍であり主からは一番信頼されているでしょうし、ほかの刀剣男士からも信用されてはいるんですが、山姥切国広自身もそこは感じている部分だと思います。

──三日月宗近を演じる鈴木拡樹さんとは何か役や演技についてお話されましたか?
 
 特別議論はしなかったです。やっぱり拡樹くん自身今まで培ってきた三日月宗近像を持っていますから、お互い絶対的な信頼を置いてやっていました。物語後半の三日月宗近は、演技力も立ち回りもすごかったですね。長回しで撮るシーンだったので少しのミスでやり直しになってしまうけれど、拡樹くんはすんなり決めていました。

──本作での2振りの関係性はどのように感じられましたか?

 舞台版は〝山姥切国広と三日月宗近の物語〟でしたが、本作は〝三日月宗近と審神者の物語〟だと僕は思っていて。だから山姥切国広にとって、三日月宗近は同じ本丸にいる一刀剣男士、単に仲間の一振りという認識で、舞台でのような関係性は築かれていないかなと思います。

 山姥切国広自身周りに壁を作ってはいますが(笑)、そのなかでも三日月宗近だけはちょっとほかとは違う匂いがするというか。2振りの絡みで好きなのは、終盤での三日月宗近へのまんばちゃんのセリフ。個人的にお気に入りです!

──撮影の裏話もお願いします!

 衣装はすべて映画用の新しいもので質感もまったく違うのですが、特に違うのがマントで。舞台では踏んでしまわないよう原作よりも短い丈なのに対し、本作では原作に近づけようと長めになっているんです。外ロケだと風の影響も受けるので、本作のほうがより翻しにくかったですね。刀も一から作られていて。重たいので決めのシーンでは「う〜重い〜!」とプルプルしていました(笑)。

──最後にファンのみなさまへ一言!

 あらゆる意味できっと度肝を抜かれますよ!(笑) 1度観ただけでは感動しすぎて内容が入ってこないと思うので、ぜひ2度、3度と観ていただきたいです。また歴史のあり方について考えさせられる作品にもなっています。大画面でカッコいい刀剣男士が観られるのもポイントです!(笑)

(※PASH!2019年2月号より抜粋)

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PASH! 2019年 02 月号 [雑誌]

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DATA
■『映画刀剣乱舞』

公式サイト: http://touken-movie2019.jp/
ROAD SHOW:2019年1月18日(金)
配給:東宝映像事業部

©2019「映画刀剣乱舞」製作委員会 ©2015-2019 DMM GAMES/Nitroplus

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